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クエリ検索: "FIVE" バンド
3,454件中 1-20の結果を表示しています
  • ――経典註釈書をもとに――
    岡田 英作
    印度學佛教學研究
    2016年 64 巻 3 号 1217-1221
    発行日: 2016/03/25
    公開日: 2017/09/01
    ジャーナル フリー
    瑜伽行派は,種姓(gotra)という概念を用いて,般涅槃の到達可能性や菩提の区別を論じる.玄奘を開祖とする法相宗では,五種姓を並べ,いわゆる「五姓各別」説を確立した.従来の研究は,「五姓各別」説の源流をインド仏教文献に辿ることで,スティラマティ(Sthiramati)に帰せられる著作(Sutralamkdra-vrttibhasya)に五種姓説が見出されることを明かし,同説は瑜伽行派において注目を集めるものではなかったと指摘する.しかし,従来の研究では,チベット訳のみ現存するインド仏教文献に関して,『大乗荘厳経論』に対する註釈書を除き,調査の対象となっていない.本稿では,チベット訳のみ現存する瑜伽行派の註釈書,アサンガ(Asanga)著『仏随念註』(Buddhanusmrti-vrtti),ヴァス
    バンド
    ゥ(Vasubandhu)著『仏随念広註』(Buddhanusmrti-tika),特に,スティラマティ以降の瑜伽行派論師に帰せられる『聖無尽意所説広註』(Aryaksayamatinirdesa-tika)に着目する.まず,『仏随念註』『仏随念広註』における五種姓に関連する解説を通じて,瑜伽行派における五種姓説は,アサンガからヴァス
    バンド
    ゥへの系譜の中で成立することを指摘する.次に,『聖無尽意所説広註』に五種姓に関連する解説を見出し,五種姓説は,瑜伽行派においてヴァス
    バンド
    ゥやスティラマティ以降も展開したことを明らかにする.
  • *池田 瑛, 石田 清隆
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2012年 2012 巻 R1-P21
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/06/10
    会議録・要旨集 フリー
    我が国のマンガン鉱床からは主にXIIBaIVAlXIIK-1IVSi-1のイオン置換の金雲母(Phl)―木下石(Kns)系の雲母鉱物を産することが知られている。このようなTrue micaとBrittle mica間の連続固溶体は極めて珍しい。その赤外OH伸縮振動
    バンド
    は、3780 cm-1付近のKnsの吸収と3720 cm-1付近のPhlの吸収のtwo modesの
    バンド
    が観測される。他の中赤外領域の吸収
    バンド
    はone modeの変化で、とくに800-620 cm-1の弱い4-5本の
    バンド
    が、660 cm-1付近のSi-O-Al変角振動
    バンド
    1本に合する。170-50 cm-1の遠赤外領域では、one modeの四面体面内捩れ振動
    バンド
    と、two modesのI-Oinner伸縮振動
    バンド
    、I-Oouter伸縮振動
    バンド
    が観測され、Kns成分の増加につれて高波数側にシフトする。
  • 古沢 寿治, 上田 匡, 密田 和彦
    日本蚕糸学雑誌
    1989年 58 巻 3 号 179-185
    発行日: 1989/06/27
    公開日: 2010/07/01
    ジャーナル フリー
    天蚕の胚発生と卵黄蛋白質の分解・利用との関連を知るため, 卵の蛋白質パターンの変動をSDS-ポリアクリルアミド電気泳動法によって検討した。産卵直後の蛋白質は主に7本の
    バンド
    (A: 490~200kDa, B: 180kDa, D: 75kDa, E: 68kDa, F: 62kDa, H: 40kDa, J: 33kDa) として検出された。これらの
    バンド
    の内, D, EおよびF
    バンド
    は, 産卵後8日頃までの胚発生に伴って減少した。そして, 産卵8日後には, B
    バンド
    近くで5本の
    バンド
    (130~180kDa) が現れ, H
