詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "関東平野"
5,051件中 1-20の結果を表示しています
  • *大和田 勝, 阿部 陽一, 土屋 修一, 山田 正
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2004年 17 巻 P-36
    発行日: 2004年
    公開日: 2008/04/12
    会議録・要旨集 フリー
  • *小林 勝, 土屋 修一, 平野 廣和, 山田 正
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2005年 18 巻 9
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/07/25
    会議録・要旨集 フリー
    近年,
    関東平野
    では夏季の夕方に集中豪雨が頻発する.著者ら1)はこれらの集中豪雨発生要因の解明を目的とし,
    関東平野
    各地において大気観測を行い,海風が水蒸気及びエアロゾル輸送に与える影響を明らかにしてきた.本稿は,その一環として2005年4月26日に
    関東平野
    西部で発生した降雨域の移動と雨域内の風の場,及び上空の風との関係について解析したものである.以下に得られた知見を示す.1)降雨域の瞬間降雨強度が強くなると,その移動速度も増加した.2)VVP法を用いて算出した降雨域内の風の場は,降雨域の移動方向とほぼ同方向であった.3)降雨域の高度は4km程度であり,高度1.5km付近において瞬間降雨強度が強かった.4)降雨域の通過とともに水平風速が約8m/s程度増加し,その後風向が北に変化した.
  • 鈴木 毅彦, 白井 正明, 福嶋 徹
    地質学雑誌
    2016年 122 巻 7 号 343-356
    発行日: 2016/07/15
    公開日: 2016/08/02
    ジャーナル フリー

    三重会合点の北西数百kmに位置する

    関東平野
    には,かつての前弧海盆とその周辺域に堆積した上総層群が分布する.鮮新世後期から第四紀前〜中期に堆積した同層群中には多数のテフラが含まれている.これらを用いた火山灰編年研究により,日本列島最大規模の面積をもつ
    関東平野
    の地形発達・古地理,地殻変動,そして上総層群にテフラを供給した爆発的火山噴火の復元が可能となる.こうした研究を進めるには
    関東平野
    の広大な地下に埋もれたテフラも解明する必要がある.現在
    関東平野
    において,ボーリングで確認された地下のテフラや,地表に露出するテフラの対比・認定が進められつつある.本コースでは,
    関東平野
    南部,とくに狭山丘陵と多摩丘陵において前期更新世テフラを観察し,同時代のテフロクロノロジーとその応用研究の現状を紹介する.

  • *細矢 明日佳, 渡来 靖, 中川 清隆
    日本地理学会発表要旨集
    2008年 2008f 巻 316
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/14
    会議録・要旨集 フリー
    I_.はじめに

     夏季の
    関東平野
    北部にはしばしば著しい高温が出現することが知られている。その成因に関しては北太平洋高気圧の張り出し、フェーン現象、海風限界外、海風による首都圏中心部からの熱移流等々諸説があるが、明確な結論はまだ得られていない。
    関東平野
    に猛暑をもたらす天気系の一つに、北西山越え気流が指摘されている。近年における北西山越え気流による高温の代表例として、2007年8月16日と2004年7月20日を取り上げ、日最高気温と同起時の分布の関係を検討したので、その結果の概要を報告する。

    II_. 日最高気温と同起時の分布

     アメダスデータを解析して2007年8月16日の日最高気温分布図を作成した(図省略)。西日本に中心を持つ北太平洋高気圧が日本海西部にまで張り出したため、当該地域の卓越風は北西山越え気流となった(9時の館野800hPaの風向329°風速4m/s)。
    関東平野
    北部を中心として、著しい高温となっており、熊谷は40.9℃となりわが国最高気温を更新した。
    関東平野
    東部から房総半島にかけて別の高温域が認められる。次に、日最高気温起時の等時線図を作成した(図省略)。
    関東平野
    北部および東部の高温域に対応して、日最高気温起時が遅い地域が存在する。最も遅かったのは東関東・笠間の15:30であり、続いて北関東・館林の15:00である。一方、九十九里浜では午前11時以前に日最高気温が出現した。
     2004年7月20日の日最高気温分布も作成した(図省略)。2007年8月16日と同様の気圧配置となり(9時の館野800hPaの風向303°風速18m/s)、
    関東平野
    北部は著しい高温となったが、東関東の高温は極端ではなく、むしろ南関東および房総半島がそれを上回る高温域となっている。同日の日最高気温起時分布図を作成したところ(図省略)、
