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クエリ検索: "露木茂"
68件中 1-20の結果を表示しています
  • 露木 茂, 仁尾 義則, 井上 一知, 戸部 隆吉
    日本消化器外科学会雑誌
    1991年 24 巻 4 号 1042-1046
    発行日: 1991年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    胃の同時性多発進行癌でおのおのが別々の組織型を示し, かつ片方の肝転移巣がalphafetoprotein (AFP) 産生型腫瘍であった症例を報告する.症例は76歳男性で, 上腹部痛, 右季肋部痛を主訴に来院した.胃透視, 内視鏡検査にて, 噴門部にBorrmann I型病変を, 胃角上部にBorrmann II型病変を認め, computed tomography (CT) にて肝S4領域に転移を認めた.腫瘍マーカーでは, carcinoembryonicantigen (CEA) は正常範囲内であったが, AFPが283ng/mlと高値であった.手術所見は, H1, P0, S1, N1で胃全摘術およびR2郭清, Roux-en Y法による再建と肝S4区域切除術を施行した.病理所見では, 噴門部腫瘍は未分化癌類似のリンパ球, 形質細胞浸潤の著明な低分化型腺癌で, 胃角部腫瘍は中分化型腺癌であり, 多発胃癌と考えられた.肝転移巣は胃角部腫瘍と同様の中分化型腺癌であり, PAP法によりAFP陽性細胞が検出されたが, 原発巣, リンパ節転移巣では検出されなかった.
  • 鈴木 泰
    日本世論調査協会報「よろん」
    2011年 107 巻 48-49
    発行日: 2011/03/31
    公開日: 2017/03/31
    ジャーナル フリー
  • 小野 展克
    生活経済学研究
    2008年 28 巻 55-70
    発行日: 2008/09/30
    公開日: 2016/11/30
    ジャーナル フリー
    This paper shows how the mass media reports the management crisis of companies. Through my research, it is found that media reports could have a huge impact on corporate credibility as well as on the fate of the reported companies. As a result of One-factor ANOVA (analysis of variance) and t Test, I have found that when companies decide on voluntary liquidation such as through debt waivers, the media often uses the words that make readers image about corporate turnaround, such as "rebuilding" and "support." On the other hand, in the case of the legal liquidation such as using the Corporate Rehabilitation Law, words that tend to damage the image of corporate credibility, such as "bankruptcy," and "failure," were used in many media reports. How the media reports company liquidation greatly vary depending on whether companies go bankrupt voluntarily or by using functions of the court.
  • 上田 修吾, 小泉 欣也, 難波 克明, 森田 通, 森賀 威雄, 露木 茂, 黒柳 洋弥, 具志堅 保, 大谷 哲之, 土屋 宣之, 西脇 洗一, 大和 俊夫, 工藤 昂, 戸部 隆吉
    医療
    1994年 48 巻 1 号 9-15
    発行日: 1994/01/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    1978年1月から1991年12月までの間に国立京都病院で手術された胃癌1540例中, 主として深達度se癌230例, 対照としてss癌310例に検討を加えた. 当然のことながら, se癌はss癌の進行した状態と考えられ, 腹膜播種性転移P, 肝転移H, リンパ節転移Nとも有意に進行しており, 予後不良だが, P0, H0でさらに組織学的リンパ節転移nO例のみに限定すると両群に有意差がないことは, 今後se癌の予後をSS癌に近づけるのに, 示唆を与えられた.
  • 河西 宏祐
    日本労働社会学会年報
    2000年 11 巻 45-60
    発行日: 2000年
    公開日: 2020/11/20
    ジャーナル オープンアクセス
  • 五代 天偉, 赤池 信, 山本 直人, 塩澤 学, 杉政 征夫, 武宮 省治
    日本臨床外科学会雑誌
    2004年 65 巻 7 号 1882-1886
    発行日: 2004/07/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は60歳男性.腹痛を主訴に来院.腹部単純X線写真にてfree airを認めたが,腹部所見は弱く,経過観察していた.翌日になっても症状は改善せず, free airの増加を認めたため,消化管穿孔を疑い緊急手術を施行した.開腹時穿孔を認める所見はなく,下行結腸に8cm大の風船様の腫瘤を認めた.同部に対し結腸部分切除を行った.病理組織学的検査にて巨大憩室症と診断された.本邦では,大腸巨大憩室症の報告は本症例を含め14例である.欧米の報告と比較して考察した.