    バンド
    の減少とともに, 新たにG
    バンド
    (44~46kDa) とI
    バンド
    (36kDa) が出現した。休眠中, 150~160kDaの分子量をもつ2本の
    バンド
    が, 25℃保護卵では消失したが, 5℃保護卵では存在していた。休眠覚醒後の胚発生中には, 発育開始8日後に急激な泳動パターンの変化がみられた。これらの結果から, 天蚕卵の休眠過程, 胚発生の特定な時期に卵蛋白質の分解が起こっていると推察した。
  • 中西 テツ, 山崎 忠寛, 船寺 佳奈子, 朝長 晴代, 尾崎 武, 河合 義隆, 一井 隆夫, 佐藤 義彦, 栗原 昭夫
    園芸学会雑誌
    1992年 61 巻 2 号 239-248
    発行日: 1992年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    自家不和合性の複対立遺伝子が知られているニホンナシ22品種 (自家和合性1品種を含む) の花柱タンパク質を等電点電気泳動 (IEF-FAGE) で分離し, S遺伝子に対応するタンパク質の分析を試みた. はじめに実験1とし, 主要栽培品種 ('幸水'S4S5, '新水'S4S5,'長十郎'S2S3, '二十世紀'S2S4) についてpH3~10,5~8および4~6.5の領域でIEFを行った結果,p16.6 (a), 5.3 (c), 5.0 (d) の
    バンド
    はS4遺伝子と,p15.6 (b) と6.0 (e) はそれぞれS2およびS5遺伝子に対応するとみられた. これらの
    バンド
    はいずれもPAS反応に陽性を示し, 糖タンパク質であることが示唆された. 実験2ではさらに18品種の分析を行った. 実験1で想定されたS遺伝子型 (S5を除く) とタンパク
    バンド
    の関係について, 実験1および2の21品種 (自家和合性品種を除く) の結果を総合した. その結果 (c)
    バンド
    は19品種においてS4遺伝子と対応関係がみられ,S4遺伝子に関連するタンパク質である可能性が示唆された. 他の
    バンド
    のS遺伝子型と品種の対応関係はそれぞれ (a)
    バンド
    15品種, (b)
    バンド
    13品種および (d)
    バンド
    13品種であった. 自家和合性品種の'二十世紀'とその花柱側遺伝子の突然変異とみられている'おさ二十世紀'の
    バンド
    パターンには差がみられなかった.
  • 平塚 伸, 岡田 吉司, 河合 義隆, 田村 文男, 田辺 賢二
    園芸学会雑誌
    1995年 64 巻 3 号 471-478
    発行日: 1995年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    ニホンナシの自家不和合遺伝子型 (S遺伝子型) が決定されていない品種を含む多品種の花柱タンパク質を用い, S遺伝子型と花柱タンパク質との関係を等電点電気泳動法によって調査した. その結果, 現在までに知られている7種類の複対立遺伝子のうち, S1~S5遺伝子に対応した5種類のタンパク質
    バンド
    (S-タンパク質) を検出した.
    これらのS-タンパク質
    バンド
    は, pH3.5~9.5のアンフォラインを用いて泳動すると陰極電極の極く近辺に分離されたことより, かなり塩基性のタンパク質であると考えられた. それぞれの
    バンド
    は陰極側からS1, S4, S2, S5, S3遺伝子に対応しており, この配列は佐々ら (1992,1993) が報告した
    バンド
    配列とは異なっていた. S1, S5およびS3タンパク質
    バンド
    はクーマシーブリリアントブルーで濃く染色され, S4タンパク質
    バンド
    は比較的薄く, S2タンパク質
    バンド
    は極薄く染色された. なお, 愛宕と松風で塩基性タンパク質
    バンド
    が全く認められなかったことから,中性または酸性のS-タンパク質が存在する可能性が示唆された.
    それぞれのS-タンパク質
    バンド
    は, 酸性部分のS-タンパク質とは無関係な
    バンド
    と比較すると極めて弱い活性であったが, RNase活性を示した.
