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8,962件中 1-20の結果を表示しています
  • 岡 哲夫
    日本医科大学雑誌
    1959年 26 巻 9 号 967-970
    発行日: 1959/09/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
  • 森 純一
    家畜繁殖研究會誌
    1970年 16 巻 1 号 1-8
    発行日: 1970/09/30
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    性腺刺激ホルモンを動物に反復投与すると, その生物学的反応が次第に低下する傾向のあることは一般的によく知られていることである。これは投与したホルモンによって動物体内にホルモン作用を妨げる中和物質が産生されたためと考えられ, この物質をCoLLIPはantihor-moneと名づけた。
    このantihormoneの正体については恐らくホルモンに対する抗体であろうとの推察が行なわていたが, 初期の研究では直接これを証明することができなかった。しかし, 近年蛋白精製法の著しい進歩に加えて高性能の免疫賦活剤 (adjuvant) が開発されたことなどによって,抗体価の高い免疫血清を作製することが可能となり, それぞれのホルモンに対するantihormoneの存在が詳細に証明されるとともに, ホルモンに関する免疫血清学的研究は著しく進歩してきた。すなわち, ホルモン抗体の応用によるimmunoassayの開発や内分泌疾患の解明などの研究が数多く試みられるようになり, とくに絨毛性性腺刺激ホルモン (HCG) における婦人の妊娠診断やインシュリン, 生長ホルモン (GH) などの力価判定に広く実用化されるに至った。
    一方, 家畜の性腺刺激ホルモンに関するこれらの報告はまだ数も少なく, 研究も緒についたばかりである。幸い, 最近NIHなどで比較的純度の高い下垂体ホルモン標品が生産され, その入手が可能になったので, この性腺刺激ホルモンを用いて免疫血清学的研究ができるようになった。筆者らはこれまで性腺刺激ホルモンである卵胞刺激ホルモン (FSH) と
    黄体
    形成ホルモン (LH) についての研究を行なってきたが, FSHについては抗原性が低いためにまだ検討すべき種々の問題が残されている現状である。本報告はLHについてこれまでに行なわれた実験の結果をとりまとめたもので, その内容は1.牛のLHのimmunoassayとII. 牛LH免疫血清によるLHの生物学的作用の抑制に関する成績である。
  • 吉川 芳雄
    日本医科大学雑誌
    1949年 16 巻 10 号 367
    発行日: 1949年
    公開日: 2009/07/10
    ジャーナル フリー
  • 吉武 成美, 渡部 仁
    遺伝学雑誌
    1961年 36 巻 3-4 号 112-121
    発行日: 1961年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
    大造の第XI染色体の一方をK遺伝子を有する他の系統の第XI染色体と置換し, その染色体に関しヘテロで維持している大造K系統を用いて, K遺伝子と2, 3量的形質との関係, 特にそのヘテローシスに及ぼす影響について研究を行なった。
    大造K系統を雌として, これに大造の雄を交配し, 分離するコブ個体(K/+) と正常個体(+/+) との5令起蚕体重および全繭重などを比較すると, 常に前者が10~20%大である。このような差異は第II(pS), III(Ze), IV(L), VI(EKP), IX(Ia) および測 (U) 染色体を置換した大造系統ではみられず, 第IX(K)染色体の特異的現象と考えられる。大造K系統に種々の正常系統を交配した組合せについて, 分離したK/+と+/+個体の体重比をみると, 大造を交配した組合せよりもそれが大なるもの, 同程度のもの, およびやや小なる場合があり, これは雄に用いた正常系統の第IX染色体と大造のそれとがヘテロになった場合のヘテローシス程度の差によるものと思われる。
