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5,117,090件中 1-20の結果を表示しています
  • Grover Loening
    日本航空学会誌
    1963年 11 巻 119 号 373-380
    発行日: 1963年
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 敬之輔
    デザイン学研究
    1970年 1970 巻 11 号 45-55
    発行日: 1970/03/30
    公開日: 2017/07/25
    ジャーナル フリー
    [
    1
    ] The purpose of this reserch is to make clear what type of design can give good effects to win the high readership score. At the begining I had to know what factors decide the readership score, and how to change the quality of the desing into numerical value. I have used the method of multi-dimentional analysis with the help of a computer, and got the estimation formula, with 7 kinds of factors, as follows ; A^^〜=B+C+D+K+
    aE
    +bF+cG. A^^〜=estimated values of the readership score.
    1
    ) B, C, D, K : these four factors are given as category values (so we call them); each factor is classified into several categories. B=week day, classified into 7 categories. C=pages of a newspaper, which are characterized by the kinds of articles, news, and the other reading matters, classified into
    22
    categories. D=kinds of goods and trades of the advertizement, classified into 14 catedories. K=constants, given to each 13 surveys. 2)
    E
    ,
    F
    , G : these factors are given as numerical values. G=area of advertizement, measured by the unit of column in the whole page length, being classified into 6 kinds of area (2.
    5
    , 3.
    5
    ,
    5
    , 7, 10, 15) and 15 column means a whole page, about 2,000cm^2.
    E
    ,
    F
    are the marks obtained in the design of advertizements.
    E
    =sum of the marks obtained in each design element on the advertizement.
    F
    =the marks obtained on the whole effect of the design. 3) a, b, c : coefficients Using the above formula with the category values and the coefficients, we can obtain the naked design effect from the actual value A of readership score:
    aE
    +bF=A-(B+C+D+K+cG). In this research, I used
    1
    ,829 data of readership score from 1960 to 1968, being obtained by 13 survevs, spring and autumn twice a year. The sample of size each survey was 3,541, 2,251, or 200 in the other 11 surveys. Multiple correlation coefficient between the estimated value A^^〜 and the actual value A is 0.951. The table 2^* shows the contribution indexes of each factor by 3 kinds of expression-(
    1
    ) Range : the absolute difference between the maximum and the minimum category values, (2) Standard deviations of the category values, (3) Partial correlation coefficient : the relationship between the actual values A and each factors. *see the table 2 in the thesis in Japanese. [2] The important point was in the determination of the values of
    E
    ,
    F
    .
    E
    is the sum of the marks obtained in each design element, classified into four kinds :
    E
    =
    E
    _
    1
    +
    E
    _2+
    E
    _3+
    E
    _
    4
    . design elements [table]
    E
    _
    1
    ,
    E
    _2,
    E
    _3,
    E
    _
    4
    , these values have the
    5
    grades, as 0,
    1
    , 2, 3,
    4
    and 0 is given to the design that has no attractive effect or no applicable element. And
    E
    obtain the marks of 0 to
    9
    grades as the sum of them. The values of
    F
    have also
    5
    grades, 0 to
    4
    . The principles to determine the values of
    E
    ,
    F
    are as follows : a) The marks obtained of
    E
    ,
    F
    must be the relative values among the each survey, and at the same time, they must have constancy within the same survey-the same elements of design must win the same marks obtained. b) They must be determined as to win the highest multiple correlation coefficient, when they are put into the estimation formula. c) They must be reasonable. In order to justify them, we must carry many researches on the actual condition. The frequency of accurence of each grade of
    E
    ,
    F
    values, as the table
    5
    -
    4
    , and
    5
    -
    5
    in the thesis in Japanese.
  • Kazutaka Ozono, Satoshi Komiya, Kenji Shimamura, Takaaki Ito, Akira Nagafuchi
    Cell Structure and Function
    2011年 36 巻 1 号 131-143
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/06/16
    ジャーナル フリー HTML
    To define the roles of α-catenin in cell-cell adhesion, the
    E
    -cadherin, α-catenin, β-catenin, and/or plakoglobin genes were inactivated in
    F
    9
    teratocarcinoma cells. An
    E
    -cadherin-α-catenin fusion protein (Eα) restored full cell-adhesion function and organized the actin-based cytoskeleton and ZO-
    1
    , an actin filament binding protein, in
    F
    9
    cells lacking all endogenous cadherin-catenin complex components. There were two types of cadherin-based cell-adhesion junctions in parental
    F
    9
    cells, those with ZO-
    1
    and those without ZO-
    1
    , and only junctions with ZO-
    1
    were associated with thick actin bundles. Additionally, ZO-
    1
    localized to most Eα-based cell-adhesion junctions. These data demonstrated that Eα supported cadherin-based cell adhesion and recruited actin bundles and ZO-
    1
    to cell-cell contact sites in the absence of cytoplasmic α-catenin. Moreover, the C-terminal half of α-catenin was involved in the formation of cell-adhesion junctions with ZO-
    1
    .
  • George W. Lee
    燃料協会誌
    1973年 52 巻 3 号 171-177
    発行日: 1973/03/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • Charles-Henri de NOVION, Paul COSTA
    Journal of Nuclear Science and Technology
    1971年 8 巻 10 号 600-601
    発行日: 1971/10/25
    公開日: 2008/12/19
    ジャーナル フリー
  • 小田切 孝人, 田代 眞人
    ウイルス
    2013年 63 巻 2 号 233-240
    発行日: 2013/12/25
    公開日: 2014/10/31
    ジャーナル フリー
  • 上野 千草, 松本 第佑, 丸山 記美雄
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_92-I_99
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     コンクリート舗装はアスファルト舗装よりもわだち掘れやひび割れに対する耐久性が高く,舗装の長寿命化が期待される.しかしながら,寒冷地では凍上対策を確実に実施されない場合,早期に破損が生じることが知られている.本研究では,既設アスファルト舗装をコンクリート舗装へ打ち換える場合の凍上対策として,XPS(押出法ポリスチレンフォーム断熱材)を用いた断熱工法の適用性を試験施工により検討した.断熱材の保護および路盤の品質確保のため必要となる路盤厚さの検討,断熱材の耐力照査,および熱伝導解析による断熱効果のシュミレーション結果に基づいて試験施工を実施した結果,良好な施工が可能であること,路床の支持力低下が懸念される融解期においても通常期と同等の支持力が得られること,期待される断熱効果が得られることが明らかとなった.

