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クエリ検索: "震度"
13,593件中 1-20の結果を表示しています
  • 河角 廣
    地震 第1輯
    1943年 15 巻 1 号 6-12
    発行日: 1943/01/18
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 河角 廣
    地震 第1輯
    1943年 15 巻 8 号 187-192_1
    発行日: 1943/08/18
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 森伸 一郎, 圓井 洋介, 盛川 仁, 河原 荘一郎, 向谷 光彦
    地震工学研究発表会講演論文集
    2001年 26 巻 361-364
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    2000年10月6日に発生した鳥取県西部地震の後, 震源地および四国においてアンケート
    震度
    調査を実施した. これらの地域における被害の概要を示すとともにアンケート
    震度より換算された等価気象庁震度
    の分布とその特徴を示した. また, アンケートによる震渡は計器で計測された
    震度
    と比較した. アンケートによる等価
    震度と計器による気象庁震度
    はよく一致した. 境港市では全半壊家屋の分布は市北部に集中し, アンケート
    震度
    はこれと調和していた. また, 重度の液状化地域の
    震度
    は大きかった.
  • 大中 太郎, 翠川 三郎, 阿部 進
    地震工学論文集
    2007年 29 巻 161-167
    発行日: 2007年
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    地域の地震防災を進めていく上で重要な基礎資料となる高密度
    震度
    分布図を作成するために、2006年7月23日に千葉県北西部で発生した地震 (M6.0) を対象として、横浜市鶴見区において多数のアンケート
    震度
    調査票を配布し、3000点強の地点でアンケート
    震度
    を算出した。アンケート
    震度と観測された計測震度
    を比較し、その妥当性を検討した上で、各地点での
    震度
    データの空間補間を行い、高密度
    震度
    分布図を作成した。その結果、
    震度
    分布は非常に複雑であることを明らかにした。さらに、複雑な
    震度
    分布の要因を検討するために、
    震度
    分布と地形・地盤の関係について考察した。
  • 広野 卓蔵, 佐藤 馨
    Papers in Meteorology and Geophysics
    1971年 22 巻 3-4 号 177-193
    発行日: 1971年
    公開日: 2012/12/11
    ジャーナル フリー
    MSK
    震度階が我が国に適した震度
    階であるかどうかを試験するために,106の気象官署で, MSK
    震度
    とJMA
    震度
    の同時観測を1967年から1970年まで行った.このために作った調査表に地震時に観測した現象の項目をチェックして気象研究所に送り,著者等はそれによってMSK
    震度
    の決定を行った.地震を大地震と小地震に分けて,JMA
    震度
    と比較しながら統計を取った.その結果JMA
    震度は低震度
    に適し, MSK
    震度は高震度
    に適していることが分った.JMA
    震度
    3までの低
    震度
    をMSK
    震度
    になおす式はM=1.5J+1.5で,ここにMはMSK, JはJMA
    震度
    である.また大地震のときの両者の関係はM=1.5J+0.75と求められた.
    両者にはそれぞれ長所と短所があり,気象庁は両者を併用することが望ましい,すなわち,JMAは緊急報告用に,MSKは大地震の現地調査などに用いられる.
  • 鳥居 剛, 黒田 修一, 松井 保
    地震工学研究発表会講演論文集
    2001年 26 巻 1041-1044
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    震度
    法による盛土の安定性の検討では、地震動の大きさに応じた水平
    震度
    を設定する必要がある。本研究は、良質な地盤上の高さ10m~40mの盛土を対象に、入力加速度の大きさを変えた応答解析から、最小すべり安全率が1つとなる入力加速度を求め、これと
    震度法における限界水平震度
    の関係を調べたものである。地盤の最大加速度と設計水平
    震度
    の関係には、野田・上部の経験式があるが、兵庫県南部地震の地震動を対象とした直下型地震動においては、限界水平
    震度は入力加速度の震度
    換算値の1/2~2/3程度の値となり、入力加速度が500galを越えると野田・上部の式よりも大きな水平
