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クエリ検索: "野原優子"
19件中 1-19の結果を表示しています
  • 今井 具子, 飯塚 佳恵, 並木 満夫, 山下 かなへ
    日本家政学会誌
    1995年 46 巻 7 号 627-633
    発行日: 1995/07/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ゴマとα-トコフェロールとの相互効果を調べるために低濃度, 通常濃度, 高濃度のα-トコフェロールを含む飼料に20%のゴマを添加して生体内トコフェロール量に及ぼすゴマの影響を検討し, 次のような結果を得た.
    (1) 飼料中のトコフェロール量に関係なく, ゴマ添加によって血漿, 赤血球, 肝臓, 腎臓中のトコフェロール量は著しく上昇した.
    (2) α-トコフェロールの摂取が少ない場合にはゴマを添加するとγ-トコフェロールが, 血漿, 赤血球, 肝臓, 腎臓中に検出され, ビタミンE状態の改善に関与すると推定された.
    (3) トコフェロールは血漿中ではVLDL, HDL 画分に多く存在し, HDL画分以外の画分ではゴマ添加群が高い値を示した.
    (4) 肝臓に取り込まれたトコフェロールはミクロソームに多く分布し, ここで代謝あるいは取り込みが行われると推定された.
  • 江崎 秀男, 野原 優子, 小野崎 博通, 大澤 俊彦
    日本食品工業学会誌
    1990年 37 巻 6 号 474-477
    発行日: 1990/06/15
    公開日: 2011/02/17
    ジャーナル フリー
    納豆の抗酸化力について検討した.脂質の過酸化度を測定した結果,納豆は発酵前の蒸大豆より安定であった.また,納豆の水溶性メタノール抽出物は蒸大豆抽出物より脂質酸化に対しより安定であることが明らかとなった.納豆,蒸大豆中の天然抗酸化物質であるトコフェロールおよび遊離イソフラボンをHPLCにて定量した.納豆と蒸大豆の間にこれらの抗酸化物質の著しい含量の差は認められなかった.発酵中に増加した納豆中の抗酸化物質の部分精製をトヨパールHW-40クロマトグラフィーにて行った所,納豆のクロマトグラムにおいて増大した3つのピークが納豆の抗酸化力の増強に関与していることが推定された.
  • 山下 かなへ, 野原 優子, 熊谷 元美, 並木 満夫
    日本家政学会誌
    1991年 42 巻 7 号 589-594
    発行日: 1991/07/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    クロロフィルの血漿脂質改善効果をコレステロール無添加, 0.2%, 0.5%添加飼料にクロロフィルを0.1%または0.2%添加して検討し, 次のような結果を得た。
    1) 飼料へのクロロフィル0.1%または0.2%添加はラットの成長にほとんど影響しなかった.
    2) 血漿脂質をイアトロスキャンを用いて, コレステロールエステル, 遊離コレステロール, トリグリセリド, リン脂質に分けて測定したところ, これら脂質はクロロフィル投与で減少した.
    3) クロロフィルの血漿コレステロール低下作用は, コレステロール無添加群で大きく認められ, 飼料コレステロール量の増加につれ効果は減少し, コレステロール0.5%群のコレステロールエステルに対しては無効であった.
    4) 肝臓総脂質および総コレステロールは, コレステロール摂取量に応じて著しく上昇した.クロロフィル投与は総脂質, 総コレステロールを減少させる傾向を示し, CHOL-0群とCHOL-0.2群にクロロフィル0.2%投与した総脂質と, CHOL-0.2群にクロロフィル0.2%投与した総コレステロールは有意の減少となった.
  • 池田 稜子, 太田 直一, 渡辺 忠雄
    日本食品科学工学会誌
    1995年 42 巻 5 号 322-327
    発行日: 1995/05/15
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    脱脂大豆,およびこれを発酵熟成させた豆味噌,テンペについてイソフラボン含有量と抗酸化性について比較検討した結果,以下の点が明らかとなった.