  • 岡本 信也, 齋藤 佑太, 山本 貴士, 前川 敬彦
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_84-I_91
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     ある道路トンネル内に使われているプレストレストコンクリート舗装(以下,PC舗装)において,縦断方向及び横断方向のひび割れが確認された.現地調査の結果,大きなひび割れが発生している箇所では,PC鋼材の破断や,たわみが大きな箇所では,PC舗装版と路盤の間に空洞の確認もされた.

     そこで,それら2つの要因が,PC舗装のたわみにどのように影響を及ぼしているかを把握するために3次元非線形FEMによる解析的検証を実施した.解析の結果,空洞の大きさの方が,プレストレス減少よりも,たわみに与える影響が大きいことが分かった.加えて,空洞が生じると,PC舗装のみで荷重に抵抗する梁形式に近い耐荷機構に変化すること,さらに,舗装表面に負曲げが生じる可能性があることが分かった.

  • 呉 悦樵, 瀬尾 彰
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_75-I_83
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     近年,空港,高速道路ならびに国道の開削調査等により,舗装の損傷における水の影響が明らかになってきた.舗装の長寿命化を実現するには,水が介在することで生じる損傷の過程を正しく理解することが大きな意味を持つ.そのためには,室内評価において,供用中の道路で実際に観測されるような損傷を再現でき,加えて耐水性能の異なるアスファルト混合物に対して,その性能差を有意に比較検討できる評価方法を獲得することが重要と考える.本検討では,既往研究で究明したアスファルトの骨材からの剥離メカニズムを踏まえ,国内・海外の試験法を参考に新たに開発した,改質アスファルト混合物の新たな耐水性評価法を提案し,さらに試験精度を高める手法も検討した.

  • 今井 宏樹, 高橋 修, 中西 弘光
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_64-I_74
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     供用中のアスファルトコンクリート(アスコン)層は,酸化や紫外線等により劣化している.このようなアスコンの疲労ダメージ状態を評価するには,実舗装から採取した切取コアの供試体を用いた疲労試験を行う必要がある.本研究では,実舗装から採取した切取コア供試体と室内で作製した熱劣化アスコン供試体に対して繰返し圧縮引張試験を行い,結果として得られる各種の粘弾性パラメータと疲労破壊回数の関係について検討した.その結果,アスコンの疲労ダメージの蓄積状態は繰返し載荷過程における位相角の変化と密接な関係があり,粘弾性パラメータとして単位位相角変化量を導入することで,疲労ダメージの蓄積のし易さを評価できることがわかった.