  • 山本 喜良
    育種学雑誌
    1975年 25 巻 1 号 60-64
    発行日: 1975/02/28
    公開日: 2008/05/16
    ジャーナル フリー
    種間雑種後代における両親遺伝子の組換えと固定の状況を明らかにすることは,種属間交雑育種遂行上重要な問題であろう。筆者らはすでにVicia sativaとその近縁種間の雑種を用い,細胞遺伝学的研究から,主に染色体レベルでこの問題を考察して来た。しかるに遺伝子レベルでの研究は少ない。かかる観点から遺伝子の直接支配下にあると考えられるアイソザイムパターンを個体間で比較し,各アイソザイム
    バンド
    の遺伝的行動を追跡することによって遺伝子の組換えと固定度の推定を行った。すなわち,V.pilosaを母親,V.macrocarpaを父親とした雑種F1,F2,F3およびF4について,アミラーゼ・アイソザイムをポリアクリルアミドディスク電気泳動法で検出した。 母親からはα2およびβ1の2本,母親からはα1,α3およびβ2の本の
    バンド
    がそれぞれ検出され,F1では両親のもつ計5本が認められた。F2では両親
    バンド
    を組合せた型が分離し,F3では両親のもつ5本の
    バンド
    のほかにu1およびu2の未知の
    バンド
    を組合せたIからVまでの5種類のパンド型が出現した。 F4ではF3に出現したIならびにII型を含め11種類の
    バンド
    型が出現し,F3よりも多かった。これらの
    バンド
    型のうち,VII型は父親と,XI型はF1と,XIV型は母親とそれぞれ同一である。しかしF4での出現個体数はVII型が最も多く,また核型MM(父親と同一型)系統では1系統で母親の
    バンド
    をもつIXおよびX型が観察されたほかは,I,IIおよびVII型であった。F3でMM型以外の核型をもった個体から出たF4系統ではいろいろの
    バンド
    型が出現した。 この結果から,アイソザイムからみた遺伝的固定度はF3よりもF4でより進んだものと推察される。
  • 稲田 委久子, 遠藤 元庸
    園芸学会雑誌
    1994年 63 巻 3 号 593-602
    発行日: 1994年
    公開日: 2008/05/15
    ジャーナル フリー
    ネギのC-
    バンド
    核型の基本型と変異を明らかにするとともに, ネギとAllium altaicum両種間の類縁関係を検討した.
    1. ネギ (ネギ6品種およびヤグラネギ3系統) の核型は, 個体•品種•系統間で付随体に変異があるが同様であった [K(2n)=14V+2JT, 14V+1JT+1Jt, 14V+1JT+1J]. C-
    バンド
    法によるネギの基本的な分染パターンは, 各染色体の端部と動原体部, No. 6染色体の仁形成部位の基部と付随体が分染され, No. 6, 7, 8染色体上に5種類の介在部
    バンド
    が発現するものとみなされた.
    2. A. allaicum2系統の核型は, 付随体の変異を含めて, ネギと類似していた. C-
    バンド
    法では, 3種類の介在部
    バンド
    の有無についてネギと異なった.
    3. ネギとA. altaicumの交雑で得られたF1雑種植物のC-
    バンド
    核型は, 8対の染色体から構成された. また, F1雑種植物の花粉母細胞減数分裂において二価染色体形成の頻度が高く, 種子稔性も高かった. 以上の結果から, ネギとA. altaicumは相同なゲノムを有するとみなされた.
  • 小川 宣子, 田名部 尚子
    日本家禽学会誌
    1989年 26 巻 6 号 333-339
    発行日: 1989/11/25
    公開日: 2008/11/12
    ジャーナル フリー
    新鮮卵黄蛋白質と貯蔵卵黄蛋白質の熱変性について水平式ポリアクリルアミドグラジェントゲル電気泳動法を用いて調べた。卵黄のみを分取し,28°Cで6週間保存した試料を80°Cで0~20分加熱した。ニワトリ卵黄蛋白質の泳動像は,6つの泳動域に分離された。その泳動域は,(1)1~8の
    バンド
    をもつプレアルブミン域(2)9の
    バンド
    をもつアルブミン域(3)10,11の
    バンド
    をもつポストアルブミン域(4)12,13の
    バンド
    をもつプレトランスフェリン域(5)14,15の
    バンド
    をもつトランスフェリン域(6)16,17の
    バンド
    をもつポストトランスフェリン域であった。20分の加熱まで泳動帯の存在する耐熱性の高い蛋白質は,プレアルブミン域の1,3,6,7の
    バンド
    と,ポストアルブミン域の10の
    バンド
    であった。5分までの加熱で存在し,20分の加熱で殆どみられないか,なくなる中程度の耐熱性の蛋白質は,プレアルブミン域の2の
    バンド
    ,ポストアルブミン域の11の
    バンド
    ,プレトランスフェリン域の13の
    バンド
    の泳動帯であった。そして,もっとも熱に敏感な蛋白質は,プレアルブミン域の4の
    バンド
    と,アルブミン域の9の
    バンド
    と,プレトランスフェリン域の14と15の
    バンド
    ,ポストトランスフェリン域の16と17の
    バンド
    であった。
    貯蔵卵黄の場合は,アルブミン域の9の蛋白質は80°Cで20分加熱してもまだ存在していた。又,トランスフェリンの14の蛋白質は,10秒の加熱で消失した。
  • Hin-Kiu Mok, Stephen Chang-Ming Tsoi, Sin-Che Lee
    魚類学雑誌
    1988年 35 巻 1 号 31-39
    発行日: 1988/05/25
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    真骨類12種の乳酸脱水素酵素 (LDH) を電気泳動法により分析した.これらの魚種におけるLDH-C遺伝子座の発現組織, サブユニットAおよびBの結合性について論議した.サバヒーでは, LDH-C遺伝子座は肝臓で特異的に発現し, コイ目との近縁性が示唆された.サバヒーのA-Bポリマーが等間隔の4本
    バンド
    として発現することは等間隔の5本
    バンド
    を形成するコイ目と異なる特徴である.また, イットウダイ科魚類のC4
    バンド
    は組織特異性が弱いという事実は, これらがキンメダイ目のなかで原始的位置関係にあることを示唆している.しかし, C4
    バンド
    の出現状態はギンメダイ科とキンメダイ目のその他のグループの系統的位置関係を解明するための強力な証拠を与えなかった.