    そこで大造K×大造および大造×大造Kの2種の組合せをつくり, 分離するK/+と+/+個体の体重や全繭重などを比較した結果, 前者の組合せでは例外なくK/+>+/+であるのに,後者の組合せでは蛾区によってK/+が+/+に比してやや大なる場合と, ほとんど差異がない場合があった。このような結果は大造K系統にみられるヘテローシスの現象が第XI染色体のK遺伝子座位以外に存在する遺伝的要因によって生起されているように考えさせられる。しかし上記2種の組合せにおける標準偏差および変異係数には相違がみられないこと, ならびに上述した大造×大造Kの組合せでK/+個体の体重の平均が+/+のそれよりも大なる場合があることなどから, このヘテローシスにK遺伝子座位が全く無関係であるとはいいきれない。
    さらに大造K系統の同蛾区内交雑から分離した+/+, K/+およびK/K個体の間で相互交雑をつくり, 体重の比較を行なった結果, +/+を母親とした交雑から分離したK/+よりもK/+あるいはK/Kを母親とした交雑から分離したK/+個体の方が体重がやや重く, 母体の影響があることがわかった。
    以上の実験結果からカイコの第XI染色体には体重のヘテローシスに関係するいくつかの遺伝的要因が座位しており, それはK遺伝子座位以外にもあるものと推定され, またそれらの遺伝的要因は卵細胞質にも影響を及ぼし, それとの関連において発現されるものと考えられる。
  • 村上 司, 安達 善則
    Journal of Reproduction and Development
    1994年 40 巻 6 号 j81-j86
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    牛の胚移植(ET)における受胚牛で,
    黄体
    と卵胞が共存する例および嚢腫様
    黄体
    形成例について,ETによる受胎性と血中プロジェステロン(P)濃度を検討した.その結果,
    黄体
    と卵胞が共存する例および嚢腫様
    黄体
    形成例のET当日の血中P濃度は,いずれも卵胞が共存しない例と比べて差がなかった.さらに,ETの前日から当日にかけての血中P濃度の増加量は,
    黄体
    と卵胞の共存する例,嚢腫様
    黄体
    形成例および卵胞が共存しない例のいずれにおいても,受胎例では1.6ng/ml以上であり,高いことが認められた.
    黄体
    と卵胞の共存する例と卵胞が共存しない例の受胎率は,
    黄体
    の形態が良好であったA型のものでそれぞれ66.7%,63.9%,
    黄体
    の形成がやや不十分であったB型のものでそれぞれ33.3%,25.0%であり,有意差は検出されなかったが,
    黄体
    の形態により差のあることが示唆された.また,
    黄体
    と卵胞の共存する例において,共存卵胞の破砕および外陰部の所見による受胎率への影響はみられなかった.嚢腫様
    黄体
    形成例は,
    黄体
    内腔液排除の処置により,
    黄体
    の形状の正常化と血中P濃度の増加が認められ,受胎率はこの処置をET前日に行ったものでは58.3%であり,当日に行った場合の40.0%と比べて高かったものの有意な差は検出できなかった.以上の成績から,卵胞が共存していても
    黄体
    の形状が正常であれば,また,嚢腫様
    黄体形成例では黄体
    内腔液を排除することにより,受胚牛として供用できるものと考えられた.
  • *武田 賢和, 吉田 緑, 井上 薫, 高橋 美和, 坂本 洋平, 渡辺 元, 田谷 一善, 山手 丈至, 西川 秋佳
    日本トキシコロジー学会学術年会
    2010年 37 巻 P115
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/08/18
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ラットを始めとするげっ歯類では,4~5日の不完全性周期であるため,
    黄体
    は形成後早急にその機能を失うが,組織学的には幾つかの性周期を越えて残 存する。卵巣毒性物質には
    黄体
    を標的とするものもあるが,その毒性発現機序については不明な点が多い。本研究では,ラットの
    黄体
    を病理形態学的に肥大さ せることが確認されている化学物質を用い,それらの
    黄体