    震度
    となるという結果を得た。
  • 西山 誠治, 川満 逸雄
    地震工学研究発表会 報告集
    2005年 28 巻 155
    発行日: 2005年
    公開日: 2010/07/30
    ジャーナル フリー
    地下構造物の FEMを用いた静的解析として応答
    震度
    法がよく用いられる. 応答変位法のような地盤ばねの不明確さがなく, 地盤を含めた解析モデル全体に
    震度
    を与えるという荷重作用方法も比較的簡便で, 有用な手法である. その
    震度
    は, ある時刻の加速度分布から算定されるのが一般的である. しかし, 減衰の影響が大きい場合では, 加速度から求まる
    震度
    では十分な解析精度が保てないことがある. そこで, 地盤ひずみに着目した修正
    震度
    を定義し, この修正
    震度による応答震度
    法によれば精度が向上することを示す. さらに, 修正
    震度
    により求まる地震時荷重を, FEMを用いた他の静的解析手法の地震荷重と比較して, その位置付けを確認する.
  • 山本 俊六, 堀内 茂木, 中村 洋光, 呉 長江
    物理探査
    2007年 60 巻 5 号 407-417
    発行日: 2007年
    公開日: 2010/06/25
    ジャーナル フリー
    緊急地震速報における精度の高い
    震度
    推定を目指し,
    震度
    推定のための震源パラメータとして“
    震度
    マグニチュード”を開発した。通常,
    震度
    推定は,マグニチュードをパラメータとした距離減衰式を利用して行われるが,マグニチュードは,変位から定義されるパラメータであるため,短周期の加速度や
    震度
    の推定に最適なものとは言えず,推定誤差を生む重大な要因となっている。そこで,我々は,観測された
    震度
    から直接定義される震源パラメータである,
    震度
    マグニチュードを考案した。
    震度マグニチュードと実測された震度
    は定義式により直接関連付けられているので,
    震度マグニチュードを使用すれば精度の高い震度
    推定が可能となることが期待できる。その有効性を検証するため,Hi-netで記録された127地震(11242データ)を使用した解析を行った結果,
    震度マグニチュードを用いた手法による震度
    推定誤差は0.438となり,マグニチュードをパラメータにした既往の手法の結果(0.560)に比べ,誤差が22%減少することが分かった。次に,リアルタイムシステムでの利用を考え,P波の波形データのみから計算できる“P波
    震度
    マグニチュード”を開発した。検証の結果,P波
    震度マグニチュードによる震度
    推定誤差は0.466となり,全相データを利用した既往の手法に比べて誤差が17%減少することが分かった。さらに,P波
    震度
    マグニチュードは,大地震の際,断層破壊の早い段階で最終的な値を示すため,このパラメータを使用することにより,断層破壊の終了を待たず,ほぼ正確な
    震度
    を推定可能とすることが示された。これらの特徴は,緊急地震速報にとって極めて有効なものであり,著者らは,Hi-netを利用したP波
    震度
    マグニチュード即時計算の実システムを構築した。今後緊急地震速報システムにおける
    震度
    マグニチュード(P波
    震度
    マグニチュード)の利用が期待される。
  • 田治米 辰雄
    日本建築學會論文集
    1947年 36 巻 38-40
    発行日: 1947/12/20
    公開日: 2017/12/04
    ジャーナル フリー
    表題の方法に對する一案として,
    震度
    は静力學的水平撓に比例して増大す可きである事を,n質點系の振動理論的立場より述べた。従来
    震度
    kは一般に建築物の高さに沿ひ同一の値を用ひた。之は
    震度
    の定義から明らかである。然し建築物は完全なる剛體ではないのでkの値は上階に行くにつれて,何等かの方法で大とするのが合理的である。この事は既に諸家によつて指摘せられて居る處である。1)今kは各層によりて異るものとす。然る時はkは現行の意味の
    震度
    ではないけれども,便宜上矢張り
    震度
    と名附け,K_rを以つて第r層の
    震度
    とする。斯かるK_rを用ひてn層ラーメンの静力學的水平撓を書けば
  • 片岡 俊一, 市村 強, 菊地 俊紀
    地震工学論文集
    2005年 28 巻 86
    発行日: 2005年
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    最近,
    震度
    計の設置状況の不適切さが指摘されているが, それを実測例で確認した例は多くはない. そこで,
    震度
    計がK-NETの比較的近傍に設置されている地点を対象に, 両者の地震動記録を計測
    震度
