Palliative Care Research
Online ISSN : 1880-5302
ISSN-L : 1880-5302
Original Research
When Mothers Get Sick: Child Care and Housework Difficulties Experienced by Fathers during Their Wife’s Cancer Treatment
Ryouko NakajimaMariko KobayashiMiyako Takahashi
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2017 Volume 12 Issue 1 Pages 125-130

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Abstract

【目的と方法】本研究では,母親ががん治療をした家庭における父親の家事や子育ての困難を明らかにすることを目的とした.母親のがん診断時,0〜15歳の子どものいた家庭の父親7名に対し,1対1の半構造化面接によるインタビューを実施した.【主な結果】父親の経験した家事や子育ての困難として〈家事の負担〉〈義父母と生活するストレス〉〈学校との連絡〉の3つが抽出された.困難さを左右する関連要因は「妻の病気以前の家事経験の有無」「妻の病気以前からの義父母との同居の有無」「両実家の協力の程度」「義父母との信頼関係構築の程度」「妻の事前の手配の有無」が考えられた.よって困難さを感じやすい関連要因をもつ父親へ,家事や子育てのサポートに関する情報や,同じ境遇の父親同士で情報交換する場を提供することが検討できる.

緒言

わが国では子育て世代のがん患者が増加している.国立がん研究センター発表の18歳未満の子どもを持つがん患者の全国推定値は,年間56,143人にのぼる1).がん治療しながらの子育ては,治療にまつわる心身の負担を背負いつつ子どもを守り育てる困難と向き合うことになる.子育て中の乳がん患者356例の相談内容を分析した小澤らの調査によると,親の病状が子どもに与える影響についての相談が約40%,子どもへ病気をどう説明するかについての相談が35%を占めたという2).また,Sempleらによる,13の調査研究のレビューでは,子育て中のがん患者は,子どもにがんをどう伝えればよいのか悩み,よい親でいられないことに罪悪感を持ちつつも,子どもを守るために家庭での役割を果たそうと努力している,という共通したテーマが報告されている3)

がん患者の配偶者に関しては「第2の患者」かつ,治療およびケアの対象であると言われているが4),患者の配偶者であり,そのうえ子育て中の父親であるという体験に注目した研究は少ない.海外の先行研究において,Kimらは,がん患者の配偶者のうち,仕事と子育てという複数の役割を持つ者は介護ストレスが高いと報告している5).また,Forrestらは,母親が乳がんの家庭の父親へのインタビュー調査により,父親は母子に感情面でのサポートを行いながら,母親の病気に関する子どもの情緒的な問題に取り組み,可能なかぎり日常を維持しようと努力している,と報告している6).国内においては,未成年の子どもを持ち,妻をがんで失う夫の苦悩について調査がなされ,夫の苦悩の一つとして,子どものいる家庭生活を1人で維持する困難さが指摘されている7).わが国においては,近年母親の就労も増えてきており,また父親の育児参加については「父親も育児を分担して積極的に参加すべき」という考えが増加傾向である8).しかし,家事関連時間(家事,介護・看護,育児および買い物等)についての総務省の調査によると,女性は男性の5倍以上の時間を家事(育児含む)に費やしているという実態がある9).そうした女性中心の家庭における母親のがん罹患により,父親が経験する家事や子育ての負担は非常に大きいと推測されるが,それらに焦点化した先行研究は調べたかぎり認められない.そこで本研究では,母親の療養中,父親が家事や子育てに関してどのような困難を体験したか,その関連要因は何か,について明らかにすることを目的とした.

対象および手続き

母親ががん治療を受けた家庭における父親の経験する困難に関しては国際的にも先行研究が少なく,今回は,探索的に父親の困難を見出す必要があるため,調査方法には半構造化インタビューを選択した.調査対象のリクルートは,「CLIMB®プログラム」と呼ばれるがんになった親を持つ学童期の子どものサポートグループ(2010年8月より東京にて開催)に参加経験がある家族のうち,母親ががんの治療中または治療終了した家族の父親に対して行った.対象者25名に研究の主旨を記載した協力依頼書を送付し,協力同意が得られた7名に個別インタビューを実施した(7名の背景は表1参照).インタビュー回数は,協力者全員が常勤で多忙な父親であり,かつ母親が療養中という状況を鑑み各対象者1回とした.

表1 インタビュー協力者

調査期間は2014年7月~10月,貸し会議室等守秘性を確保できる場所で,第一筆者がインタビューを行った.開始前,インタビュアーはCLIMB®での親グループに一定期間アシスタントとして参加していたことを含めた自己紹介を行った.調査実施に先立って,研究の趣旨や個人情報の保護等について口頭および文書で説明し,同意書へ署名を求めた.また,フェイスシートに家族構成や配偶者の治療状況等を記入してもらい,それを参照しながらインタビューガイドに沿って質問を行い自由に語ってもらった.語りは同意を得てIC録音し逐語録を作成した.

