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クエリ検索: "阪神高速4号湾岸線"
9件中 1-9の結果を表示しています
  • 泉大津市における10年間の四季調査結果から
    森岡 純一, 竹中 規訓, 坂東 博, 前田 泰昭, 綾木 重幸, 市野 孝治, 宇江喜 善章
    大気環境学会誌
    2000年 35 巻 4 号 191-200
    発行日: 2000/07/10
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    泉大津市を含めた大阪府南部地域では, 関西国際空港の開港 (1994年9月) に伴う空港アクセス道路の新設により, 交通形態にも大きな変化が予想された。著者らは, 交通形態の推移に伴い泉大津市内の平面的な二酸化窒素濃度分布が受ける影響を検証するため, 約10年前の1987年から春夏秋冬の年4回, 市内全域の72箇所にディフユージョンサンプラーを約1週間設置し, 濃度分布の推移を調査してきた。大阪臨海線および国道26号線における交通量調査結果から, 空港アクセス道路の新設により交通量の一部が内陸側から臨海側へ移行したような交通形態の変化が見られた。市内の二酸化窒素濃度分布の推移から次のような四季の特徴がみられた。(1) 夏季は全域的に比較的低濃度となるケースが多い。(2) 冬季は比較的低濃度のケースが多いが, ほぼ全域が40ppbを越える高濃度が出現するケースがみられた。春季および秋季は, 夏季・冬季よりもやや高濃度となる場合が多く,(3) 春季には2山型で一部の地域が40ppbを越えるような高濃度が出現するケース,(4) 秋季には市内が全域的に30ppbを越えるような高濃度ケースが多かった。また, 市内の平面的濃度分布に関しては, 交通形態の変化によって春季に臨海部の道路沿道で従来よりも濃度が相対的に高くなることが示された。このことからも冬季若しくは春季に, 混合層の発達が緩慢で早朝交通量のピーク時間帯に弱風無風となった場合には, 窒素酸化物の発生量の増加した臨海部の道路沿道を中心として従来を上まわる高濃度の出現が予想された.
  • 古川 知史, 安藤 宏恵, 柿本 竜治
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2023年 78 巻 5 号 I_385-I_394
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/05/12
    ジャーナル 認証あり

    自然災害や交通事故等によって引き起こされる異常な挙動を示す車両を検知する手法として,従来の設置型センサーに比べて広範囲かつ道路を特定せずデータを取得できる観点から,プローブデータの活用が注目されている.本研究では,マップマッチングを必要としない点列型の商用車プローブデータを用いて,移動軌跡データをメッシュ単位で文字列に変換し類似度を算出することにより,日常と異なる挙動を示す車両の検知法を提案する.異常挙動が発生しやすい状況の例として,実際の高速道路通行止め時と車線規制時に提案手法を適用した結果,5次メッシュの文字列変換に基づくレーベンシュタイン距離による類似度指標が迂回や速度低下を含む異常挙動を高精度で検出可能であることが示された.