    1) イソフラボンに関するHPLC分析パターンより,未発酵大豆では配糖体として,また発酵大豆では大部分がアグリコンとして存在することが分かった.
    2) 豆味噌仕込み後発酵熟成中のイソフラボン含有量の変化を経日的に追跡した結果,配糖体は仕込み後10日目まで減少し続けたが,アグリコンは逆に増加し12日後に一定に達した.この量はその後4ヶ月後においても変化せず保持された.
    3) 発酵熟成過程の豆味噌中のβ-グルコシダーゼ活性を測定し比較した結果,仕込み後12日目の豆味噌が最も強い活性を示した.この時期はアグリコンのダイゼイン,ゲニステインの量が最高に達する時期と一致した.さらに発酵熟成過程の豆味噌の抗酸化性を比較検討した結果,仕込み後12日目の豆味噌より30日目の豆味噌の方が強い抗酸化性を有することが示された.
    4) リノール酸(ツイン40を含む)の酸化反応系に抗酸化剤として脱脂大豆,発酵大豆(豆味噌,テンペ)を添加した結果,カロチン退色法,TBA法いずれの方法においても抗酸化性の傾向は,豆味噌>テンペ>脱脂大豆であった.
  • 池田 稜子, 細井 陽子, 原 敏夫
    日本食生活学会誌
    2000年 11 巻 1 号 50-56
    発行日: 2000/06/30
    公開日: 2011/01/31
    ジャーナル フリー
    納豆糸引き度を低下させる要因物質を探るため, 大根を試料として検索し, 酵素的諸性質について検討した結果, 次の知見を得た.
    (1) 大西らの方法による納豆糸引き度低下活性と, より簡便な方法による納豆粘着度低下活性の間に, 正の相関関係が成立した.
    (2) 大根搾汁上清から納豆糸引き度低下要因物質を検出した.活性は加熱処理により失活した.
    (3) 糸引き度低下活性 (ΔL), 粘着度低下活性 (ΔW), 粘度低下活性 (ΔT) を測定した結果, いずれも大根の青首部分より先端部分に強い活性が認められ, その経時的な変化から納豆糸引き度低下要因物質は酵素である可能性が示唆された.
    (4) 大根搾汁上清の硫安塩析により調製した粗酵素液について, 基質γ-PGAの粘度低下活性を測定した結果, 納豆γ-PGA分解粗酵素の至適pHは5.5, 至適温度は37℃, pH安定性は, pH6.5~8.5, 温度安定性は, 35℃で約50%, 50℃ で大部分が失活した.
    (5) 市販プロテアーゼ (数種) によるγ-PGA溶液の粘度低下はほとんど認められなかった.
    本研究の概要は, 平成10年度日本食品科学工学会第45会大会において発表したことを付記します.
  • 大澤 俊彦
    Journal of Pesticide Science
    1992年 17 巻 2 号 S93-S101
    発行日: 1992/05/20
    公開日: 2010/08/05
    ジャーナル フリー
  • 山下 かなへ, 川越 由紀, 野原 優子, 並木 満夫, 大澤 俊彦, 川岸 舜朗
    日本栄養・食糧学会誌
    1990年 43 巻 6 号 445-449
    発行日: 1990/12/10
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    すりゴマ20%添加食を老化促進モデルマウス (SAM) に投与してゴマの老化抑制効果を調べる実験を行い, 次のような結果が得られた。
    1) SAM-P/1系マウスを生後6週より合成試験飼料で飼育したところゴマ添加群, 非添加群ともにほとんどのマウスが40gを超す肥満傾向を示したが飼育18週 (生後24週) から24週 (生後30週) にかけ体重は減少しはじめこの時点より老化度評点は著しく上昇したが, ゴマ食のほうが体重増加は少なく, 老化度評点も低かった。
    2) ゴマ投与群はコントロール群と比べ出産回数が多く, 皮膚の潰瘍, 眼周囲炎の出現率も少なかった。
    3) 肝臓・腎臓の過酸化脂質はゴマ投与群とコントロール群でまったく差はなかったが, 肝臓・睾丸のリポフスチン量はゴマ投与群でコントロール群より低くなる傾向が認められた。
    4) ゴマ食はコントロール食と比べα-Toc, γ-Toc量とも少ないのにゴマ群の血漿中のα-Toc, γ-Tocはコントロール群より高くなる傾向がみられた。