  • 露木 茂, 中村 公治郎, 筒井 理仁, 本田 五郎, 西澤 弘泰, 菅野 元喜
    日本臨床外科学会雑誌
    2006年 67 巻 7 号 1630-1634
    発行日: 2006/07/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    症例は77歳,男性.主訴は発熱,腹痛. 2日前より心窩部痛, 39度の発熱が出現.前日に嘔吐を認めWBC, CRPの高値を示し当院紹介された.入院時CTで肝S2に内部不均一な7cmの腫瘤と胃前庭部に嚢胞性腫瘤を認めた.胃内視鏡にて前庭部小彎前壁に壁外性圧排像と白苔を伴う潰瘍性病変を認めた.絶飲食,抗生剤投与後, 4病日には壁外性圧排像は自然消失し,前庭部潰瘍は0-IIc胃癌であった. 28病日には肝腫瘤がほぼ消失した.肝膿瘍および胃嚢胞性腫瘤の原因は不明のまま, 40病日に胃癌に対し幽門側胃切除術を施行した.術中,幽門前庭部小彎が肝下縁に強固に癒着していたため肝部分合併切除した際,魚骨の胃前庭部小彎から肝臓への穿通を認めた.術前の肝膿瘍,胃嚢胞性腫瘤は魚骨によるものと推測された.術後19カ月現在,再発なく経過良好である.誤嚥魚骨による胃十二指腸からの肝内穿通に伴う肝膿瘍は本邦では自験例を含め17例と極めて少ない.
  • 重本 香保里, 渡邊 茂弥, 日下 茂, 木村 史子, 杉本 英光, 小野 晋司, 水野 雅博, 露木 茂, 光吉 明, 財間 正純
    健康医学
    1999年 14 巻 1 号 16-19
    発行日: 1999/05/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    過去3年間における当院人間ドックで発見された胃癌について検討を行った。各年約2,000名,延べ6,096名のドック受診者に対し'95年は3名,'96年は2名,'97年は8名の胃癌症例を経験したが,'97年に発見率が増加したこと,粘膜内にとどまる低分化腺癌(signet ring cell carcinoma)を2名経験したことの要因として,胃内視鏡検査の増加と胃透視,胃内視鏡検査の詳細なチェックによると考えられた。
  • 原 拓央, 魚津 幸蔵, 芝原 一繁, 平野 勝康, 高橋 英雄, 長谷川 洋
    日本臨床外科学会雑誌
    2002年 63 巻 5 号 1166-1170
    発行日: 2002/05/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    症例は52歳,女性.吐血のため当院へ担送され,上部消化管内視鏡検査で胃角部前壁に直径3cm弱のボタン状の隆起と,その肛門側にIIa様の広範な粗大顆粒状変化の拡がりを示す5型の病変を認めた.またCTで肝S4に1個, S7に2個の転移巣を認め,術前に肝動脈塞栓術を施行した.さらに血液検査でAFP1, 398ng/mlの高値を認めた.手術は胃全摘, D2リンパ節郭清および肝右葉切除とS4部分切除を行った.組織学的に胃病変は粗大顆粒状の部分がtub1, 隆起性病変の部分はpor1を主体で免疫染色にてAFP陽性であった.深達度はMPで, 1群リンパ節に転移を認めた. AFPは約2カ月後に正常範囲へ低下し,術後18カ月の現在再発の徴候を認めていない. AFP産生胃癌の肝転移陽性例は予後不良とされているが,積極的な外科的切除が有効な1例を経験した.
  • 岡田 弘, 重本 道香, 直木 正雄, 露木 茂, 西脇 洸一, 荻野 篤彦, 岡本 英一
    医療
    1992年 46 巻 4 号 268-272
    発行日: 1992/04/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    症例は44歳の男性で平成元年3月より慢性骨髄性白血病の治療を受けていた. 平成3年3月18日失血性シヨックの状態で入院した. 内視鏡検査にて十二指腸潰瘍を認め, 3月20日広範囲胃切除術, および摘脾術をした. 術前, 術中および術後に新鮮, 濃厚赤血球と濃厚血小板の輸血をした. 手術後5日目より頑固な血性下痢が始まり, 39℃以上の高熱が続いた. さらに9日目からは全身にびまん性の紅斑が認められ, 12日目からは肝機能が増悪して黄疸も顕著となった. また白血球数もこの頃には急激に低下した. Cyclophosphsmide, Solu-Medrolの投与をしたが無効で, 患者は多臓器不全で術後21日目の4月10日に死亡した. 死亡前に行った皮膚生検ではgraft-versus-hostdisease(GVHD)に合致する所見がえられた. 剖検で骨髄は低形成で各種臓器に白血病細胞の浸潤は認められなかった. 今後, 輸血にさいしては, 血液製剤の放射線照射など, GVHDの防止に留意する必要がある.
