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クエリ検索: "陸軍少年戦車兵学校"
4件中 1-4の結果を表示しています
  • 戦時録音放送を聴く (後篇)
    大森 淳郎
    放送研究と調査
    2018年 68 巻 1 号 46-64
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/02/28
    研究報告書・技術報告書 フリー
    前編では、日本の録音放送が戦争の中で生まれ、戦争の中で発展してきた様を概観し、1941年5月に放送された『病院船』の録音構成としての完成度を分析した。後編ではまず、太平洋戦争開戦直後につくられた『香港攻略戦』を聴く。戦場に録音隊を派遣してつくる番組は前線録音と呼ばれていたが、『香港攻略戦』は、それまでの前線録音にはない、確かな「構成」を備えるものだった。日本軍が快進撃を続けていた時期、「構成」という方法の可能性は、未来に向けて無限に開かれているかに見えた。だが、戦時下の主題録音は、そのまま発展を続けていったのではない。やがてその輝きを失い、単純な宣伝番組に堕していったのである。
  • 逸見 勝亮
    日本の教育史学
    1990年 33 巻 112-132
    発行日: 1990/10/27
    公開日: 2017/06/01
    ジャーナル フリー
  • ―NHK戦争証言アーカイブスのこころみ―
    宮本 聖二
    アーカイブズ学研究
    2011年 15 巻 16-27
    発行日: 2011/11/30
    公開日: 2020/02/01
    ジャーナル フリー

    NHKでは、2009年8月からインターネットで戦争体験を伝えていく「戦争証言アーカイブス」というサイトの公開を始めた(http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/)。NHKが取材して、収集した国内外の戦争体験者およそ600人の証言を中心に、関連するコンテンツを広く公開している(証言者数は2011年8月現在)。2012年夏まで、月に1回20人から20人ずつ証言を増やし、最終的には1000人規模の証言アーカイブにする予定である。

    NHKは2007年に、「戦争証言プロジェクト」をスタートさせた。このプロジェクトの目的は、衛星ハイビジョンチャンネル(現在は衛星プレミアム)で放送する「証言記録兵士たちの戦争」(月に1回の放送)を制作し、その取材の過程で収集した戦争体験者のインタビューのビデオテープから、番組で放送したインタビューとは別に長時間の証言動画を作って、インターネットでも公開しようというものである。

    太平洋戦争終結から60年を超え、戦争体験をどのようにして継承していくかという、わたしたちの社会が抱える課題へのひとつの試みであり、動画コンテンツをテレビだけでなくインターネットで見る時代における公共放送としての試みでもある。戦争体験をインターネットで伝えるために証言の動画をどのように見せるのか、サイトの構造をどのようなものにするのか、証言の理解を助けるために証言以外のコンテンツに関してどのようなものを公開するのか、プロジェクトをスタートさせてから、公開に至るまでに議論と検討、制作に一年を費やした。制作の過程、アーカイブスの構造、公開から2年を経過してどのように利用され、何が課題なのかを検証する。

  • 今村 洋一
    都市計画論文集
    2022年 57 巻 1 号 194-209
    発行日: 2022/04/25
    公開日: 2022/04/25
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究では、東京都区部所在の大学及び専門学校等が、終戦直後にどのような旧軍施設に対して使用希望を出していたのかと、使用希望が実現したケースの実態を考察した。そして、旧軍施設の使用希望は、罹災した学校が8割を占めたこと、校地から離れた旧軍施設の希望も多く寄せられていたこと、旧軍の学校、兵営、研究所に対する希望が多かったこと、使用希望は15%しか実現していなかったこと、使用希望実現の背景には旧陸軍将校とのコネクションや不法占拠という実態があったこと、使用希望が取りまとめられた10月頃までにその多くが実現していること、旧軍施設の恒久使用は校地の大幅な拡大を伴い、将来的な発展に寄与したことが明らかになった。

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