    の差という観点から検討した. 具体的には,
    震度
    差とスペクトル比 (
    震度
    計/強震計) を求めた.
    震度
    差は11地点で比較した. スペクトル比が比較できたのは5地点であり, 2あるいは3地震のみであった. しかしながら, その形状は地点, 地震によらず概略同じであった. つまり, 0~4Hzの範囲では大凡1であり, 途中4~5Hz付近で一度ピークがあり, それ以降は1より小さくなる.
    震度計の方が震度
    が大きい場合には, 小さい場合に比べ4~5Hz付近のピークが大きかった. 最後に, スペクトル比と
    震度
    差の関係を求めた. 一方で, このスペクトル形状に及ぼす
    震度
    計の容器 (基礎) の影響も検討した.
  • 新谷 正樹, 鍬田 泰子, 高田 至郎
    地震工学論文集
    2005年 28 巻 70
    発行日: 2005年
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    地震時の
    震度
    情報は, 防災機関の初動対応を立てる上で非常に重要である. これまでに地震計の設置されていない場所の
    震度
    を知るために
    震度
    アンケートによる推定が行われてきた. しかし,
    震度
    による構造物の地震応答の評価や, 国外での地震動推定に適用するのは難しく, 工学的観点からすれば強震動指標である最大加速度 (PGA) 情報の方が
    震度
    よりも適用範囲が広いといえる. そこで, 計測
    震度
    と最大加速度との関係を用いて,
    震度アンケートに用いられる震度
    係数を加速度係数に換算して最大加速度を算出する方法と, 地震時テレビ応答解析の結果から最大加速度とテレビ挙動との関係を導いて最大加速度を推定する方法を提案し, その適用性を検証した.
  • 能島 暢呂, 太田 裕, 杉戸 真太
    地震工学論文集
    2005年 28 巻 54
    発行日: 2005年
    公開日: 2010/11/22
    ジャーナル フリー
    2000~2004年の5年間に岐阜県内の101観測点で得られた計測
    震度
    0.5以上のデータ (208地震, 2634個) を整理して基礎的分析を行った. まず距離減衰式による推定
    震度と観測震度
    との差の平均値・標準偏差および
    震度
    観測回数を用いて, 地盤増幅度に関する考察を行った. 各観測地点の揺れ易さを表す地点係数に相当する指標として定量化した. また
    震度
    計設置環境調査の判定区分と揺れ易さとの関係を検討した結果, 両者には明確な関連性が見られないことを指摘した. また紀伊半島沖および東海沖の地震による計測
    震度
    の伝達状況から, 約10分で
    震度
    情報集約が可能であることを確認した. 今後,
    震度
    情報の有効活用に向けて全国を対象とした分析が望まれる.
  • 増川晋, 中西憲雄, 相澤顕之, 田頭秀和, 林田洋一
    農業工学研究所研究成果情報 (旧 農業工学関係研究成果情報)
    2004年 H15 巻
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/02/04
    会議録・要旨集 フリー
    地震発生後に公表される計測
    震度や最大加速度から計測震度
    ・最大加速度分布を求める。これらの分布から農業用大ダムの位置での計測
    震度
    や最大加速度を推定できるGISシステムである。
  • 鶴来 雅人, 澤田 純男, 入倉 孝次郎, 土岐 憲三
    土木学会論文集
    1999年 1999 巻 612 号 165-179
    発行日: 1999/01/21
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    本研究では, 大阪府全域を対象としてアンケート
    震度
    調査を実施し, 1995年兵庫県南部地震の詳細な
    震度
    分布を求めた. 得られた
    震度
    分布の信頼性を確認するため, 地震観測記録から算出される計測
    震度との比較および他機関が実施したアンケート震度
    調査結果との比較を行なった. その結果, 太田方式によるアンケート
    震度は計測震度
    で補正する必要があることが明らかとなった. そこで, 本調査結果に対しても補正を行い, 信頼性の高い
    震度
    分布を得た. さらに,
    震度
    分布から見かけの震源, 伝播経路およびサイト特性を分離し, 断層破壊伝播による指向性の影響,
    震度
    の距離減衰特性, サイト特性による高
    震度
    あるいは低
    震度
    域を明らかにした.
  • 苫米地 司
    電気学会誌
    2019年 139 巻 3 号 135
    発行日: 2019/03/01
    公開日: 2019/03/01
    ジャーナル 認証あり