    におけるステロイド合成因子の発現への影響を検討した。
    【方法】8週齢のSDラットに,Sulpiride(100mg/kg),Atrazine(300mg/kg)を2週間経口投与し,最終投与の翌日に解剖した。対照群には,0.5% CMC水溶液 を投与した各性周期(発情前期,発情期,発情後期,休止期)のラットを用いた。各動物より血液と卵巣を採取し,血清中の各性ホルモンをRadioimmunoassay により測定した。卵巣は,通常のHE染色標本の他に凍結切片標本を作製し,Laser Microdissection(LDM)法によって各投与群の肥大
    黄体
    ,ならびに対照群 の新
    黄体と旧黄体
    を回収した。その後,real-time PCR法を用いて,ステロイド合成因子(SR-BI,StAR,P450scc,3β-HSD),ならびに
    黄体
    退行因子(20α -HSD,PGF2α receptor(PGF2α-R))のmRNA発現を解析した。
    【結果及び考察】病理組織学的に,SulpirideとAtrazineの各投与群で
    黄体
    の肥大が観察され,ホルモン測定の結果,血中Progesterone値はSulpiride投与群, Atrazine投与群,ならびに発情後期で高い傾向が見られた。LCM法を用いたreal-time PCRの結果,SulpirideならびにAtrazine投与群の血中Progesterone値 が高い個体で,
    黄体
    におけるステロイド合成因子の発現が高い傾向が見られた。対照群では,発情後期の新
    黄体
    において各ステロイド合成因子の発現が高く,
    黄体
    退行因子の発現が低かった。一方で,旧
    黄体
    では何れの性周期においても両因子が一定値以上発現していた。以上の結果から,SulpirideならびにAtrazine は,ラットの
    黄体
    におけるステロイド合成因子の遺伝子発現を上昇させることで,
    黄体
    の肥大ならびに血中Progesterone値の上昇をもたらす可能性が示された。
  • 片山 敦司, 坪田 敏男, 山田 文雄, 喜多 功, 千葉 敏郎
    日本野生動物医学会誌
    1996年 1 巻 1 号 26-32
    発行日: 1996年
    公開日: 2018/05/05
    ジャーナル フリー
    1991年3月から1993年8月までの間に, 岐阜県および京都府で捕殺された雌ニホンツキノワグマ(Selenarctos thibetanus japonicus)19頭の生殖器の肉眼的および組織学的観察により, 性成熟年齢, 排卵数, 着床数, 一腹産子数および繁殖歴などを推定した。卵巣の重量および大きさは加齢に伴って増加の傾向を示した。その傾向は未成熟個体で顕著であり, 性成熟個体で緩やかであった。
    黄体および黄体
    退縮物の存在を性成熟の基準とした場合, 4歳以上の全ての個体は性成熟に達していると判定された。しかし, 4歳未満でも性成熟に達する例も存在することが示唆され, 性成熟に達する年齢には個体差があることがうかがわれた。
    黄体
    ,
    黄体
    退縮物および胎盤痕の観察と連れ子の数から平均排卵数は1.89, 平均着床数は2.00, および平均連れ子頭数は, 1.86と算定された。さらに,
    黄体
    退縮物の組織学的観察により, 捕殺時点における過去の総排卵数の推定を試みた。その結果,
    黄体および黄体
    退縮物の数と交尾期経過回数には正の相関が認められた。しかし,
    黄体
    およびその退縮物の数にはばらつきがあり, 交尾期経過回数との間に大きな差が認められる例もあった。
  • 溝口 美佳
    産婦人科の進歩
    2019年 71 巻 2 号 164-165
    発行日: 2019年
    公開日: 2022/07/12
    ジャーナル 認証あり
  • 塚田 努, 小島 アンナゆみこ, 森好 政晴, 古家後 雅典, 佐藤 邦忠, 澤向 豊
    日本家畜臨床学会誌
    2008年 31 巻 1 号 6-11
    発行日: 2008/04/30
    公開日: 2013/03/15
    ジャーナル フリー
    黄体
    のPGFあるいはhCG製剤投与後の反応を解明するため、形成期および開花期