  • Naomi Ishige
    歯科基礎医学会雑誌
    1987年 29 巻 1 号 107-116
    発行日: 1987/02/20
    公開日: 2010/06/11
    ジャーナル フリー
    微小管阻害薬であるcolchicineのラット切歯成熟期エナメル芽細胞の周期的変化に及ぼす影響を, glyoxalbis (2-hydroxyanil) (GBHA) 染色法ならびにcalceinによる蛍光ラベリング法を用いて検索を行なった。ウィスター系ラット平均体重120gに実験群としてcolchicine, lumicolchicine (1.3mg/kg) を皮下注射し, 対照群には生理的食塩液を皮下注射し経時的に屠殺した。全てのラットに屠殺の1時間前にcalcein (15mg/kg) を静脈内注射した。屠殺後, 下顎切歯を摘出しGBHA染色を施した後エナメル質表層の観察を行なった。対照群では, 成熟期エナメル質表層にGBHAに染色された数本の赤色
    バンド
    と, これとほぼ一致してcalceinにラベルされた数本の黄緑色の蛍光
    バンド
    が観察された。Colchicine投与群では, 投与4時間後よりGBHAおよびcalcein
    バンド
    の配列が乱れ, 各
    バンド
    の領域が拡大する像が観察された。投与8時間後には拡大した各
    バンド
    領域はエナメル質表層の50%を占めるに至った。その後これらの領域は縮小し, 投与48時間後には再び
    バンド
    状の配列が観察された。Lumicolchicine投与群では, このようなエナメル質表層の変化は認められなかった。以上の結果より, 微小管が成熟期エナメル芽細胞の周期的変化に重要な機能を果している可能性が示唆された。
  • 織田 和夫
    写真測量とリモートセンシング
    2013年 52 巻 2 号 75-83
    発行日: 2013/05/17
    公開日: 2014/05/01
    ジャーナル フリー
  • 羽石 秀昭
    日本写真学会誌
    2002年 65 巻 4 号 245-250
    発行日: 2002/08/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    主に絵画のディジタルアーカイブを目的としてマルチ
    バンド
    撮影系を構成する場合の, カラーフィルタ設計の方法および結果について紹介する. 3
    バンド
    から6
    バンド
    の範囲でそれぞれ市販の色素フィルタからの最適選択およびガウス関数を仮定した分光透過率の最適化を行った. 最適化したフィルタを用いれば6
    バンド
    で色差1以下を実現できるとの計算結果を紹介する.
  • ロドリゲス ロメロ F., ラガルダ フィゲラス A., ウリベ アルコセル M., ロハス ララ M. L.