  • 掛札 さくら, 川上 篤史, 藪 雅行, 新田 弘之, 山本 富業
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_58-I_63
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     アスファルトコンクリート再生骨材は,場所や地域によっては複数回利用されており,その品質の低下が懸念されている.筆者らは,室内で劣化と再生を繰り返した再生アスファルト混合物や,アスファルト混合所で使用されている再生骨材を用いた再生アスファルト混合物の性状評価を室内試験により行ってきた.その結果,再生用添加剤の成分差異や,再生骨材配合率,旧アスファルト針入度が,再生アスファルト混合物のひび割れ抵抗性に及ぼす影響について知見を得ている.本研究では,実大試験工区を構築し,荷重車による促進載荷試験を行いひび割れ抵抗性の検証を行った.その結果,再生混合物のひび割れ抵抗性は,室内試験と同様に,添加剤の成分や再生骨材配合率に影響を受け,高温カンタブロ損失率等により評価可能であることを確認した.

  • 上野 千草, 松本 第佑, 丸山 記美雄
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_51-I_57
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     我が国におけるアスファルト再生骨材のアスファルト混合物への利用は1980年代から本格的に行われており,改質アスファルト混合物へのアスファルト再生骨材の利用についても検討および適用が進められてきている.しかしながら,積雪寒冷地における再生改質アスファルト混合物の長期的な供用性状の検証はなされていないのが実態である.本研究では,2001年度に国道上で再生改質アスファルト混合物の試験施工を実施し,舗設時から供用20年後まで供用性状を調査した.またコア採取を行い,ひび割れの進行方向について検討した.この結果,再生骨材の配合率が高いほど,供用により冬期の摩耗等や路面側からのひび割れが生じやすい傾向にあることが明らかとなった.

  • 山中 光一, 峯岸 邦夫, 柳沼 宏始, 小野 敏孝
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_41-I_50
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     ILブロック舗装の敷砂に天然砂(良質な砂),目地砂に珪砂等が用いられる.良質な天然砂等は高価であることから,同等の性能を有した天然砂に代わる材料を用いることでコスト削減に寄与できると考えられる.そこで,天然砂の代わりに家庭ごみを焼却して生成される溶融スラグに着目し,室内試験による材料特性の把握,実施工による現場試験の結果から適用性について検討を行った.その結果,敷砂では天然砂と同等の細粒化に対する抵抗性,目地砂としては珪砂以上のかみ合わせ効果が得られた.また,実施工した試験舗装に対する3年間の路面性状および支持力特性の調査結果から,溶融スラグを敷砂,目地砂に用いた場合でも天然砂と同等以上の性能を発揮できる可能性が示された.

  • 角 裕介, 齋藤 佑太, 曽我 恭匡, 森 重和
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_316-I_323
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     阪神高速道路は路線全体の

    8
    割が高架橋であり,特に湾岸線では鋼床版構造が多く採用されている.鋼床版上舗装の基層には,たわみ追従性が高く,かつ流し込み施工が可能で,床版上の凹凸部へ容易に充填できるグースアスファルト混合物が従来から使用されてきた.近年,道路舗装各社において,従来のグースアスファルト混合物と比較して高耐久で低臭気なグースアスファルト混合物が開発され,実用化に向けた取り組みがなされている.本稿では,阪神高速における鋼床版上舗装の長寿命化を目指し,高耐久グースアスファルト混合物の性能規定化を目的として,鋼床版上舗装の基層に求める性能を評価する各種試験を実施したので報告する.

  • 柏木 啓孝, 垣内 宏樹, 白井 英治
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_31-I_40
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     近年廃棄プラスチックの増加および流出に伴う環境汚染が社会問題となっており,その有効なリサイクル手法のひとつとしてアスファルト舗装への適用が注目されている.本検討では主要廃プラの一つであるものの,極めて高い融点と低いアスファルト親和性によりアスファルト舗装への適用方法が限られていたポリエチレンテレフタレート(PET)に着目し,アスファルト改質材として廃PETをアップサイクルする検討に着手した.検討の結果,廃PETを特定のアルコールおよびカルボン酸と化学反応させて分子構造を最適化することで,作業温度で速やかに溶融しつつ良好なアスファルト親和性を有するポリエステル系改質材を開発した.本改質材を適用した混合物では耐水性・耐油性・耐流動性等の向上が確認され,従来の廃PET適用手法に対して優れた性能を付与できることが示唆されたものの,実用化には新たなる評価法の開発などの課題が明確となった.

