Public Health Nursing Education
Online ISSN : 2433-6890
Committee Activity Reports
Public Relations and International Affairs Committee Activity Report
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2024 Volume 8 Issue 1 Pages 47

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I. はじめに

本委員会は,協議会の目的や事業内容および保健師教育に関連する情報を国内外に広く周知すること目的とし,活動している.具体的にはホームページやメーリングリストを主たる媒体とした会員校間での情報共有,関連学会の併設展示による広報活動などを通した,効果的な広報活動をめざしている.

II. 活動内容

1. ホームページを活用した情報発信,各研修会のオンデマンド配信

トップページに時事的な情報を見出しとしたバナーを掲載し,アクセスを簡便にしている.また,情報の遅滞の無いよう,一斉メールを配信し迅速な情報提供に努め,同時にホームページへ掲載し,いつでも閲覧可能にしている.掲載内容については例年どおり事前に確認することで質を担保した.

2. メールマガジンの配信回数・内容

メールマガジンの配信回数は,これまでおよそ年4から7回であったが,2023年度は10回(第68~77号)であり,その内容は,研修会開催のお知らせや,自治体からの保健師採用募集などであった.頻度は,おおむね月1回ペースであり,緊急を要する一斉メールとの使い分けにより回数増につなげた.今後も毎月の配信を目標としていく.

3. 一斉メール配信回数・内容

一斉メール配信回数は,2018年度40回,2019年度49回,2020年度65回,2021年度52回,2022年度30回,2023年度44回であった.2022年度にはメールマガジンでの配信に置き換え,配信回数を抑制する方針としたが,今年度は配信のタイミングに合わない研修会のお知らせや厚生労働省からの通知に関するものについて,送信したため増加に転じた.

4. 関連学会での展示による当協議会活動および会員校紹介

昨年度に引き続き全保教の活動内容や成果の普及を図るとともに,会員校の教育内容紹介,学生募集の広報のため,第82回日本公衆衛生学会総会(開催地:茨城県つくば市)において併設展示を実施し,当協議会の紹介ポスターの掲示,報告書の展示,希望会員校の広報の場としてチラシ等の展示により紹介した.また,健康危機管理対策委員会により作成された視聴覚教材「健康危機管理の保健師活動 感染症パンデミック編」より,作者の許可を得て「第6章 GIS(地理情報システム)の活用」を放映した.多くの来場者が足を止め,関心を示していただいた.

III. まとめ

保健師養成校は令和6年2月現在,予備校調べで251校あり,そのうち239校(95.2%)が当協議会の会員校となっている(リクルート,https://shingakunet.com/searchList/jl_sd010/jm_sc110/js_s1030/,2024年2月1日アクセス).これは,前年度の93.9%より1.3%増えたことになる.今後,会員校の間でより有益で活用可能な情報や教材等を発信・共有できるようアクセスの媒体などを工夫・開発していく予定である.

謝辞

平素より委員会の活動を支えてくださっている会員校の皆さま,および会員校へ情報を提供してくださっている皆様に感謝申し上げます.

Biographies

担当:芳我ちより(香川大学医学部看護学科)

掛本知里(東京有明医療大学看護学部看護学科)

岡本菜穂子(上智大学総合人間科学部看護学科)

吉川悦子(日本赤十字看護大学看護学部)

小田美紀子(島根県立大学看護栄養学部看護学科)

武井勇介(山梨大学医学部看護学科)

鈴木美和(三育学院大学看護学部)

 
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