Public Health Nursing Education
Online ISSN : 2433-6890
Committee Activity Reports
Public Relations and International Affairs Committee Activity Report
[in Japanese]
Author information
JOURNAL FREE ACCESS FULL-TEXT HTML

2025 Volume 9 Issue 1 Pages 44

Details

I. はじめに

本委員会は,全国保健師教育機関協議会(以下,協議会)の目的や事業・活動内容および保健師教育に関連する情報を国内外に広く周知すること目的に活動している.具体的にはホームページやメーリングリストを主たる媒体とした会員校間での情報共有,関連学会の併設展示における広報活動などを通した広報活動が主たる活動である.

II. 活動内容

1. ホームページを活用した情報発信,各研修会のオンデマンド配信

トップページに主要な情報をバナーとして掲載し,アクセスしやすいようにしている.また,情報提供に遅滞が無いよう,一斉メール配信と同時にホームページへ掲載し迅速な情報提供に努めるとともに,随時,閲覧可能にしている.掲載内容については例年どおり事前に確認することで質を担保した.

2. メールマガジンの配信回数・内容

メールマガジンの配信回数は,2024年度は7回(第78~84号)と例年どおりであり,その内容は,研修会開催のお知らせや,パブリックコメント等委員会活動と関連付けたものであった.また頻度は,おおむね2か月に1回のペースであり,緊急を要する一斉メールとの使い分けにより,平均的な送信回数となった.

3. 一斉メール配信回数・内容

一斉メール配信回数は,2018年度40回,2019年度49回,2020年度65回,2021年度52回,2022年度30回,2023年度44回,2024年度26回であった.回数の多寡によって活動を評価できるものではないが,各委員会からの依頼内容がそれほど多くなかったこと,メールマガジンの配信として通知できたことなどが要因と推測され,必要時には遅滞なく配信できていたものと考える.

4. 関連学会での展示による当協議会活動および会員校紹介

昨年度に引き続き協議会の活動内容や成果の普及を図るとともに,会員校の教育内容紹介,学生募集の広報のため,第83回日本公衆衛生学会総会(開催地:北海道札幌市)において併設展示に参加した.当協議会の紹介ポスターの掲示,報告書の展示,希望会員校の広報の場としてチラシ等の展示機会を提供した.8校の会員校が参加された.また,今年度ははじめて,ノベルティグッズ(ロゴ入りボールペン)を作成し,配布した結果,多くの来場者が足を止め,関心を示していただいた.

III. まとめ

保健師養成校は令和7年2月現在,進学情報サイトによると251校あり,そのうち244校(97.2%)が当協議会の会員校となっている(スタディサプリ進路,2025).これは,前年度の95.2%より2.0ポイント増えたことになる.今年度,会員校の間でより有益で活用可能な情報や教材等を発信・共有できるようプラットフォームを構築することが総会により承認された.今後ますます,アクセスの媒体などを工夫・開発し,情報交換を活発化していく予定である.

謝辞

平素より委員会の活動を支えてくださっている会員校の皆さま,および会員校へ情報を提供してくださっている皆様に感謝申し上げます.

文献
Biographies

担当:芳我ちより(香川大学医学部看護学科)

武井勇介(山梨大学医学部看護学科)

岡本菜穂子(上智大学総合人間科学部看護学科)

小田美紀子(島根県立大学看護栄養学部看護学科)

吉川悦子(日本赤十字看護大学看護学部)

鈴木美和(三育学院大学看護学部)

 
© 2025 The Japan Association of Public Health Nurse Educational Institutions
feedback
Top