    貝類学雑誌
    1979年 38 巻 3 号 180-184
    発行日: 1979/11/30
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー
    アメリカガキCrassostrea virginicaの地方種群について, 染色体レベルでの比較検討の可能性をさぐる目的で"G"
    バンド
    パターンを調べた。メキシコ湾タバスコ地方のマンチョナ礁湖産アメリカガキの生殖巣から, エア・ドライ法(著者等1978)により染色体標本を作成し, BAKER等(1975)の簡易法で"G"
    バンド
    を観察した(第1図)。"G"
    バンド
    パターンは対合する染色体で完全に一致した。各染色体対ごとの
    バンド
    数は第1表に示すとおりであり, 各染色体の
    バンド
    バターンは第2図のようである。アメリカガキ地方種群の間には生理的変異のあることが知られているが(LOOSANOFF and NOMEJKO 1951, STAUBER 1947)そのような変異が染色体上に反映しているかどうか, 各地の種群についてこの方法で確めるのが今後の課題である。抄択 稲葉明彦
  • 芝山 道郎, 棟方 研
    日本作物学会紀事
    1986年 55 巻 1 号 47-52
    発行日: 1986/03/05
    公開日: 2008/02/14
    ジャーナル フリー
    水稲5品種をライシメータで栽培し, 最高分げつ期から出穂期にわたって, 作物群落用反射スペクトル解析装置により, 群落の分光反射率を測定した測定波長域は460~1,600nmとした. 赤色 (660nm), 近赤外 (840nm), 中赤外 (1,100, 1,200, 1,580nm) 域の各
    バンド
    反射率間の各種演算値 (第1表) と地上部乾物量との相関関係を調べた. このうち 1,100, 1,200nm
    バンド
    は前報でその有効性を指摘したものである 1,580nm/
    バンド
    は、ランドサット (地球資源探査衛星) のセンサーに使われている比較的新しい波長の一部で植生の探査・解析用として期待が持たれている. 回帰分析を行なった結果 (第2表, 第2図a,b,c). 1. 1,100nmと1,200nmバント, または1,580nmと840nmを使った比演算及び差と和の比が, 乾物量と比較的高い相関を示し, 660 nmと840 nmバントを使う演算値よりも明らかに有効と考えられた. 2. 比演算値及び差と和の比は ,単なる2
    バンド
    間の差よりも良好な結果を与えた. 3. 近・中赤外
    バンド
    の演算値を用いた重回帰分析の結果, 乾物量600~1,300g/m2の範囲でR2=0.52を得た(第3,4表, 第3図). これらの結果により, 野外分光測定によって高い繁茂度の水稲の生体量を推定する上で1,200nm付近, 1,580nm付近の
    バンド
    の有効性が確認された. また中赤外域における作物の野外分光研究の重要性が強く示唆された.
  • ハコネサンショウウオの第4染色体の形態的変異とCバンド核型
    池部 千賀子, 天野 誠, 小泉 俊夫, 黒尾 正樹, 河野 晴一
    爬虫両棲類学雑誌
    1995年 16 巻 2 号 35-41
    発行日: 1995/12/30
    公開日: 2009/03/27
    ジャーナル フリー
    本州の4地点で採集したハコネサンショウウオの成体と胚を用いて染色体分析を行った.染色体数は2n=78であり,第4染色体の形態的変異が観察できた.津久井(神奈川県)と檜枝岐(福島県)の個体群では3つのタイプの第4染色体が存在し,立山(富山県)の個体群では2つのタイプの第4染色体が存在した.城ヶ倉(青森県)の個体群では1つのタイプだけであった.これら第4染色体の変異は,常染色体の変異であり,性染色体の形態的差違ではないと考えられる.C
    バンド
    法とR
    バンド
    法による分析では,ハコネサンショウウオの染色体の腕間に多数の
    バンド
    を得ることはできなかったが,C
    バンド
    パターンはハコネサンショウウオモドキのC
    バンド
    パターンと類似していた.
  • Ainin Niswati, Jun Murase, Makoto Kimura
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2004年 50 巻 20
    発行日: 2004/09/14
    公開日: 2017/06/27
    会議録・要旨集 フリー
  • 城取 睦, 橋場 弘道
    テレビジョン
    1970年 24 巻 3 号 190-197
    発行日: 1970/03/01
    公開日: 2011/03/14
    ジャーナル フリー
    UHFテレビ中継放送機の固体化とともに, 小形軽量な出力フィルター開発の要求が強くなった.本報告は, この要求に応じた新しい形式の出力フィルターとして, インターディジタル
    バンド
    パスフィルターと平衡形ストリップラインを使ったノッチフィルターを組合せた形式の出力フィルターと, インターディジタル
    バンド
    パスフィルターを折り曲げて, 有極形特性をもつように改良し,
    バンド
    パスフィルターのみで出力フィルターを構成したものについてまとめた.