    黄体
    組織にMicrodialysis System (MDS) 法を応用し、hCG、 PGFおよび血管作動性ペプチド感作後のプロジェステロン(P4)、PGF分泌能を検討した。その結果、形成期および開花期
    黄体
    組織にhCG10IU、あるいは100IUを環流してもP4分泌は刺激されなかった。しかし、形成期
    黄体
    組織のPGF産生は対照群と比較し、有意な上昇を認めた (p<0.05)。また、開花期
    黄体
    組織では100IU感作群が10IU感作群および対照群と比べ、PGF産生が有意に高かった (p<0.05)。PGFを感作すると、P4分泌が形成期、開花期
    黄体
    組織のいずれにおいても対照群と比べ、有意な上昇を示した (p<0.05)。血管作動性ペプチドであるAngiotensin-Ⅱ, Endothelin-ⅠおよびAtrial Natriuretic Peptideの還流では形成期ならびに開花期
    黄体
    組織のP4分泌に有意差が認められなかったが、PGF分泌はいずれの組織とも対照群と比べ、有意な上昇を示した (p<0.05)。以上の結果から、馬の形成期、あるいは開花期
    黄体
    組織にhCG、あるいは血管作動性ペプチドを還流してもP4分泌を刺激することはなかったが、PGF分泌には強く影響することが示唆された。
  • 佐藤 則子
    日本皮膚科学会雑誌
    1987年 97 巻 8 号 937-
    発行日: 1987年
    公開日: 2014/08/08
    ジャーナル 認証あり
    平均年齢43歳の肝斑患者18名及び対照健康人(matched control)12名について月経周期別各種血中ホルモンすなわち,FSH,LH,PRL,progesterone(P4),17αOH-P4,cortisol(F),androstendione(⊿4A),testosterone(T),estradiol(E2)を測定比較し,本症と血中ホルモンとの関係を検討した.本症の卵胞期では,F値及び17αOH-P4値が正常に比し有意な高値を示し(各々,p<0.01,p<0.5),
    黄体
    期ではP4が正常に比し有意な高値(p<0.01)を示した.又個々の症例についてのP4/E2比も
    黄体
    期での本症の著明な高値を示した.さらに有意差は存在しなかったが本症では,
    黄体
    期のPRL及びE2を除く全てのホルモン値が平均値において高値傾向を示した.本症での
    黄体
    期におけるP4の著明な高値と,E2に比しての相対的な高値は,本症が経口避妊薬投与後の発症頻度が多いことや,時に
    黄体
    期に増悪が認められることと考えあわせると,本症が
    黄体
    期の卵巣機能のアンバランスと密接な関連を有していることを示唆する.
  • 星 冬四郎
    日本畜産学会報
    1949年 19 巻 1-4 号 25-29
    発行日: 1949/03/01
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
  • 金澤 朋美
    産業動物臨床医学雑誌
    2017年 8 巻 2 号 51-66
    発行日: 2017/11/01
    公開日: 2019/05/09
    ジャーナル フリー

     牛の胚移植(ET)の受胎率向上を図るためには,

    黄体
    サイズを基準とする現行の受胚牛選定方法を改良する必要がある.また,牛における妊娠診断は,直腸検査または超音波画像診断装置を用いて人工授精後25 〜40日以降に行われている.しかし,牛の発情周期は平均21日であるため,不妊であった場合は次回の発情を見落とす可能性がある.近年,新しい
    黄体
    機能の評価方法として,超音波カラードプラ法(CDUS)を用いて測定した
    黄体
    の血流量が着目されている.そこで,CDUSを用いて測定した
    黄体
    血流量に基づく受胚牛選定法と,早期妊娠診断法の有用性を検討することを目的として研究を実施した.試験1として,CDUSを用いて受胚牛のET前後(Day 3,5,7および14;Day0 = 発情日)の
    黄体
    血流量の解析を行い,受胎牛と不受胎牛における推移の比較を行った.