  • 野口 恭平, 八木 知己, ビティ・マイケル・キナマ, 繁田 匡寿
    日本風工学会誌
    2018年 44 巻 1 号 21-27
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/12/13
    ジャーナル フリー
  • 繁田 匡寿, 八木 知己, 野口 恭平, ビティ マイケル・キナマ, 杉井 謙一, 白土 博通
    構造工学論文集 A
    2017年 63A 巻 438-449
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/06/08
    ジャーナル フリー
    One of the reasons of corrosion of bridges is airborne sea salt. The purpose of this study is to reduce the amount of sea salt adhesion by applying aerodynamic countermeasures such as noise barriers, horizontal plates and vertical plates to change the flow pattern around a bridge. The study bridge is composed of 8 I-shaped steel girders, which is the most typical shape in urban expres sways in Japan. The steady flow of wind around the bridge was analyzed by computational fluid dynamics (CFD) while changing the combination of additional devices. The results showed that simple additional devices can reduce the amount of airborne sea salt adhesion.
  • 茂呂 拓実, 杉山 裕樹, 糸川 智章
    コンクリート工学
    2016年 54 巻 9 号 895-900
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/09/01
    ジャーナル フリー
  • 曽根 英樹, 中村 一平, 松井 繁之, 堀川 都志雄, 竹中 裕文, 江頭 慶三, 小川 久志
    土木学会論文集
    2001年 2001 巻 679 号 33-45
    発行日: 2001/06/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    近年, 鋼橋の合理化を目的とした技術革新が行われている. 鋼橋の主構造の合理化については, 省力化桁や少数主桁橋と呼ばれる橋梁形式とすることで相当な進展を図ることができる. しかし, 少数主桁橋等の場合には, プレストレストコンクリート床版が一般的であり, 床版のコストアップは否めない. そこで, 現場施工のより一層の省力化と経済性を追求したグラウト充填型せん断キー構造の接合部を有するプレキャストPC床版を用い, 併せて新しい橋軸方向のプレストレス導入工法を開発した. 実用化にあたっては, 種々の試験を行い, その結果を設計に反映させた. さらに現場計測を行い, 設計・施工法の妥当性を確認した.
  • 衣川 晃平, 内田 敬
    交通工学研究発表会論文集
    2022年 42 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/10
    会議録・要旨集 フリー

    交通渋滞をはじめとする道路で起こる様々な現象の研究のために、阪神高速道路株式会社は画像センシングにより生成された車両軌跡データ「Zen Traffic Data」を公開している。このデータを用いてサグ部でのミクロ交通流シミュレーションを行う手法が開発されたが、そのモデル式は前 1 台の車両の影響しか反映できないものである。本研究では、そのモデル式に交通状態量の項を増やすことで周囲の車両の影響を考慮したミクロ交通流モデルを作成することを目的とする。そのために、重回帰分析を用いて採用する交通状態量およびその測定範囲を求める方法とその結果について述べる。また、交通流のシミュレーションを行うことで求めたモデル式の再現性を確かめた。

  • 角 裕介, 齋藤 佑太, 森 重和, 杉山 貴教, 小坂 崇
    土木学会論文集
    2023年 79 巻 21 号 論文ID: 23-21032
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/03/28
    ジャーナル 認証あり

     阪神高速道路は路線全体の8割が高架橋であり,特に湾岸線では鋼床版が多く採用されている.鋼床版上舗装の基層には,たわみ追従性が高く,かつ流し込み施工が可能で,床版上の凹凸部へ容易に充填できるグースアスファルト混合物を従来から使用している.近年,道路舗装各社において,従来のグースアスファルト混合物と比較して高耐久で低臭気なグースアスファルト混合物が開発され,実用化に向けた取り組みがなされている.そこで,阪神高速道路における鋼床版上舗装の長寿命化を目指し,高耐久グースアスファルト混合物の適用を目的として,要求性能および性能照査試験結果により検討した品質規格値に基づき,製造から施工に関する規定の整理や試験施工の実施,ライフサイクルコストの整理を行った.本稿では一連の検討により得られた知見を報告する.

  • 兒玉 崇, 石原 雅晃, 前原 耀太, 眞貝 憲史, 中西 雅一, 田名部 淳
    交通工学論文集
    2020年 6 巻 2 号 B_37-B_45
    発行日: 2020/02/01
    公開日: 2020/02/06
    ジャーナル フリー

    近年、画像センシング技術の精度向上により、全車両を対象に、車間距離情報も含む走行軌跡データの大量生成が可能になりつつある。同データを活用すれば、これまで困難だった交通事象の発生メカニズムの統計的な把握が可能となり、新たな交通施策の創出も期待される。 そこで、阪神高速では、新たな高速道路ネットワークの建設が、今後一層難しくなることも見据え、交通流の円滑化を図る施策に着目し、近年技術向上が著しい車両制御技術が、将来その一役を担う可能性に期待し、現在、円滑な交通流を阻害している交通事象の発生メカニズムを統計的に把握することを通じて、その原因となり得る運転行動を評価し、その改善を促す施策の実現を模索している。 本稿は、そのファーストステップとして検討した運転行動の評価手法について報告するものである。

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