詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "風景印"
16件中 1-16の結果を表示しています
  • _-_千葉県を例に_-_
    *後藤 泰彦
    日本地理学会発表要旨集
    2005年 2005s 巻
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/07/27
    会議録・要旨集 フリー
    _I_ はじめに 景観は、従来どちらかといえば一定の広がりを持った地域における、客観的で中立的な意味を持つ語として使われてきた。草原が広がる牧畜景観は、広大で緑豊かな土地であるといった自然要素を反映し、高層ビルが建ち並ぶ都市的景観は、地価の高さや経済的要素を強く反映する。古い寺社や街並みが続く景観は、歴史・文化的要素を端的に反映したものといえる。このようなリアルで客観的な存在としての景観に対し、近年は、景観に対して人間が価値を与えているもの(風景)といった、主観的な存在の側面について論ぜられるようになってきた。人間は自然・社会・文化・歴史など様々な景観構成要素の中から、意味のある・都合の良い要素を抽出し、それらを編集して風景(地域イメージ)を形成・創造すると考えられる。 こうした視点に立って、風景が描かれている事例の一つである郵便局で消印として使用されている
    風景印
    (風景入通信日付印)を用い、印影に風景を『展示』した風景創出者(=展示者)個人の場所に対するイメージと、見る側(=観察者)に自らの地域を意図的にどう見せたいのか(どのように読みを強要しているのか)の読み解きを試みる。また、これを見た観察者は、果たしてどのような地域イメージを抱きうるのかまでをも、考察を試みたい。
    風景印
    は、これら一連の読み解きをひとつの素材で可能にする有力な題材と考える。_II_ 研究方法と研究結果 千葉県内735の郵便局(2003年11月末現在)すべてを訪問し、
    風景印
    を入手した。           次に、
    風景印
    に描かれた図案要素を分類し、主要要素の分布図を作ることで、展示者の地域観とリアルな景観との関係を考察した。そして、ひとつの
    風景印
    に描かれている構図の全体を読み解くことで、展示者はどのような意図を持って地域展示をしたのかを考察し、その結果、観察者が抱きうる地域イメージを検討した。 その結果、_丸1_千葉県内、735局のうちの約36%の、264局に
    風景印
    が配備されていた。_丸2_自然的な景観構成要素は、ほぼその土地の地域アイデンティティとなり得ている。特に「海」が描かれた
    風景印
    は、内房地域から外房、九十九里、銚子に至るまで、ほぼ海岸線に沿った地域に分布域が確認された。_丸3_高層タワーや灯台など、ランドマーク的なシンボルではなく、意識の中のシンボルとなっている市区町村シンボルとしての動植物を展示者が描くことで、結果的に不明瞭な地域展示となり観察者はリアルな景観を想起させることが非常に困難となってしまっている局も散見される。_丸4_例えば海女が描かれた御宿局の
    風景印
    (図1)のように、もっともらしい要素を堂々と描くことで、オーセンティシティに裏付けられて伝統が創造され、「読み」の強要が成功している事例が確認できた。_IV_ まとめ 
    風景印
    は、法を根拠に全国で網羅的に同規格・同基準で使用されている。自然・社会・文化・歴史など様々な景観構成要素の中から、意味ある要素を抽出して、それらを編集して形成・創造された
    風景印
    の印影を読み解くことは、一般的な絵画などと違い、全国的に同一視点で地域イメージの考察が可能である。
    風景印
    は、地域を代表した展示者自身の地域アイデンティティ・地域イメージはもちろん、公印であるこの印を用いて、我が街をどのようにアピールしたいのかといった意志が強く内在している。
  • 原井 宏明
    電気設備学会誌
    2005年 25 巻 2 号 127
    発行日: 2005/02/10
    公開日: 2015/07/29
    ジャーナル フリー
  • 人と自然
    2016年 27 巻 81-87
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/01/18
    ジャーナル フリー
    2016 年4 月23 日から7 月31 日まで,三田市有馬富士自然学習センターにおいて,ミニ企画展「切手 のいきもの」を開催した.このミニ企画展では,切手に描かれた動物20 種(ホネガイ,スイジガイ,カブ トガニ,スベスベマンジュウガニ,キバネツノトンボ,マイマイカブリ,ギフチョウ,アカエリトリバネア ゲハ,ツマベニチョウ,オオムラサキ,モリアオガエル,ホトトギス,マガン,コウノトリ,ニホンザル, ネズミ類,ニホンカワウソ,ヨーロッパアナグマ,ニホンジカ)について,実物の標本,それらの動物を描 いた切手25 枚の拡大写真,および関連する絵本を展示した.展示された1 種の動物につき,300 ~ 400 字程度の解説文をつけた.この展示の付帯事業として,子供向けに「カブトガニのお面を作ろう!」と「オ リジナル切手をデザインしよう」を実施した.本報告では,これらの概要を述べる.
  • 印南 博之
    日本醸造協会誌
    2013年 108 巻 5 号 326-333
    発行日: 2013年
    公開日: 2018/01/12
    ジャーナル フリー
  • 中口 哲治
    日本感性工学会論文誌
    2020年 19 巻 2 号 189-197
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/30
    [早期公開] 公開日: 2020/04/14
    ジャーナル フリー

    Recently, value-sharing consumption and participation behaviors triggered by words and images transmitted by celebrities, bloggers, and friends are attracting attention. The focus of this research is to clarify the various processes involved in sharing these values, and to contribute to the business management of an industry that relies heavily on sense and emotion. First, I define the idea of value-sharing, then I outline three hypotheses of the processes involved in sharing these values, followed by establishing my hypothesis model. In order to test these hypotheses, I conducted a survey targeted to influencers and event attendees, and conducted a psychological experiment about memory infiltration. The hypotheses were partially supported, however the hypothesis model leaves room for further verification. This research revealed images shared on social media were associated with memories of previously encountered images and real-life memories, and participants showed a unification of a positive state of emotions with others.