インタビューガイドは以下のとおりである.

①がん診断時の家庭の状況について

②療養中の家事や子育てに関して

③がんに関する子どもとのコミュニケーションについて

④配偶者以外からのサポート享受とサポートニーズ

⑤学校や病院,地域との連携について

⑥療養生活の振り返り

6つのインタビュー項目について,「がん診断時,ご家族はどういった状況でしたか?」のようにオープンな質問を行い,協力者の回答に応じてより掘り下げた質問を行った(表2).

表2 インタビューガイド

2名のインタビュー終了後,対象者の語りやすさを考慮して質問の順番を入れ替える,より詳しく語りを引き出す質問(「大変だったことはどんなことか」,「そのときどう対処したか」等)を追加するといった見直しを行った.インタビューの所要時間は平均41.1分(35〜70分)であった.なお,本研究においては,語りのうち,父親としての子育てにまつわる困難とその関連要因を明らかにし,それに対する支援方策を見出すという目的のため,語りの中から「家事」「子育て」に関する語りに焦点を当てて,分析を行った.「家事」とは,「掃除・洗濯・炊事など,家庭生活を営むための用事」をとし,「子育て」とは「18歳以下の子どもの世話および社会生活のサポート」と定義した.

分析は,修正版グラウンデッドセオリーを参考に10),以下のように行った.まず最も多くの家事と子育てに関する困難が語られた対象者の語りから,困難に該当する語りを抜き出し,その内容ごとに〈家事の負担〉〈義父母と生活する負担〉のようにカテゴリー名を付けた.これらのカテゴリーに関して他の6名の語りも調べ,①困難の有無,②困難に関連する要因を抽出した.この過程において,新しい困難が出てきた場合は,新たにカテゴリー名をつけ,他の全員の語りに,①困難の有無,②困難に関連する要因がないかを調べた.第一筆者が一連の分析作業をした後,第二・第三筆者へ分析プロセスと結果を示し,分析に足りない視点について意見を求め,適宜修正を行った.

インタビューの逐語録作成に際しては,個人が特定できないよう固有名詞をアルファベットに置き換える等の配慮をし,録音したデータは逐語録作成後に速やかに削除した.なお,本調査は放送大学研究倫理委員会の承認を得て行った(2014年6月).

結果

7名の語りから,家事と子育てに関する困難とその関連要因が抽出された.関連要因とは,ここでは,困難を感じたり,感じなかったりすることに大きく影響を与えていると思われる背景のことを指す.以下に抽出されたカテゴリーと共に,語りを引用しながら結果を示す.なお〈〉内はカテゴリー名,「」内は関連要因,『』内は父親の語り,語りに挿入された〈 〉内はインタビュアーの発言,( )内は筆者が補足した部分である.

1 〈家事の負担〉

〈家事の負担〉は家事をしなければいけないことへの戸惑いや精神的負担感を示す.インタビューでは,2名の父親から〈家事の負担〉が語られた.

『しんどいのは洗濯(笑)大嫌いなの.洗濯は洗濯機がするんだけど,干すのが嫌いでね.』(D) 『今まで一切,家事というか,やったことがなかったんで(中略)本当に,基礎の基礎も知らないんで,包丁を持って切り方すらわからない.』(F)

Dは,毎日朝は簡単な食事の支度をして子どもが寝ている間に家を出て,夕飯は宅配弁当を利用しているとのことだった.食事の支度に関しては負担を感じないが,洗濯は辛いとのことだった.Fは,妻の病気以前の家事経験が全くなかったという.週2~3日は義母の支援があるが,義母がいない日は料理を作らねばならない.うまく作れず,子どもが食べないこともあるとのことで,負担感が強いようだった.一方で家事の負担を訴えなかった5名の語りによると,妻の病気以前から家事経験があったというケース,病気以前から義父母と同居していたというケース,実家の手厚い協力があったというケース,などそれぞれに背景があった.したがって,家事負担を抱く関連要因として「妻の病気以前の家事経験の有無」「妻の病気以前からの義父母との同居の有無」「両実家の協力の程度」が考えられた.

2 〈義父母と生活するストレス〉

〈義父母と生活するストレス〉とは,妻の療養中に,妻方の実家の支援を受けるにあたり,義父母が家に泊まるなどして一定期間生活を共にすることで生じる父親の精神的ストレスを指す.これは,家事や子育てそのものではないものの,それらと関連して生じており,父親が困難と認識しているものであるため,結果に含めることとした.義父母に家事や子育ての支援を受けていた6名のうち,2名の父親から,〈義父母と生活するストレス〉が語られた.