  • 麻上 淳平, 設楽 直柔, 平戸 利明
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_309-I_315
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     コンクリート床版において防水機能の向上および規制時間の短縮を目的に,不透水層が厚く防水工を省略できるグースアスファルト舗装の適用が検討されている.しかし,同舗装は特殊施工機械が必要であり汎用性が低い.そこで一般的な舗装機械の使用を前提に,床版に塗布した樹脂防水材をアスファルト混合物の熱によって溶融させ,アスファルト混合物に浸透・充填させることで,防水性能の高いアスファルト舗装を構築する工法を開発した.本報では本工法の空隙率と透水性状について,アスファルト系塗膜防水材,グースアスファルト混合物と比較検証を行った.その結果,本工法の樹脂防水材の最適塗布量は2.0kg/m2であり,このとき床版上面から20mmにおけるアスファルト混合物の空隙率がグースアスファルト混合物以下の

    1
    .0%にまで低下することを明らかにした.

  • 永塚 竜也, 樋口 勇輝, 斎藤 優佑, 前島 拓, 岩城 一郎
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_298-I_308
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     筆者らは,床版防水層(以下,防水層)とコンクリート表面の接着性に関する不具合を低減するために,緻密性と水分量に着目したコンクリート表面の評価手法を検討した.具体的にはコンクリートの細孔構造と含水状態を変えた供試体を作製し,透気試験と新たに考案したアスファルトの流し込み試験により,コンクリートの表面性状を評価した.さらに,コンクリートの表面性状が防水層の性能に及ぼす影響を確認するため,防水層の引張接着試験と膨れ抵抗性試験を実施した.その結果,透気係数が大きくアスファルトの流し込み試験による膨れ個数が多い場合には,コンクリートと防水層の引張接着強度が低下し,防水層の貫通孔や膨れの発生リスクが高まることを示した.加えて,コンクリートの適切な養生により緻密性を高めることで,防水層の不具合が低減する可能性を示した.

  • 立花 徳啓, 森 重和, 角 裕介, 曽我 恭匡
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_290-I_297
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     道路橋コンクリート床版の長期耐久性を確保するため,床版防水層を設ける必要があるが,雨水等の水分が床版へ浸透するのを防止する床版防水層の性能は,下地となるコンクリート床版上面のきめ深さに影響を受けると考えられている.阪神高速道路では,床版の不陸等により舗装補修工事の切削時に部分的に過切削となり,床版表面に凹凸が発生しているのが現状である.この凹凸により床版防水層の膜厚が一部薄くなる部分が生じることで十分な防水性能を確保できない可能性がある.本検討では,膜厚を確保する観点で床版上面のきめ深さの基準値を設定するため,舗装切削後に各種素地調整を実施した際の床版上面のきめ深さとそれぞれに対しアスファルト塗膜防水材を塗布した際の膜厚の関係を検討した結果について報告する.

  • 森 重和, 角 裕介, 曽我 恭匡, 立花 徳啓
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_283-I_289
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     道路橋床版防水便覧では降雨直後やコンクリート床版打設後2週間以内は,残存水分による接着力低下を懸念し,床版防水層を実施しないようにとの記述がある.しかし,阪神高速道路で実施している大規模修繕工事を対象とした場合,水分量を低下させるために2週間の工程を確保することは現実的ではない.そこで,本稿では,修繕工事における品質確保を目的として,数種類の素地調整方法を試行した模擬コンクリート床版を用いて,床版の凹凸の程度(表面粗さ)が床版水分量の経時変化へ与える影響を確認するとともに,供試体を用いた付着性試験より,床版の表面粗さと水分量が防水層の性能へ与える影響について評価した.

  • 菅原 正則, 松田 圭大, 木幡 行宏, 畑山 良二, 川端 伸一郎
    土木学会論文集
    E
    1
    (舗装工学)

    2023年 78 巻 2 号 I_274-I_282
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/02/22
    ジャーナル フリー

     ガラス発泡軽量材は廃ガラスを原料とするリサイクル軽量材である.寒冷地においてガラス発泡軽量材を地盤材料として使用する際は,凍上性や凍結融解抵抗性の確認が必要であるが,それらを検討した事例は非常に少ない.本研究は,ガラス発泡軽量材に対して凍上試験や熱伝導解析を行い寒冷地での適用性を検討したものである.軽量材は,非凍上性材料であり,凍結融解後のCBR値の低下もみられない良質な材料であった.また,粒子内に多くの間隙が存在することが確認され,その効果により一般的な砕石と比較して優位な熱的性質であることを示した.さらに,車道舗装の凍上抑制層や路盤に軽量材を用いたモデルを作成し,凍結深さの抑制効果を熱伝導解析によって明らかにした.

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