    2018年9月6日午前3時過ぎ,枕元の携帯電話の警報音がけたたましく鳴った。北海道胆振東部地震が発生し,道内で初めて,最も高い

    震度
    階級である「
    震度
    7」が観測された。震源地周辺の町では建物倒壊や土砂崩れ等の甚大な被害が発生した。札幌市内でも観測史上最大の「
    震度
    6

  • ★日本地質学会ジュニアセッション奨励賞★
    *青森県立 三本木農業恵拓高等学校
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2023年 2023 巻 J1-P-16
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/04/10
    会議録・要旨集 フリー

    研究者氏名:赤崎友哉筆者はテレビで地震速報をいつも見るうちに青森県階上町の

    震度
    が周辺地域よりも高くなりやすいのではないかという疑問を持った。そこでその疑問を検証するために気象庁が提供している
    震度
    データベースを活用し、過去10年間の地震を分析してみた。その結果、2013年以降階上町で
    震度
    2以上を記録した438回の地震のうち、階上町を取り囲む位置にある観測点5地点よりも階上町の
    震度
    だけが大きくなった地震は211回であり、その割合は48.1%にもなることが分かった。次に、階上町の
    震度
    だけが大きくなる地震には何か規則性があるのではないかと考え438回の地震すべてについて、階上町から見た震源の方向やその俯角、震源距離を求めて分析した。その結果、階上町の
    震度
    が大きくなる地震は、階上町から見た方向で北方向に震源がある場合に起こりやすいことが判明した(図1)。なお俯角と震源距離には規則性は見られなかった。最後に、階上町から見て北方向に震源がある場合に、階上町の
    震度
    が大きくなる原因を地質学的に分析した。20万分の1地質図幅「八戸」でこの地域の地質を確認すると、階上町の南部には階上岳を構成する巨大な白亜紀の花崗岩体が存在する。階上町の
    震度
    が大きくなる要素の1つとして、この花崗岩体が関係していると推測できる。

  • 山本 英和, 齊藤 剛
    物理探査
    2020年 73 巻 149-167
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/08/03
    ジャーナル フリー

    岩手県大船渡市の振動特性を明らかにするため,2003年5月26日に発生した宮城県沖地震(Mj 7.0)のアンケート

    震度
    調査を行った。
    震度
    の算出には太田ら(1998)の改訂版を用いた。大船渡市の小学校14校,中学校8校の生徒の両親に3,387枚のアンケートを配布した。アンケートから推定された
    震度
    は,
    震度
    の分布を明確にするために250m四方のメッシュで平均した。アンケート調査のための個人間の違いを避けるために,アンケートの数が3つ以上の有効メッシュを分析に使用した。大船渡市の有効メッシュ数は212であった。メッシュ
    震度
    は6.4~4.1の範囲で分布し,大船渡市の平均は5.1であった。大船渡市の平野部にあたる中心部では
    震度
    が大きく,周辺では
    震度
    が小さいことが判明した。2003年宮城県沖地震の強震動は振動特性が地下の地質構造に依存することを示した。