  • 武田 珠美, 長島 万弓, 福田 靖子
    日本調理科学会誌
    2011年 44 巻 4 号 272-276
    発行日: 2011年
    公開日: 2014/05/30
    ジャーナル フリー
    ゴマは健康機能成分としてリグナン類が特定され,多様なゴマ入り製品が開発されているが,ゴマ量の情報なく消費者は購入している。本研究では,ゴマに特異的なリグナン類を定量することにより,ゴマ入り製品中のゴマ量を算出するとともに,そのゴマ量に関する消費者の見積もりおよび購買動機を質問紙調査した。質問紙調査の結果,ゴマ製品の購買動機は味がよい,健康によいが多かった。食べる頻度が高かったドレッシングやゴマだれにおいてゴマ量の推測値は20%から50%以上が半数以上を占めた。しかしゴマドレッシングのセサミン含量は平均0.16 mg/gでゴマ量に換算すると5.2%,ゴマだれ中のセサミンでも0.79 mg/gであり,ゴマ量に換算すると26.4%であった。消費者のゴマ推測量とゴマ量は合致しにくいことが認められ,健康によいというゴマ入り製品のイメージに反しないようなルールづくりや充実した製品の開発が必要と考えられた。
  • ゴマ種子の調理性に関する研究 (第1報)
    武田 珠美, 福田 靖子
    日本家政学会誌
    1997年 48 巻 2 号 137-143
    発行日: 1997/02/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    日本独特の調理であると考えられるすりゴマの調理性を明らかにするために, 本報ではゴマ種子の炒り条件による成分変化を検討した.焙煎温度は 170℃, 200℃および230℃とし, 時間は1分から20分の各温度につき4通りとした.170℃20分, 200℃5分および230℃5分焙煎したゴマ種子の重量, 色調はほぼ同じであった.総食物繊維量は170℃15分, 200℃10分, 230℃では5分をピークに減少した.セサミンやセサモリン, アミノ酸も加熱とともに減少した.また呈味に関係する遊離アミノ酸および遊離糖も次第に減少した.官能検査から170℃15分で焙煎したゴマの味の評価が高く, 炒りゴマとして総合的に好ましいことが明らかになった.
  • 須見 洋行
    日本醸造協会誌
    1990年 85 巻 8 号 518-524
    発行日: 1990/08/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    納豆という食品は, 世界中の発酵食品の中でも最もユニークなものといってよいであろう。それは, 利用される菌が枯草菌 (腐敗菌) に類縁の菌を利用しているところにある。しかも, 特有の香味と粘質物を産生することの他, 最近は人類にとって有効な生体機能調節機能を有することが, 科学的に解明されつつある。その研究分野での第一人者に最新の情報を解説していただいた。
  • 岡村 祥央, 小野原 優子, 越智 秀典, 徳山 丈仁, 大久保 陽策, 池内 佳裕, 宮内 俊介, 宮本 翔伍, 魚谷 悠希未, 茶山 一彰, 木原 康樹, 中野 由紀子
    心電図
    2022年 42 巻 2 号 63-72
    発行日: 2022/06/14
    公開日: 2022/06/24
    ジャーナル フリー

    心房細動中の心拍数は個人差が大きく,その規定因子は房室結節の伝導特性や自律神経系の関与が報告されているが,その他の因子については解明されていない.今回われわれは持続性心房細動のカテーテルアブレーションを行った患者を対象とし,心房細動患者の心拍数に関与する遺伝的要因について検討した.ゲノムワイド関連解析で報告された洞調律中の心拍数との関連を認めた21の遺伝子多型とホルター心電図で得られた24時間総心拍数を調査したところ,ギャップジャンクションの構成蛋白であるコネキシン43をコードするGJA1遺伝子多型(rs1015451)マイナーCアレルが独立した心房細動における心拍数上昇因子であることがわかった.また,GJA1遺伝子多型マイナーCアレルを有する症例は心房内伝導速度が速く,心房細動の周期長が短いこともわかった.GJA1遺伝子多型(rs1015451)は難治性頻脈性心房細動を予測する,新たな遺伝子マーカーとなる可能性がある.