    黄体
    血流量の指標として,
    黄体
    血流面積(BFA)およびらせん動脈の
    黄体
    側基部における時間平均最大血流速度(TAMV)を用いた.その結果,受胎牛では不受胎牛に比較してDay 7および14でBFAが有意に高値を示し,Day 14でTAMVが有意に高値を示した.さらに,従来から用いられている
    黄体
    面積や血漿プロジェステロン(P4)濃度に比較してDay 7ではBFAが妊娠予測に有用であり,カットオフ値を0.43 cm2に設定することで,高い感度(79.4%)と特異度(75.0%)を同時に得ることができた.また,Day 14においてはBFAとTAMVが妊娠予測に有用であり,BFA 0.63 cm2 かつTAMV 50.6 cm/sをカットオフ値に設定することで,最も高い感度(85.3%)と特異度(91.7%)を同時に得ることができた.性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)製剤の投与により,
    黄体
    形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)が急速に増加する.LHとFSHは
    黄体
    の血管新生因子の制御に関与していることから,GnRH製剤の投与により
    黄体
    の血管形成が変化する可能性がある.そこで,試験2として,Day 5にGnRH製剤を投与した牛と非投与牛のET前後(Day 3,5,7および14)のBFAとTAMVを解析し,
    黄体
    血流量および妊娠予測精度に及ぼす影響を検討した.その結果,Day 7および14において,GnRH投与群のBFAは対照群に比較して有意に高値を示した.さらに,GnRH-受胎群では,対照群およびGnRH-不受胎群に比較してDay 7および14のBFAが高値を示した.Day 7においては,BFAのカットオフ値を0.52 cm2に設定することで,高い感度(83.3%)と特異度(90.5%)を同時に得ることができた.Day 14においては,BFA 0.94cm2 かつTAMV 44.93cm/s をカットオフ値に設定することで,高い感度(97.1%)と特異度(100%)を同時に得ることができた.試験1で得られた予測精度と比較すると, Day 14における妊娠予測の精度が有意に向上することが明らかとなった.以上より,CDUSによるBFAとTAMVの測定は,受胚牛の受胎性の評価や受胚牛の選定および超早期妊娠診断に有用であり,Day 5 にGnRH製剤を投与することで超早期妊娠診断の精度が向上すると考えられた.

  • ホルモン反応性よりみた子宮内膜の機能形態学的検討
    中野 昌芳
    産婦人科の進歩
    1991年 43 巻 1 号 18-27
    発行日: 1991/01/01
    公開日: 2011/07/05
    ジャーナル フリー
    Successful implantation requires a well-developed and well-functioning endometrium. Improper growth of the endometrium may be one of the causes of infertility. In this study, we measured serum estradiol (E2) and progesterone (P) levels in eighty-one infertile women and obtained endometrial tissue for histological dating. In addition, estrogen receptor (ER) and progesterone receptor (PR) were stained with an immunohistochemical method using monoclonal antibodies in twenty endometrial tissue specimens.
    Seventeen patients had low P levels in the mid-luteal phase (<10 ng/ml). Sixty-four patients had normal P levels (≥10ng/ml).
    Twenty-four of the latter patients (24/64) had out-of-phase endometrium. Furthermore, nuclei were positively stained for ER and PR. ER staining disappeared in 69% (9/13) of the patients with in-phase endometrium. On the other hand, all patients (7/7) with out-of-phase endometrium still had positive ER cells in the mid-luteal phase. These findings indicated that there is an abnormality of ER turnover in patients with “endometrial insufficiency”.
  • 辻田 光雄
    遺伝学雑誌
    1955年 30 巻 3 号 107-117
    発行日: 1955年
    公開日: 2007/05/21
    ジャーナル フリー
    1. 黄色致死系 B1 と正常との交雑 F1, F2 の分離の結果から, leml(ly-2) は ly-1 と同様に単純劣性遺伝子であると考えられる.
    2. 黄色致死系と
    黄体
    色系との F1 9区中6蛾区では, 正常蚕と
    黄体
    色蚕との 1:1 の比に分離した.
    3. F1 の正常同志を交配した F2 には正常:
    黄体
    色が 3:1 の比に現われ, その子孫に黄色致死蚕は現われない.
    4. F1
    黄体
    色同志を交配せる F2 はすべて
    黄体
    色蚕のみを生じ, 第1眠起黄色致死蚕は分離しない. しかし特徴ある死卵が総卵数の約1/4現われる. この卵中には黄褐色の蟻蚕を生じているが, これは卵殼を食い破れないため餓死する. この卵を仮に黄色死卵と名付けた.
