2023 Volume 7 Issue 1 Pages 63
北関東,甲信越(埼玉,栃木,茨城,群馬,山梨,長野,新潟)と南関東ブロック(東京,千葉,神奈川)は会員校の増加に伴い,2017年度より2ブロック構成となり活動を展開してきた.2022年12月現在の会員校は南関東ブロック47校,北関東・甲信越ブロック27校である.毎年新設校の加入があり会員校の増加と,教育機関として設置年数が多様であるという特徴がある.
今年度のブロック活動の目標は,社会情勢や保健師教育の動向を踏まえ,情報交換や研修を通じた会員校の交流により,各校・ブロック間で現状や課題を共有し,保健師教育の質の向上をめざすことであった.以下に2022年度の活動概要について報告する.
ブロック活動は年2回の定例会議及び研究会を実施しており,第1回を北関東,甲信越ブロック,第2回を南関東ブロックが企画・運営を担当した.いずれもオンラインで開催した.
第1回ブロック定例会議及び研究会は,2022年10月10日(月)に全保教の第10回秋季教員研修会と兼ねて開催され,36校65名の参加があった.研究会テーマは「新型コロナウイルス感染症への対応から,今,現場に必要とされる保健師の技術とは」であり,山梨県富士・東部保健所保健師岡部順子氏,山梨県感染症対策センター総長藤井充氏より山梨県内での感染症に対する取り組みと保健師教育に求められることについて話題提供いただいた.更に全保教健康危機管理対策委員会鈴木良美委員長より,委員会で取り組んでいる健康危機管理に強い保健師養成のための卒業時到達目標案や視聴覚教材活用について紹介いただいた.
第2回は2023年1月24日(火)に開催され第I部39校79名,第II部36校62名の参加があった.研究会テーマ「新カリキュラムに沿った健康危機管理対策(特に災害対策)に関する教育上の工夫」に対して「健康危機管理対策委員会で開発した視聴覚教材(災害対策部分)の紹介と活用可能性」(日本赤十字看護大学石田千絵先生)の話題提供の後,グループに分かれ意見交換を行った.参加者は健康危機管理に関する教育の現状と紹介された視聴覚教材の今後の活用について活発に意見を交わして,今後の教育に活かす学びを得ることができた.
2. 総会の運営北関東,甲信越,南関東ブロックは総会の運営に関わっている.2021年度に引き続きオンライン開催となったが,滞りなく運営にあたることができた.
ブロック定例会議や研究会はブロック会員校同士の情報交換ができる貴重な機会となっている.オンライン開催により対面開催よりも参加者は増加しており,PC画面越しであっても顔の見える関係を会員校間でつくる貴重な機会となった.今後も各会員校間での情報の共有や交流を活発にして活動目標の達成に向けて活動を充実させていきたい.
担当:宇田優子(新潟医療福祉大学)
岡本菜穂子(上智大学)
神崎由紀(山梨大学)
錦戸典子(東海大学)
山口智美(横浜創英大学)
鈴木大地(神奈川工科大学)
三橋祐子(東海大学)
和田直子(新潟医療福祉大学)