  • 画像入力システムの設計
    横山 康明, 長谷川 隆行, 津村 徳道, 羽石 秀昭, 三宅 洋一
    日本写真学会誌
    1998年 61 巻 6 号 343-355
    発行日: 1998/12/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    絵画の記録・再現を目的とした高精度なカラーマネージメントシステムを開発した。このシステムは従来の銀塩写真システムに代わり, 高精細マルチ
    バンド
    ディジタルCCDカメラ, パーソナルコンピュータおよびディスプレイシステムによって構成される。マルチ
    バンド
    カメラは5枚の光学フィルタとエリアセンサ型のモノクロームCCDチップで構成され, 被写体の各画素の分光反射率を5
    バンド
    の画像データから推定する。フィルタの
    バンド
    数および分光透過率は, 絵の具の分光反射率の主成分分析とシミュレーテッド・アニーリング法を用いた最適化によって求めた。このようにして得られた絵画の画像は人間の色の見えを考慮して再現される。
    この論文では, 5
    バンド
    画像データからの分光反射率の推定方法とフィルタの分光透過率の最適化について述べる。
  • 第2部:筋状降雪雲の運動学が隣接する筋状降雪雲の発達に及ぼす影響
    吉本 直弘, 藤吉 康志, 武田 喬男
    気象集誌. 第2輯
    2000年 78 巻 4 号 381-403
    発行日: 2000/08/25
    公開日: 2009/09/15
    ジャーナル フリー
    2本の主風向に平行な走向を持つ筋状降雪雲(
    バンド
    IとII)が、冬期寒気吹き出し時に北海道石狩湾上で観測された。筋状降雪雲(
    バンド
    II)の運動学的構造を2台のドップラーレーダの観測データを用いて3次元的に詳しく調べた。
    バンド
    IIは石狩湾上で急激に発達した。帯状の高反射強度(最大約35dBZ)域が
    バンド
    の走向に沿って形成され、
    バンド
    IIのレーダエコー構造を特徴づけていた。
    バンド
    IIの帯状の高反射強度域は、
    バンド
    の走向に直交する鉛直断面内の循環が卓越した気流構造を持っていた。
    2本の筋状降雪雲間の相互作用を議論した。興味深い事実として、下層で2本の筋状降雪雲を繋ぐレーダエコーの橋が観測された。レーダエコーの橋は
    バンド
    Iを構成するメソγスケール対流性雲システムからの下層の外出気流に関連して形成された。下層の外出気流は時間とともに
    バンド
    IIに向かって移動し、
    バンド
    II内部に進入した。これは
    バンド
    II内部で下層の強い収束と上昇気流の強化を引き起こした。その結果、より強いレーダエコーが
    バンド
    II内部で形成され、
    バンド
    IIま急速に発達した。下層の外出気流によって
    バンド
    Iから
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    IIへ降雪粒子が輸送された。これらの降雪粒子は
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    II内部の強化した上昇気流中で急速に成長し、
    バンド
    IIの急速な発達に寄与したと考えられた。
  • 山本 好男, 橋本 肇, 中條 誠一
    日本畜産学会報
    1977年 48 巻 3 号 168-172
    発行日: 1977/03/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    家禽下垂体前葉プロラクチンのディスク電気泳動による測定法の確立を目的とし,泳動後のプロラクチン
    バンド
    の濃度と生物活性測定値との関係を検討した.1) ブロイラーの下垂体前葉ホモジネートを用い,ポリアクリルアミドを支持体とするディスク電気泳動を行い,泳動後の未染色のゲルを染色ゲルを参照しその移動度により,5分画に切断し,抽出,凍結乾燥によりえられた試料を,ハト〓のう反応により,プロラクチン活性を有する
    バンド
    の同定を行った.2) 標準プロラクチンについてディスク電気泳動と性物活性検定法の併用により,
    バンド
    の濃度と性物活性との関係を検討した.3) 1)によりえられたプロラクチン活性を有する分画を試料とし,
    バンド
    の濃度と生物活性との関係について検討を行った.その結果,(1) プロラクチン活性は,最も速く移動する第4分画中の
    バンド
    に認められた.(2) 標準プロラクチンでは,10μg-100μgの間で用量と
    バンド
    の濃度との間に直線関係がえられ,また
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    の濃度と生物活性との間に高い相関関係が認められた.(3)鶏プロラクチン活性を有する分画においては,
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    の濃度と用量との間に直線関係が認められ,
    バンド
    の濃度と性物活性との間にも高い相関関係が認められた.以上のことから,鶏下垂体前葉プロラクチン活性(含量)は,ポリアクリルアミドディスク電気泳動によっても定量的測定が可能と考えられた.
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