『(義父母が)いてくれたんだけど,ちょっと合わなくてね(中略)その時は多分,精神的に,辛かった.』(D)

『日常生活も,ストレスがたまりますんで…自分の母じゃなく,義理母とも一緒に,住まなきゃいけないし』(F)

Dは妻の入院中に義父母と2カ月間生活を共にし,Fは妻の入退院の繰り返しや,通院治療をしている2年間,週2~3日,泊りがけで家事や子育ての支援のために来てもらっていた.義父母と生活するストレスを訴えなかった父親のうち1名の父親から,その背景として義父母との良好な関係が築けていたことが語られ,「義父母との信頼関係構築の程度」が,負担感を左右する関連要因として考えられた.

3 〈学校との連絡〉

〈学校との連絡〉とは,子どもの学校生活を円滑に進めるための持ち物等の連絡や懇談会や運動会などの行事への親の参加可否等について学校と連絡を取り合うことである.1名の父親から,〈学校との連絡〉に関する困惑が聞かれた.しかし,具合が悪いながらも妻が指示をしてくれるので,それに従いながら対処したとのことだった.

『最初は自分もそういうの(学校の催しものなど)出てなかったのでわからなかったんで,最初の取っ掛かりが,どういう風にすればいいのって.〈その時は,どのように乗り越えられて〉それは,妻は体調は悪いなりに,言ってはくれるので,それを,したと』(G)

この1名含め全員が,妻自身が事前に学校・保育園に連絡し,自分の入院スケジュールやその間の家庭の状況等について伝え,学校や保育園との連絡の行き違いを防いだり,学校や保育園側から配慮が得られたりするように手配していたと語っており,「妻の事前の手配の有無」が困難さを左右する関連要因として考えられた.

考察

本研究は,母親ががん治療を受けた家庭における父親の家事や子育てをめぐる困難に関して,調べたかぎり日本で初めての研究である.結果として,父親の経験した困難として〈家事の負担〉〈義父母と生活するストレス〉〈学校との連絡〉の3つが抽出された.

家事への戸惑いや負担感を示す〈家事の負担〉についてみると,本研究の協力者は皆,妻の療養中もフルタイムで仕事を継続しており,生活の中で新たに家事という役割が加わることの負担は大きかったと推察される.〈家事の負担〉を訴えた2名の妻は専業主婦であった.西野は「男性は外で働き女性は家庭を守るべきである」という性別役割分業意識について,妻の職業が夫の役割分業意識に有意に作用するとしている11).妻が専業主婦である家庭の父親は家事経験に乏しく,いざ役割を担おうとしても何をすべきかわからなかったり,慣れずに時間がかかったりと現実的な困難に直面するだけでなく,本来自分の役割ではないと考えていた家事を担うことに対する精神的負担を感じていた可能性もある.療養中の家事に関する現実的・心理的負担の程度を推測しつつ,利用可能な家事サポートサービス等の情報提供をすることも支援の一つと考えられる.

また,〈家事の負担〉を訴えた2名は,支援に訪れた〈義父母と生活するストレス〉も訴えていた.〈家事の負担〉に関して,実家から手厚い協力があったとしても,それが父親自身の親ではなく,妻の父母からの協力であることも多い.義父母からの支援の場合,〈家事の負担〉が軽減される一方で,〈義父母と生活するストレス〉が付加される場合もあることを理解する必要があるだろう.さらに,2名に共通する背景として,妻が転移や再発をしているという特徴もあり,入院が長期化したり頻回になったりすることで父親の家事や子育ての負担感が増していた可能性も否めない.

〈学校との連絡〉について,家事や子どもの世話と比較すると,母親が懇談会のために学校に出向いたり,担任と手紙や連絡帳のやりとりをしたりといった形で行われるため,実際に何をしているか父親には見えにくい.そのため,実際に父親がそれを担おうとした時,まず何をどこからやったらよいか,という戸惑いが生じやすいと思われる.

〈家事の負担〉の関連要因としての「妻の病気以前の家事経験の有無」や,〈義父母と生活するストレス〉の関連要因としての「義父母との信頼関係構築の程度」,〈学校との連絡〉の関連要因としての「妻の事前の手配の有無」などは,いずれも妻の病気以前からの,家族内での役割分担や実家との関係を含めた家族のあり方と言える.この家族のあり方という視点で見ると,今回検討した関連要因のほかにも,妻の病気以前の父親の子育て関与の程度や,母親と父親の子育てや家事に関する情報共有の程度など,さまざまな要因が推察できる.これらが,母親が療養中に父親が直面する困難に影響している可能性を考え,今後さらなる調査を行う際の視点としたい.