  • 露木 茂, 筒井 理仁, 島袋 隆, 坂田 晃一朗, 西澤 弘泰, 菅野 元喜
    日本臨床外科学会雑誌
    2004年 65 巻 11 号 2863-2867
    発行日: 2004/11/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    極めて稀な疾患である乳腺間質肉腫の1例を経験したので若干の考察を加えて報告する.症例は54歳,女性.約1カ月前に右乳房AC領域の腫瘤を自覚し,検診にて同部位に径1.5cmの腫瘤を指摘された.乳房撮影,乳腺エコーでは乳癌が疑われたが,術前吸引細胞診ではsarcomaが強く疑われた.手術は右乳腺腫瘤摘出術を施行し術中迅速病理診断にて乳腺肉腫と診断されたため,右乳腺円状部分切除術を追加した.永久病理組織標本では乳腺間質肉腫と診断された.術後補助療法として術後残存乳房に対する60Gyの放射線治療を施行した.術後1年2カ月が経過するも再発は認めていない.本邦報告101例による腫瘍径と術式別局所再発の検討から,腫瘍径が3cm以下の症例での乳房温存手術適応を検討すべきであると考えられた.
  • 大塚 恭寛, 五十嵐 信之, 小松 悌介, 高橋 誠
    日本救急医学会雑誌
    2013年 24 巻 7 号 443-447
    発行日: 2013/07/15
    公開日: 2013/10/16
    ジャーナル フリー
    症例は67歳時にS状結腸癌・肝転移に対してS状結腸切除術・左肝切除術を施行され,多発性肺転移再発に対して埋込型中心静脈カテーテル挿入留置下にがん化学療法を継続中であった75歳の女性である。就寝中に突然出現した咳嗽と呼吸困難を主訴に当院外科を救急受診した。意識は清明であったが頻脈,呼吸数増加,SpO2低下,顔面浮腫,四肢末梢冷感を認め,胸部単純X線上の心陰影拡大と超音波検査上の多量の心嚢液貯留を認めた。心タンポナーデの診断下に緊急心嚢穿刺ドレナージ術を施行したところ,血性心嚢液800mlが吸引され,速やかにバイタルサインの改善と自覚症状の軽快が得られた。心嚢液の細胞診にて異型円柱上皮細胞の集塊を認め(class V),本例の病態は大腸癌心嚢転移による癌性心タンポナーデ(carcinomatous cardiac tamponade: CCT)と診断した。第3病日に心嚢ドレーンを抜去し,第17病日に独歩退院したが,9か月後に肺転移増悪のため永眠された。我々が文献的に検索し得た範囲では,生前診断された大腸癌心転移の本邦報告例は8例で,うちCCT併発例は4例である。化学療法の進歩により進行大腸癌患者の長期生存が期待し得る現代においては,CCTは今後増加することが予想される重要なoncologic emergencyのひとつであり,積極的な緊急心嚢穿刺ドレナージによる突然死の回避が,患者のさらなる生存期間延長とquality of life向上に大いに寄与することを全ての救急医が認識しておくことが重要である。
  • 高橋 直典, 手島 伸, 國井 康男
    日本消化器外科学会雑誌
    1999年 32 巻 3 号 846-850
    発行日: 1999年
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    多発性肝転移を伴うAFP産生胃癌の症例に対して集学的治療を行い, 5年以上の無再発生存を得ているので報告する. 症例は55歳の男性. 検診にて胃体部壁の異常を指摘され来院. 入院時の胃透視, 胃内視鏡にて3'型の胃腫瘍を, 超音波検査, CTで肝臓 (S4・5, 8) に腫瘍陰影2個を認めた. 血中AFP値は1,600ng/mlと上昇していた. 手術所見はT2, N1, H2, P0, D1で幽門側胃切除術を施行. 術後, 肝動脈よりADM, LPDの動注を行い, 2週間後に肝部分切除を行ってS4・5, S8の腫瘍を摘出した. 切除胃標本の病理学的検査では腺腔形成に乏しい低分化腺癌であり静脈侵襲を認めた. AFP染色では胃および肝臓の腫瘍細胞が陽性に染色され, AFP産生胃癌の肝転移と診断した. 術後MTX/5-FU交代療法を開始し, 外来で5年半, 治療を継続しているが副作用はなく, 再発の徴候も認めていない.