    関東平野
    北部にも遅いピークが存在するが、
    関東平野
    中央部および東部に広く起時が遅い地域が広がっている。
    関東平野
    内で最も遅い日最高気温起時は東関東・笠間の16:20である。房総半島では東京湾側から太平洋側に向かって、日最高気温起時が遅れる傾向が明瞭である。日最高気温高温域と起時が遅い地域の対応は、2007年8月16日ほど明瞭ではない。

    III_. 日最高気温と同起時の関係

     最後に、北関東、南関東、東関東を区別してプロットして、
    関東平野
    における日最高気温起時と日最高気温の散布図を作成した(図省略)。2007/8/16は、最高気温起時が1時間遅れると日最高気温が0.7℃高くなる傾向が認められ、相関係数は0.4に達する。2004/7/20には、明瞭な依存性は認められない。
     発表当日までに、北西山越え気流の解析事例を増やすとともに、それ以外の天気系における解析も手がけたい。
  • 林 武司, 安原 正也
    第四紀研究
    2008年 47 巻 3 号 203-216
    発行日: 2008/06/01
    公開日: 2009/05/14
    ジャーナル フリー
    首都圏を擁する
    関東平野
    は国内最大の地下水盆であり,都市域の発展・拡大に伴って,地下水が積極的に利用されてきた.しかし,その過程において地盤沈下などさまざまな問題が生じており,首都圏の持続的な発展を成し遂げる上で,現在の地下環境をよく理解することが不可欠となっている.筆者らは,高度に発達した都市域における地下水環境を適切に理解するための手法や技術を確立することを目的として,
    関東平野
    において地下水調査を実施してきた.本稿では,これまでの調査結果を踏まえ,
    関東平野
    における地下水利用の歴史とそれに伴う地下環境の変遷を,地下水位変動,地下水水質の変化および地下水流動の変化に着目して整理した.
  • *大貫 礼史
    日本地理学会発表要旨集
    2008年 2008f 巻 315
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/14
    会議録・要旨集 フリー
    _I_ はじめに 日本列島,とりわけ
    関東平野
    の内陸部では,1990年代半ばから盛夏期に著しい高温が頻繁に観測されるようになった.その要因として,高温をもたらしやすい総観場の状況になることが多くなり,太平洋高気圧から吹き出す南西風が関東山地越えのフェーンとなることと,東京都心周辺の排熱によって暖められた海風が内陸部まで到達することの2つが考えられている.しかし,これらには矛盾点もあり,まだ正確に要因は特定されていない. 本研究は,とくに南高北低型気圧配置下の高温観測日に注目し,関東山地を吹き下ろす南西風と,東京湾から
    関東平野
    内陸部に侵入する海風を中心に解析して,夏季の
    関東平野
    内陸部で著しい高温が観測される要因を明らかにすることを目的とする. _II_ 使用資料・解析方法 AMeDAS日別値,時別値および10分値(気温,風),気象官署観測資料(湿度),高層気象観測資料(地上,850hPa面,500hPa面),地上天気図,大気汚染常時監視測定局データ(気温,風)を使用した. 対象地点は
    関東平野
    のAMeDAS観測点45地点,
    関東平野
    内陸部の南西方向に位置する気象官署3地点,大気汚染常時監視測定局6地点の計54地点である.対象期間は1996~2005年の7,8月,全620日である. 対象日選出にあたり,南高北低型気圧配置日の抽出,著しい高温観測日の抽出,当日に
    関東平野
    のAMeDAS対象地点で降水の観測がない日の抽出を行った.その結果選出された計7日を研究対象日とした. _III_ 結果 気温と風の分布,関東山地風下フェーンと
    関東平野
    内陸部の高温の関係,海風と
    関東平野
    内陸部の高温の関係についてそれぞれ解析をした結果,おもに以下のことが明らかになった. _丸1_気温と風の分布に注目すると,午前中には八王子~練馬~越谷にかけて高温域が形成されるが,午後にかけて高温域の中心は館林,熊谷などの内陸部となる. _丸2_関東山地風下のフェーンに注目すると,
    関東平野
    内陸部における著しい高温の発現にフェーンが影響していることもあるが,フェーン現象が生じているとはいえない高温日も多く,現時点ではフェーン現象は内陸部で高温が発現する際の絶対条件ではないと考えられる. _丸3_東京湾からの海風に注目すると,東京都心周辺の排熱は,海風によって内陸方向へ移動し,越谷や練馬付近に高温をもたらす一因となっている可能性が高い.一方で
    関東平野
    内陸部の館林,熊谷,伊勢崎などは,暖まった海風が越谷や練馬付近で上昇流が生じるため,東京都心周辺の排熱が直接的に高温化の原因になるのではなく,海風による冷涼な大気が内陸部まで届かなくなったことと,内陸部の都市化による土地被覆の変化や排熱の増加が高温化の一因になっていると考えられる.