  • ─絵とリハビリテーション会議を用いた作業療法により主婦の役割を維持した一例─
    加茂 永梨佳, 三宅 英司, 浅井 憲義, 金子 弥樹
    作業療法
    2020年 39 巻 5 号 623-629
    発行日: 2020/10/15
    公開日: 2020/10/15
    ジャーナル フリー
    要旨:症例は意味性認知症の利用者で主婦の役割を担っていた.買い物の継続を目的に,作業療法士が介入した.開始時,聴理解,自発話,書字・読字などの言語の障害を認め,言語の理解・表出が困難であったが,買い物は文字で書いたメモを使用して遂行可能であった.そこで介入は,絵を描く作業活動と絵を用いて,買い物に必要な単語の理解や表出を補う練習を行った.また,リハビリテーション(以下,リハ)会議を通して,家族からの情報収集と指導などを行った.その結果,1年後に言語症状の進行は認めたが,絵と文字で書かれたメモを使用して買い物は可能であった.意味性認知症者に対して,作業活動を用いた代償手段の獲得とリハ会議は有効であると考える.
  • 地理学評論 Series A
    2012年 85 巻 5 号 523-539
    発行日: 2012/09/01
    公開日: 2017/11/10
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 真人
    コンテンツツーリズム学会論文集
    2014年 1 巻 53-60
    発行日: 2014年
    公開日: 2021/05/28
    ジャーナル フリー
    近年では、通称「台湾コミケ」と呼ばれる台湾同人誌即売会に日本から参加する若者が増えてきたようである。本研究は、何が日本からの参加者を惹きつけるのか、現地を訪れ、台湾における同人誌即売会を中心にそれらの特徴を分析し、オタクツーリズムの事例を考察し、今後のコンテンツツーリズム 企画例を提示する。
  • 第25巻 (平成17年)
    会誌編集委員会
    電気設備学会誌
    2005年 25 巻 12 号 969-972
    発行日: 2005/12/10
    公開日: 2015/06/19
    ジャーナル フリー
  • 西岡 利恭, 石川 哲雄, 内田 明
    紙パ技協誌
    1987年 41 巻 3 号 215-223
    発行日: 1987/03/01
    公開日: 2010/10/27
    ジャーナル フリー
    Nowadays, sheet or web offset printing is a mainstream of multi-color printing in Japan. So, mottling-free multi-color printing is getting more important and more difficult with an increase in printing speed.
    In this paper, mottling problems are investigated with emphasis on the causes and remedies for them within coating and drying processes of coated paper production, as well as on suitable SBR latex designs for mottling-free coated paper.
  • 歴史的環境を日常的な景として捉えるための地区境界部のイメージ分析
    土田 寛, 武藤 舞
    日本建築学会計画系論文集
    2016年 81 巻 721 号 695-703
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/03/30
    ジャーナル フリー
     This paper, for setting method of a comprehensive historical environment conservation and contribute spatial region to develop, review ideal situation of landscape image, it is intended to obtain the basic knowledge. In the evaluation of district boundary line, spatial region is likely to be ambiguous recognized from the fact that the boundary line is higher in the error rate of a complex part. Image evaluation of the building, evaluation of the streets in the major point, through verification, on the boundary line of the area, it was shown the possibility of the existence and expansion of the image area of historic amenity.
  • 高野 史男
    地理学評論 Ser. A
    1995年 68 巻 2 号 125-129,133
    発行日: 1995/02/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
  • 中西 功
    電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review
    2023年 16 巻 3 号 185-195
    発行日: 2023/01/01
    公開日: 2023/01/01
    ジャーナル フリー

    本稿ではバイオメトリクスのモダリティに関する課題と将来展望について議論する.まず初めに代表的なバイオメトリクスを紹介する.次に現在課題となっている,プライバシー問題やなりすましに関する幾つかの問題を取り上げる.そして,システム利用者のなりすましを解決するための連続認証について述べ,それで必要となる,新しいモダリティとして脳波や人体伝搬信号を紹介する.最後に,将来展望として,嗅覚・味覚認証,世の中の変化による新たな要求,娯楽・エンターテイメント分野や健康管理での利用を紹介する.

  • 人文地理
    2013年 65 巻 3 号 215-263
    発行日: 2013年
    公開日: 2018/01/26
    ジャーナル フリー
  • 人文地理
    2014年 66 巻 3 号 251-297
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/01/27
    ジャーナル フリー
  • 人文地理
    2011年 63 巻 3 号 229-277
    発行日: 2011年
    公開日: 2018/01/23
    ジャーナル フリー
feedback
Top