    5. F1
    黄体
    色蚕の F3, F4 などの後代には
    黄体
    色蚕のみを生じ, leml ホモの個体はすべて卵内にて致死し黄色死卵となる.
    6. 正常 (+/leml) と
    黄体
    色 (lem/leml) との交雑では正逆交雑により, leml ホモの個体の致死時期が判然と異なり, 正常を母体とすれば第1眠起黄色致死蚕が分離し,
    黄体
    色を母体とすれば黄色死卵を分離する. すなわち黄色致死は致死時期に関し母親遺伝をなす.
    7. +lem, lem, leml の3遺伝子は複対立遺伝子群を構成し, これらの優劣関係は +lem>lem> leml の如くである.
    8. 黄色致死の原因および黄色致死の母親遺伝の機構には, キサントプテリン B, メラニン, 尿酸などの代謝の間の因果関係, さらにメラニン形成と外皮硬化との因果関係などが重要な要素となつていることが考えられ, これらに関する生化学的な実験を目下続けている.
  • 小林 純子, 羽柴 一久, 佐野 栄宏, 奥田 潔, W. Colin Duncan, 岩永 敏彦
    Trends in Glycoscience and Glycotechnology
    2016年 28 巻 162 号 J71-J76
    発行日: 2016/07/25
    公開日: 2016/07/25
    ジャーナル フリー
    ガレクチンはβ-galactosideを認識するレクチンで、さまざまな生理学的、病理学的現象に関与する。
    黄体
    は正常な妊娠に必須なプロゲステロンを産生する一時的な内分泌組織で、ステージ特異的にgalectin-1とgalectin-3を発現する。このミニレビューでは、マウス、ウシ、およびヒトの
    黄体
    におけるガレクチンの発現プロファイル、発現調節機構、そして考えられる機能についてこれまでの研究結果をまとめている。マウスの退行期
    黄体
    はgalectin-1とgalectin-3を発現し、両ガレクチンはマウス
    黄体
    の退行に関与すると考えられる。一方、ウシとヒトの機能
    黄体
    はgalectin-1を豊富に発現していた。そして、galectin-3はこれらの動物においてもマウスと同様に退行期の
    黄体
    にのみ発現していた。
    黄体
    細胞におけるガレクチンの発現は、プロラクチン、
    黄体
    形成ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロスタグランジンEおよびFなどの既知の内分泌および局所因子により調節をうけた。興味深いことに、ST6GAL1により転移されgalectin-1と糖鎖との結合を阻害するα2,6シアル酸が、すべての動物の退行期
    黄体
    で増加していた。これらの研究結果は、
    黄体
    機能とともに発現する糖鎖とガレクチンサブタイプが変化する“ガレクチンスイッチ”が
    黄体
    機能の制御において動物種を越えて共通したメカニズムであることを示唆する。
  • 高橋 慶子
    日本皮膚科学会雑誌
    1984年 94 巻 5 号 551-
    発行日: 1984年
    公開日: 2014/08/20
    ジャーナル 認証あり
    15~25歳までの女子痤瘡患者41名及び対照健康人29名について,月経周期別各種血中ホルモンすなわちFSH,LH,Estradiol(E2),Progesterone(P4),遊離型Dehydroepiandrosterone(f-DHA),抱合型Dehydroepiandrosterone(c-DHA),Testosterone(T),Dihydrotestosterone(DHT),Androstenedione(A),Cortisol(F)を測定比較し,本症と血中ホルモンとの関係を検討した.健康人との比較では,T,DHTは卵胞期,
    黄体
    期ともに健康人に比べ,有意の高値を示し,その傾向は
    黄体
    期により著明であった.f-DHAは周期分けしない場合は健康人との間に有意差はなかったが,周期別にしてみると
    黄体
    期にのみ本症患者が有意の高値を示した.一方AはこれらAndrogenの中ではむしろ低値傾向を示したが,有意差とはならなかった.その他のホルモンは健康人との間に有意差はみられなかった.次に本症患者の卵胞期と
    黄体
    期との比較では,Androgen値に関してはc-DHAを除き,いずれも平均値は
    黄体
    期に高値であったが,卵胞期との間に有意差はなかった.以上の結果,本症患者では血中T,DHT及びf-DHA値が高値であり,更に
    黄体
    期に増量の傾向のあったことから,月経前増悪と血中ホルモン値との密接な関係が示唆された.