  • 堀口 萬吉
    日本地質学会学術大会講演要旨
    1993年 1993 巻
    発行日: 1993/03/25
    公開日: 2017/12/22
    会議録・要旨集 フリー
  • ―関東平野西縁丘陵団体研究グループとともに―
    正田 浩司
    地学教育と科学運動
    2018年 80 巻 61-66
    発行日: 2018/06/25
    公開日: 2020/06/02
    ジャーナル フリー
  • 藤部 文昭
    Papers in Meteorology and Geophysics
    1990年 41 巻 3 号 105-128
    発行日: 1990年
    公開日: 2006/10/20
    ジャーナル フリー
     Coastal frontとは海から吹きつける暖気と陸上の冷気との間にできる局地前線のことである。この論文では、
    関東平野
    に現れるcoastal frontについて典型例を紹介した後、その統計的性質を11年間のアメダス資料を使って解析した結果を示す。統計解析は沿岸地点 (銚子または館山) の風向が北東~南東~南西の範囲にある場合を対象としており、季節・天気 (降水の有無) ・時刻および沿岸地点の風速によって場合分けが行われている。
     風・気温のコンポジット解析によると、coastal frontは、(1) 沿岸の風向が北東風である場合よりも南東~南西風の場合に、(2) 暖候期よりも晩秋~冬に、(3) 降水がない場合には昼間よりも夜間に、それぞれ顕著である。晩秋~冬の南東~南西風の場合には、コンポジット場でも5°C以上の気温差を伴う明瞭な収束線が現れる。
     Coastal frontの位置を事例ごとに調べた結果によると、frontは多くの場合、沿岸に存在する。しかし、暖候期・強風時にはfrontが内陸寄りに位置する傾向があり、無降水時の昼間にもその傾向がある。Frontが時間とともに内陸へ侵入したり、frontの位置が日変化したりする事例もある。
     南東~南西風で降水がある場合には、front付近に多降水帯が現れる。空間平均値と比べた降水量の増加率は数十%である。
  • *重田 祥範, 渡来 靖, 中川 清隆
    日本地理学会発表要旨集
    2013年 2013s 巻 S0102
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/04
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,既往研究でも指摘されている長野県から
    関東平野
    北西部,および新潟方面から谷川岳を超えるフェーン的な気温(温位)上昇の実測値を得ることに主眼をおき,広範囲に独自の気象観測機器を設置することを試みたものである.そして,得られた実測データをもとに,
    関東平野
    北西部で発生する猛暑を定量化し,その形成メカニズムの解明について観測的手法からアプローチしていく.
  • 黒田 長久
    山階鳥類研究所研究報告
    1973年 7 巻 2 号 118-138_8
    発行日: 1973/12/31
    公開日: 2008/11/10
    ジャーナル フリー
    1. A series of bird censuses was made during Oct., 1967-Oct. 1968 within 191.9km2 of cultivated farmlands in southern Kanto Plain. In total, 29 censuses, 1-5 times per month, covered 197.2km, 19.76km2 (with an observation width of 100m) and 4, 633 minutes, and 2-15km and 60-260 minutes per census.
    2. Random census routes were selected so as to cover rather evenly the total study area.
    3. Seasonally, 39 species in spring, 22 in summer, 31 in autumn and 27 in winter were recorded, with 39 species spring to summer and 37 species autumn to winter.
    4. The avifauna consisted of 14 resident species, 9 summer visitors, 13 winter visitors and 13 transients, which varied by season.
    5. The number of individuals recorded was 3, 456 birds in spring, 2, 662 birds in summer (spring to summer 6, 118 birds) as against 5, 600 birds in autumn, 5, 022 birds in winter (autumn to winter 10, 622 birds), thus showing a great increase of number in winter season. Therefore the study area had environmental value of winterquarter type for the bird community
    6. In number of individuals, the resident species far outnumbered other groups occupying 93% (89% in summer and 96% in winter seasons) of the total bird community.
    7. Among residents, Passer montanus occupied 47% (45% in summer, 49% in winter), and Sturnus cineraceus 28% (23% in summer, 31% in winter) far more outnumbering others, as compared with next ranked Cyanopica cyana 5%, followed by Streptopelia decaocto 4%, Alauda arvensis 3% and Egretta garzetta 1% then Corvus corone, Lanius bucephalus, Streptopelia orientalis, Chloris sinica, Cisticola juncidis, Corvus macrorhynchos, Phasianus colchicus and Bambusicola thoracica. Among birds of other group, only a few species, Hirundo rustica 10% in summer, Turdus eunomus 2% in winter and Sturnus philippensis 0.5% in late summer showed seasonal perceivable dominance among the bird community.