  • 高山 敏夫, 菅野 雅彦, 鎌野 俊紀, 鶴丸 昌彦, 林田 康男, 小林 滋
    日本外科系連合学会誌
    2002年 27 巻 6 号 902-907
    発行日: 2002/12/30
    公開日: 2009/08/13
    ジャーナル フリー
    症例は49歳, 男性。上部内視鏡検査にて3型の胃噴門部癌を認め, 腹部CT検査では肝両葉に多発性肝転移を認めた。血清AFPが5,529ng/mlと高値を示していることからAFP産生胃癌多発性肝転移と診断した。自験例では食物の通過障害症状が強く認められ, また根治的切除が不可能との判断でquality of lifeを考慮し, 胃全摘, D1リンパ節郭清術を施行後, 肝動注化学療法を行った。病理組織学的所見では, type3, mod~por diff. adenocacarcinoma, se, ly3, v3, n8/33でstageIV, 根治度Cであった。またAFP免疫組織染色では腫瘍細胞が陽性に染色された。術後肝動注リザーバーを留置し, 動注用infusion pumpを用いてADR : 30mg/body/bolus, ia. (day 1), 5-FU : 250mg/body/24hrs, cia. (day 1~14), CDDP : 10mg/body/30min, ia. (day 1~14/隔日) を投与した。2週間休薬後外来通院にてリザーバーより5-FU : 250mg/body/2hrs.ia. (1回/week), CDDP : 10mg/body/30min, ia. (1回/week) を動注し, 10週間治療後2週間休薬を1コ―スとし2コース施行した。同時に5'-DFUR 800mg/dayを1週間経口投与したが強い嘔吐症状が出現したため5'-DFURの投与を中止した。手術4カ月後のAFP値は5,529ng/mlから5ng/ml, またCEA値は43.4ng/mlから3.8ng/mlへとそれぞれ正常値まで低下し, また手術9カ月後の腹部CT検査では肝転移巣は完全に消失していた。しかし手術10カ月後よりCEA値が14.7ng/mlへ上昇傾向に転じたため, TS-1 100mg/dayを4週間内服, 2週間休薬を1コースとする経口投与を2コ―ス施行した。術後1年7カ月では画像上明らかな再発を認められなかったがCEA値29.9ng/ml, AFP値148/mlへと上昇しているため再発を強く疑い, 今後さらに全身精査が必要と考えられた。
  • 松田 哲朗, 赤木 重典
    日本消化器外科学会雑誌
    1993年 26 巻 3 号 874-878
    発行日: 1993年
    公開日: 2011/08/23
    ジャーナル フリー
    最近われわれは, 術後経過中肝転移を呈し, 血清carcinoembryonic antigen (CEA), carbohydrate antigen 19-9 (CA19-9) 高値, alpha-fetoprotein (AFP) 陰性となったAFP産生胃癌の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.症例は84歳の男性.C領域のBorrmam 3型進行胃癌にて胃全摘術を施行した.術前血清AFP 39.4ng/mlと高値を呈し, 病理組織学的にも腫瘍内にAFPの局在を証明しえた.術後10か月目に肝転移をきたしたが, その時の血清AFPは陰性化しており, CEA, CA 19-9が高値を呈した.腹水, および肝転移腫瘍嚢胞液にても同様のパターンを認めた.AFP産生胃癌は, 肝転移を含め, 腫瘍の増大とともに血清AFPが上昇するといわれているが, 本症例のごとく他の腫瘍マーカーが高値になる場合は, 腫瘍が分化増殖形式の異なるさまざまな細胞から構成されていることも推測され, 予後予測のためには, 種々の腫瘍マーカーの変動について十分注意する必要があると思われる.