    大船渡市における区域ごとに

    震度
    の差異の原因を調べるために,市内14地点で,地震計間隔6mの4台の振動計からなる簡易微動アレイ観測を実施し,レイリー波位相速度分散曲線を求めた。長尾・紺野(2002)の簡便な方法で波長40mの時のレイリー波位相速度から深度30mまでの平均S波速度(AVS30)を換算し,平均S波速度分布を求め,アンケート
    震度
    との比較を行った。
    震度
    データベースを作成するための250mメッシュ平均
    震度
    とAVS30との相関係数は-0.68を示し,ある程度の相関が認められ,単純な解析である250mメッシュ平均
    震度
    でも平均S波速度からの揺れやすさとの対応を示すことが可能であった。また,大船渡では狭い地域で急に地質構造が変化するため,観測点を中心にした半径100mから500mの平均
    震度
    を算出し,その
    震度
    と平均S波速度(AVS10からAVS30)の相関を検討した。
    震度
    が大きな観測点でAVS30が小さく,
    震度
    の小さな観測点ではAVS30が大きくなる傾向が確認でき,その結果,半径250m平均
    震度
    とAVS30は強い負の相関(-0.82)を示すことが判明した。また,AVS30と同様にAVS20も相関係数が-0.81と高い値を示すことも明らかとなった。

  • 尾崎 竜三, 高田 至郎
    地震工学研究発表会講演論文集
    2001年 26 巻 257-260
    発行日: 2001年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    気象庁で用いられている計測
    震度
    は, 観測される一連の加速度時刻歴を用いて算定される. しかしながら, 観測される地震動は時々刻々変動するため, 計測
    震度
    の時間的な変化を考慮すべきである.
    本稿では, 時間の経過を考慮した「瞬間計測
    震度
    」を用いて, 直下型地震の地震動特性を検討する. 指標として, 瞬間計測
    震度
    の立ち上がり時間およびある
    震度
    レベルの継続時間について検討し, 震源断層からの最短距離とそれら指標との相関を把握した. 兵庫県南部地震, 鳥取県西部地震の観測記録を用いて検討した結果, 震源距離と立ち上がり時間には正の相関が, また継続時間には負の相関があることが知られた. またその関係を用いて決定される瞬間計測
    震度
    の形状から直下型地震の地震動波形の推定を試みた.
  • 湯 浅明, 大角 恒雄, 山本 賢一
    地震工学研究発表会講演論文集
    1999年 25 巻 661-664
    発行日: 1999年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    兵庫県南部地震以後、大地震時 (レベル2) における土木構造物の設計基準において、応答変位法や応答
    震度
    法など簡易計算手法の適用が検討されてきた。下水道施設には、水槽と建屋が一体化した2重覆蓋構造物など地中からある程度突出した半地下構造物が多く存在する。半地下構造物の地震時振動特性は、地上構造物と地中構造物の特性を持っているため、簡易設計手法の適用には十分な検討が必要である。ここでは、応答
    震度
    法と非線形動的解析結果を比較することで設計に対する応答
    震度
    法の適用について検討を行った。その結果、応答
    震度
    法において地盤、構造物とも非線形を考慮すること、地上構造物には、構造物固有周期の応答スペクトル値を荷重 (
    震度
    ) とすることで、非線形動的解析を応答
    震度
    法で実用的に再現できることが分かった。
  • 松田 裕, 年縄 巧, 翠川 三郎, 阿部 進
    土木学会論文集
    2001年 2001 巻 689 号 101-108
    発行日: 2001/10/21
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    本研究では, 横浜市鶴見区において実施したアンケート調査結果および微動観測記録を用い, 地域の詳細な
    震度
    分布を推定した. アンケート調査により得られた
    震度
    分布図と地域の表層地質を比較した結果,
    震度
    分布図は地域の地形・地質を良く反映していることが分かった. 強震観測点での計測
    震度と付近のアンケート震度
    を比較した結果, 両者はよく対応した. また, 微動観測記録のH/Vスペクトル比の周期0.3~2.0秒までの平均値 (Aave) と計測
    震度
    に相関が見られることから, H/Vスペクトル比を用いて
    震度
    を推定した. 鶴見区において微動観測を行い, これより推定した
    震度とアンケート震度や計測震度
    を比較した結果, 両者が良く対応することがわかった.
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