    8. The distributional patterns of the above several main species were plotted on 1/50, 000 scale map of the study area, showing the concentration area, or dispersed pattern and the seasonal change.
  • *佐藤 航, 土屋 修一, 山田 正
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2006年 19 巻 76
    発行日: 2006年
    公開日: 2006/09/11
    会議録・要旨集 フリー
    1990年代から関東地方では,夏季に集中豪雨などのごく短時間に30_-_50mm/hrの雷をともなう激しい雨が頻発しており,それにより都市河川の氾濫や交通網の麻痺といった災害が社会問題とされている..著者らは,ドップラーレーダを用いて約10年間の降雨観測を行い,
    関東平野
    で発生するメソβスケール降雨の発生から消滅までの一連のメカニズムについて明らかにしてきた.本研究は,夏季の集中豪雨の降雨特性を明らかにするためドップラーレーダによる観測から,
    関東平野
    における雷雨性降雨の発生時間・発生地点,降雨強度32mm/hr以上の強雨の降る地域分布,強雨域の移動について解析を行った.結果をしめすと 雷雨性の降雨は東に移動するものが多く,他の方向に移動する降雨域よりも移動速度は早く,降雨強度も大きい傾向がある.
  • *鈴木 久美子, 村上 哲, 安原 一哉, 小峯 秀雄
    地盤工学研究発表会 発表講演集
    2003年 JGS38 巻 85
    発行日: 2003/03/05
    公開日: 2005/06/15
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は、
    関東平野
    北部の地盤沈下地域における観測沈下量データ(25年間、約1,000点)を用いて、沈下量の空間相関について地盤統計学的手法を用いた検討を行ったものである。得られた知見は以下の通りである。1)
  • 鈴木 博人, 中北 英一, 高橋 日出男
    土木学会論文集B1(水工学)
    2013年 69 巻 4 号 I_295-I_300
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/31
    ジャーナル フリー
    This study analyzed the spatial representativeness of heavy rain and the capture performance of heavy rain observed by the rain gauges installed discretely at 347 sites in Kanto Plain and 287 sites in the mountainous area of Koshin-etsu region. The spatial representativeness is evaluated by the percentile of precipitation ratio between two sites. The spatial representativeness of 1-hour precipitation and 24-hours precipitation becomes lower, when the precipitation increases. The spatial representativeness is lower in 1-hour precipitation than in 24-hours precipitation and in the mountainous area than in the plain. The capture performance is evaluated by the capture rate of heavy rain, and relation between the capture rate of heavy rain and distance of two sites is formulated. The capture rate of 1-hour precipitation and 24-hour precipitation becomes lower, when threshold of heavy rain increases. The capture rate is lower in 24-hours precipitation than in 1-hour precipitation and in the mountain area than in the plain.
  • 薩摩林 光, 笹井 春雄, 栗田 秀實, 植田 洋匡
    大気汚染学会誌
    1988年 23 巻 2 号 115-122
    発行日: 1988/04/20
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    高濃度の光化学オキシダントを伴う大気汚染物質長距離輸送時に, 低級脂肪酸が光化学反応により多量に生成することを実証するため, 1986年7月28日-8月2日の6日間, 広域大気汚染観測の一環として内陸部の3地点 (深谷, 高崎, 軽井沢) において, C2-C6脂肪酸および他の大気汚染物質の測定を行った。これらの地点は
    関東平野北西部および関東平野
    と中部山岳地域をむすぶ関東山地中に位置し, 日中に大気汚染物質は
    関東平野
    を北上し,
    関東平野
    の奥部で進路を西に変え, 測定地点を通過して中部山岳地域に流入する。脂肪酸は1wt%水酸化ストロンチウムをコーティングしたアルカリビーズ捕集管に3時間周期で採取した後, GCに接続し, ギ酸により脱離させFIDで分析した。
    酢酸, プロピオン酸およびn-酪酸の濃度は日中, 特に大気汚染物質が長距離輸送された時に高くなり, 夜間低くなる経時変化を示した。この経時変化はオゾン濃度の経時変化と良く一致し, 光化学反応により二次生成するオゾンの濃度と強い正の相関があった。しかし, 人為発生源から一次排出される炭化水素とは相関が認められなかった。
    日中における脂肪酸の二次生成の寄与率はいずれの地点でも60%以上あり, 特に大気汚染物質の長距離輸送時には光化学反応により脂肪酸が多量に生成し, 内陸部へ輸送されたことが判明した。光化学反応により減少した炭化水素の10%程度がC2-C4脂肪酸に変化すると推定された。