  • 石井 茂
    日本音響学会誌
    1994年 50 巻 11 号 928-936
    発行日: 1994/11/01
    公開日: 2017/06/02
    ジャーナル フリー
  • 坂本 渉, 関川 浩司, 佐藤 尚紀, 安藤 善郎, 大木 進司, 竹之下 誠一
    日本臨床外科学会雑誌
    2005年 66 巻 6 号 1473-1480
    発行日: 2005/06/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    症例1: 77歳,男性.就眠中の腹痛で発症.緊急内視鏡で横行結腸~直腸に分節状の粘膜のびらん,壊死を認め,造影CT3D構築でIMAの血流が認められたが,腹膜刺激症状が出現し緊急手術となった. IMAの触診,ドップラーエコーでIMAの血流を確認したが,術中内視鏡で粘膜壊死の範囲を確認し,直腸から横行結腸左2/3を切除,人工肛門を造設した.術後3週で独歩退院.病理で動静脈に血栓はみられなかった.
    症例2: 56歳,女性.慢性腎不全にて透析中.軽度の心窩部痛で発症し,腸閉塞の診断で入院. CT撮影したところ,門脈ガス像あり.次第に腹膜刺激症状出現したため, NOMIによる腸管壊死の診断で緊急手術を施行.全小腸にわたって不均一な壊死を認め,肉眼的に壁在血管にガスを認めた.特に壊死の強い部分約230cmを切除し,双孔式人工肛門造設.翌日MOFとなり死亡.病理で動静脈に血栓はみられなかった.
  • 高橋 三餘, 長谷川 裕夫, 山下 巌
    日本機械学会論文集 B編
    1993年 59 巻 566 号 3243-3248
    発行日: 1993/10/25
    公開日: 2008/03/28
    ジャーナル フリー
    The surface deactivation rates of singlet oxygen (1Δg) on inactive materials and SUS316L have been measured with the use of a flow tube system, which generates the excited oxygen in a low concentration in pure oxygen flow by microwave discharge. The first-order surface deactivation probabilities have been determined from measurements of the emission intensity decay of the excited oxygen and analysis of the flow fields in the circular tube. The first-order deactivation probabilities measured on the inactive materials slightly depend on the concentration of the excited oxygen, which indicates the possibility that the surface reaction has a higher-order reaction besides the first-order reaction. The inactive materials are in the following relation in their reactivity to deactivate the excited oxygen : Pyrex>PVC>SiO2>PFA>PTFE. In addition, the deactivation probability on SUS316L is about three orders higher than those on the inactive materials.
  • 寺元 佳奈, 土井 康郎, 山本 加代, 松川 要, 祝原 久香, 元島 留美, 高田 登, 吉仲 一郎, 原田 和則
    超音波医学
    2018年 45 巻 1 号 61-68
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/01/18
    [早期公開] 公開日: 2017/12/18
    ジャーナル 認証あり
    症例は63歳女性.2012年,右乳房の発赤を伴う硬結を主訴に受診.葉状腫瘍と診断され腫瘍摘出術施行.術後病理結果は乳腺症であり経過観察.2年後,切除部位に同症状を認め再検査.超音波検査で右乳房A領域に広がり5 cmの地図状低エコー域を認めた.皮下脂肪層内にも低エコーが進展し,浸潤による限局性皮膚肥厚が示唆された.パワードプラで豊富な血流信号を認めた.2012年と異なる所見は,皮膚から大胸筋までの厚みが増したこと,病変が拡大し,境界が不明瞭化していることであり,臨床症状も加味すると炎症性乳癌も否定できない画像所見であった.右乳房切除術施行.病理所見では紡錘形腫瘍細胞が正常腺管の周囲に浸潤性に増殖する病理組織像を認めた.紡錘形腫瘍細胞は免疫組織化学染色でビメンチン,CD34に陽性を示し,periductal stromal sarcoma(PSS)と診断.初発時の切片を再評価すると,再発腫瘍と同様の腫瘍成分を認めた.PSSは報告例も少なく,臨床および画像上特徴的な所見も乏しく診断が困難とされる.初回手術では確定診断に至らず,局所再発をきたしたPSSの1例を経験したので,超音波画像所見を中心に報告する.
  • 医療
    1992年 46 巻 Supplement 号 179-193
    発行日: 1992/10/04
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
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