今回の結果からわかったことは,妻の病気以前の家事経験がない,実家の協力が得られにくい,などの背景を持つ父親は,家事や子育ての困難を感じやすいということである.これらの背景を確認したうえで,支援ニーズが高い父親に対しては,家事や子育てのサポートに関する情報提供を行うことや,同じ背景を持つ父親同士で家事の進め方や家事サポートの資源の情報,学校との連絡の取り方など,日常生活の工夫をシェアできる機会を設けるなどの支援が検討できる.

若いがん患者のいる家族は子育て中であることが多く,非常に強い心理的ストレスを抱えていることが示唆されている12).その心理的ストレスの大きな要素として,食事や入浴などの子どもの世話をめぐる困難が語られることを想定していたが,具体的な困難に関する語りは全般的に少なかった.協力者の子どもの多くが,母親のがん診断時にはすでに就学していたことや,子どもの世話をしてくれる保育園などのリソースを持つ者が多かったことが,子どもの世話についての困難が語られなかった背景として考えられる.また,本研究の対象者ががんになった親を持つ子どものサポートグループに参加した家族の父親であったことも一因だろう.インタビューに応じた父親は,妻と一緒に子どもの送迎を行い,7名中5名は任意参加の親グループにも参加していた.妻のがんという危機的状況の中で,子どもの情緒面のサポートのために行動するということは,普段から子育てに関心を持ち,父親として子どもを守り育てることを大切にしており,困難を感じにくかった可能性がある.さらに,がん患者の家族・配偶者であるがゆえの心理的な対処や適応努力によるものとも考えられる.大西によると,患者の家族は,がんではない健康な自分が苦しさを訴えることにためらいを感じ口に出さないことが多く,その苦悩が周囲から過少評価されることがあるという4).また,青柳は,がん患者の配偶者が辛さを表明しないのは,受け入れがたい現実への直面を避け自身を守る対処でもある,と指摘している13).がん患者を妻に持つ父親は,自身の辛さや困難を表出しにくい状態にあるのだと考え,寄り添う,支援者の姿勢が必要だと思われる.

研究の限界と課題

今回の研究ではリクルート可能だった7名を対象として調査,分析を行ったが理論構築のためには研究協力者数は十分ではなかった.協力者を増やし,より多くの父親の体験を知ることが,今後の課題の一つである.家事や子育ての困難に関する語りは予想に反して少なかったがリクルートにおける偏りや,がん患者の家族・配偶者としての心理的対処や適応努力の点に加え,妻のがん診断からの期間が5年以上の者が2名おり,当時のことを想起するのが難しかったこと等が影響していると考えられる.また,インタビューでは母親ががん治療をした家庭における父親の経験を幅広く聴取しており,妻の療養中の家事や子育てに焦点化したものではなかった点も影響したと思われる.これらの課題を踏まえ,より多くの対象者の現状を把握するために,得られた知見を活かしつつ,アンケート調査等を作成・実施し,父親の困難さとその支援方策を探っていきたいと考えている.

結論

本研究では,母親ががん治療をした家庭における父親の家事や子育てをめぐる困難を明らかにすることを目的とした.結果,〈家事の負担〉〈義父母と生活するストレス〉〈学校との連絡〉という3つの困難が抽出された.困難を左右する関連要因として,「妻の病気以前の家事経験の有無」「妻の病気以前からの義父母との同居の有無」「両実家の協力の程度」「義父母との信頼関係構築の程度」「妻の事前の手配の有無」が考えられた.よって困難を感じやすい関連要因を持つ父親に対し,家事や子育てポートに関する情報提供等の支援を検討する必要がある.

謝辞

お仕事や奥様の療養中の家事・子育てにお忙しい中,貴重な時間を割いてインタビューにご協力くださったお父様方に,心よりお礼申し上げます.また,英文抄録作成にご協力いただいたJ.R.Valera先生に深く感謝致します.

本研究は,平成25〜27年度国立がん研究センターがん研究開発費「充実したがんサバイバーシップに向けた多角的支援モデルの開発に関する研究(研究代表者:高橋都)(25-A-18)」の分担研究「がんになった親と子どもに関する研究(分担研究者:小林真理子)」の助成を受けています.

References
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  • 12)  Vannatta K, Ramsey RR, Noll RB, et al. Associations of child adjustment with parent and family functioning comparison of families of women with and without breast cancer. J Dev Behav Pediatr 2010; 31: 9-16.
  • 13)  青柳道子.がん患者の配偶者のソーシャル・サポートに関する体験.日がん看会誌2012; 26: 71-80.
 
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