  • 芝池 博幸, 植竹 朋子, 楠本 良延, 矢野 初美, 井手 任
    環境情報科学論文集
    2005年 ceis19 巻
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/12/28
    会議録・要旨集 フリー
    「身近な生きもの調査(環境省、2001)」によって全国から収集されたタンポポについて解析した結果から、形態的にセイヨウタンポポと見なされる個体の85%が、セイヨウタンポポと日本産タンポポの間で形成された雑種であることが知られている。本研究では環境指標としてのタンポポ属植物の位置づけを再検討する観点から、
    関東平野
    から採集された雑種性タンポポ(4倍体雑種および3倍体雑種)を対象として、雑種個体を遺伝的に識別し、得られたクローンの分布様式を検討した。その結果、
    関東平野
    のタンポポの43%を占める4倍体雑種の93%が遺伝的に同一な遺伝子型を持つクローンから構成され、それらの分布域が
    関東平野
    全域に及んでいることが示された。
  • *小林 勝, 岡田 将治, 平野 廣和, 山田 正
    水文・水資源学会研究発表会要旨集
    2004年 17 巻 60
    発行日: 2004年
    公開日: 2008/04/12
    会議録・要旨集 フリー
  • 多田 堯
    地震 第2輯
    1976年 29 巻 1 号 47-53
    発行日: 1976/03/10
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    The subcrustal structure beneath the Kanto plain was studied by geological and gravity data. Bouguer gravity anomalies were corrected by the thicknesses of the sedimentaly layers, and then Bouguer gravity anomalies were reduced to the basement. This correction coresponds to the Bouguer's correction.
    The reduced gravity anomaly represents the structure under the basement if the thicknesses of the sedimentaly layers are correct. But the depthes of the basements (the thicknesses of the sedimentaly layers) are not always so correctly measured that the reduced gravity anomalies will represent the structure beneath the basement and the structure of the basement as well.
    The reduced gravity anomaly map shows that the high gravity belt, or the anomalous gravity gradiant zone exists along the north side of the Tama-gawa river and the low garvity zone exists north side of the high gravity belt around the Sayama hill.
    These gravity anomalies also show that the geological tectonic line (the fault) lies along the north side of the Tama-gawa river with the drop in its north-east side near the Sayama hill. This fault passes the western part of Tokyo from north-west to south-east.
  • *日下 博幸, 足立 幸穂, 木村 富士男, 原 政之
    日本地理学会発表要旨集
    2008年 2008f 巻 P709
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/14
    会議録・要旨集 フリー
    はじめに、領域気候モデルRAMSとWRFを用いて、2006年現在の都市気候の再現計算を行った。アメダスデータとの比較検証の結果、RAMS、WRFともに都市の気候を良好に再現できることがわかった。次に、全球気候モデルによって計算された地球温暖化予測結果を境界条件に用いて、2070年頃の都市気候予測計算を行った。
    関東平野
    全域平均で8月の月平均気温が約3度上昇するが、
    関東平野
    の内陸部と海岸部で上昇量に違いが見られた。この違いは太平洋高気圧の張り出しの変化に起因すると思われる。
  • 小倉 義光, 坪木 和久, 大野 久雄, 楠 研一, 韮澤 浩
    気象集誌. 第2輯
    1995年 73 巻 5 号 857-872
    発行日: 1995/10/25
    公開日: 2008/01/31
    ジャーナル フリー
    1992年4月22日、温帯低気圧の通過に伴い
    関東平野
    で細長いメソスケールの降雨帯が発生した。その主な特徴は、弧状の連続した壁雲の急速な発達により降雨帯が形成された点で、他の例に見られるような多くの孤立対流セルの並んだ降雨帯とは異なるものであった。この降雨帯は、それ自身に比べてはるかに広く弱い降雨域の南端に発達したもので、BluesteinandJain(1985)の分類では"embedded-areal-type"に属するものであった。気象庁定常観測データのメソ解析から
    関東平野
    の北西部分から局地的な寒冷気塊が南西に流出したことが明らかになった。それは東進する温帯低気圧に伴う水平気圧傾度により強制されたものであった。この寒気流が
    関東平野
    南部の総観規模場の南西風との間に収束を起こし、これにより降雨帯が形成された。さらにこの寒気流は、「前駆寒冷気流」と名付けられた下層のメソスケールの寒冷気塊の先端部であることが明らかになった。このように名付けられたのは、それが総観規模場の北西風の前方、上層トラフの前の南西風の下に存在したからである。
feedback
Top