  • (平成20年度日本栄養・食糧学会学会賞受賞)
    山下 かなへ
    日本栄養・食糧学会誌
    2009年 62 巻 4 号 155-163
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/28
    ジャーナル フリー
    ゴマとビタミンEは, ともに老化抑制効果をもつ物質として古くから認識されてきた。ところが, ゴマに含まれるビタミンEの98%は, ビタミンE活性の低いγ-トコフェロール (γ-Toc) である。筆者らは, ゴマとしてγ-Tocを摂取するとγ-Toc単独摂取では認められない高い生体内γ-Toc濃度を観察した。そして, ゴマの特徴的成分であるゴマリグナンがビタミンEの主要代謝物であるカルボキシエチルヒドロキシクロマン (CEHC) への分解を阻害することを認めた。この作用はゴマリグナンに特異な作用で, 他のリグナン物質, たとえばflaxseedやエゾ松に含まれるリグナン物質では認められなかった。また, 筆者らは, トコトリエノールが血漿や肝臓に比べ, 皮膚や脂肪組織に特に多量に貯留することを認め, ゴマリグナンがこれら組織のトコトリエノール濃度を増加させることを見出した。そして, ヘアレスマウスに紫外線を照射した実験で, 皮膚に貯留したトコトリエノールが紫外線照射による皮膚障害を軽減させる可能性を認めた。
  • 男澤 嶺, 松田 寛子, 熊崎 広大, 田中 麻美子, 宇田川 瑛里, 西田 毅, 白井 隆明
    日本食生活学会誌
    2017年 27 巻 4 号 237-242
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/27
    ジャーナル フリー

     The postprandial increase in blood triglyceride levels is an independent risk factor for coronary artery disease and a large number of studies has shown that a diet rich in vegetables may provide protection against many chronic diseases. Leaf vegetables generally contain β-carotene, zeaxanthin and chlorophyll including thylakoids. In this study, we investigated the bile acid-binding capacities of thylakoids in vitro and the suppressive effects of it before the administration of a lipid meal on postprandial hypertriglyceridemia in rats using oral fat tolerance/loading tests (OFTT). Consequently, thylakoids bound bile acids in a dose-dependent manner. Following the administration of the lipid meals, increases in the serum triglycerides levels were significantly reduced in rats fed 300 mg/kg bw of thylakoids just before lipid meals. Additionally, the area under the curve showed that a high-dose thylakoids significantly inhibited the absorption of dietary fat. Moreover, the level of fecal bile acid was significantly increased although there were no significant differences in the fecal volume and fecal total lipid levels.

     These results suggest that thylakoid intake before eating a lipid diet induces a suppressive effect of postprandial hypertriglyceridemia to defecate bile acid and confirmed the results of the health-promoting potential dietary thylakoids. This health benefit of thylakoids could be achieved by substantially increasing the consumption of vegetables.

  • 金子 國雄
    西日本畜産学会報
    2004年 47 巻 21-26
    発行日: 2004/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 金子 国雄
    西日本畜産学会報
    2008年 51 巻 17-23
    発行日: 2008/07/31
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 日本農芸化学会誌
    1992年 66 巻 3 号 470-475
    発行日: 1992/03/05
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 日本農芸化学会誌
    1990年 64 巻 3 号 582-591
    発行日: 1990/03/15
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 日本農芸化学会誌
    1991年 65 巻 3 号 323-332
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 日本農芸化学会誌
    1993年 67 巻 3 号 304-315
    発行日: 1993/03/05
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
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