  • 児玉 尚志, 江川 真希子, 山崎 浩史, 村上 朋弘, 三田尾 賢
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
    2003年 19 巻 2 号 110-112
    発行日: 2003年
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 大川 洋明, 赤塚 修二, 髙野 敏宏, 藤倉 篤史
    産業動物臨床医学雑誌
    2015年 5 巻 Supple 号 253-258
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2015/12/02
    ジャーナル フリー
    本研究では乳牛の胚移植技術における受胎性に影響する要因を明らかにし,受胎率向上の一助とすることを目的として,産歴,季節,受胚牛の月齢,分娩後日数,人工授精回数,および胚移植時の
    黄体
    所見について調査した.ホルスタイン種乳牛36頭(経産牛21頭,未経産牛15頭)について超音波診断装置を用いて胚移植当日に
    黄体
    所見(
    黄体
    長径,
    黄体
    組織面積)を記録し,
    黄体
    長径20mm以上の牛に胚移植を実施した.経産牛,未経産牛ごとに受胎群と不受胎群に分類し,両群間における
    黄体
    所見を比較した.
    黄体
    長径は20mm ~ 30mm,および30mm以上の2群に分類した.その結果,経産牛では受胎群と不受胎群との間で
    黄体
    組織面積に差はなかったが,未経産牛では受胎群が不受胎群より小さい傾向にあった(357.6 ± 60.1mm2 対 401.2 ± 40.6mm2, p<0.1).また,経産牛では
    黄体
    長径30mm以上の群が,未経産牛では20 ~ 30mmの群がそれぞれ高い受胎率であったが有意差は認められなかった.次に,ホルスタイン種乳牛301頭(経産牛210頭,未経産牛91頭)の受胚牛における受胎率を産歴別,季節別,分娩後日数別,人工授精回数別,未経産月齢別に比較したところ,未経産牛の方が経産牛よりも有意に高かった(56/91, 61.5% 対 103/210, 49.1%, p<0.05).季節別では夏にやや低下したが有意差は認められなかった.分娩後日数別,人工授精回数別ではそれぞれ有意差は認められなかった.以上より,ホルスタイン種未経産牛においては移植時に受胚牛の
    黄体
    長径が20mm以上であれば平均的な受胎率を期待できることから,積極的に移植することが望ましく,さらに胚移植は暑熱期のヒートストレス,およびリピートブリーダー対策としても有効な繁殖手段であると考えられた.
  • 遠藤 俊明, 山本 弘, 田中 昭一
    日本内分泌学会雑誌
    1988年 64 巻 8 号 687-697
    発行日: 1988/08/20
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
    The present study was designed to investigate whether or not prostaglandins (PGs) were produced by human luteal cells (HLC) and their effects on the luteal cells by monolayer culture. The following results were obtained.
    Cultured HLC secreted progestrone (P), prostaglandin F (PGF) and prostaglandin E (PGE) into a medium at concentrations of 276.6±38.6, 1.95±0.36, 2.44±0.45ng/ml/1×105 cells/day (mean±SE), respectively. Cultured HLC was able to convert 14C-arachidonic acid to 14C-PGF, 14C-PGE2.
    These two results indicated that HLC had the ability to produce PGF and PGE.
    Cultures were carried out in the presence of indomethacin (Ind), PGF and PGE2 alone as well as in a combination.
    P production by HLC was reduced in the presence of Ind. P production in the presence of Ind+PGE2 was more than that in the presence of Ind alone. There was no significant difference in P production between the presence of Ind and Ind+PGF.
    It was concluded that HLC had the ability to produce PGs and that PGE2 significantly stimulated P production in as low concentrations as HLC could produce physiologically while PGF did not.
  • 星冬 四郎
    日本獸醫協會雑誌
    1949年 2 巻 3 号 73-78
    発行日: 1949/03/20
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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