Response to comment on the study titled “Analysis of indium in indoor air in the workplace by electrothermal atomic absorption spectrometry”

我々の短報^1）の，2種類の空気中インジウム濃度測定法の関連を示した回帰直線の傾きについて，図3と本文中の記述に齟齬があるとの原田先生のご指摘^2）に，心より感謝申し上げます

ご指摘を踏まえて確認しましたところ，本文中の回帰直線の傾きの記載に誤りがあり，正しい回帰式はy＝1.008xでした．なお，図3および相関係数には誤りはありませんでした．投稿の際の確認が不十分であったことを深くお詫び申し上げ，以下のとおり訂正いたします．

 

産業衛生学雑誌63巻1号

電気加熱原子吸光光度計を用いた作業環境の空気中インジウム分析

3．結　果　4頁右段3行目

誤：y＝0.966x（相関係数r＝0.974）となった（図3）．

正：y＝1.008x（相関係数r＝0.974）となった（図3）．

4．考　察　5頁右段11行目

誤： y＝0.966x（x, ICP-MS測定値；y, ETAAS測定値；相関係数，r＝0.974）

正： y＝1.008x（x, ICP-MS測定値；y, ETAAS測定値；相関係数，r＝0.974）

利益相反

利益相反自己申告：申告すべきものなし

文献

• 1)  永滝陽子，中野真規子，大前和幸，ほか．電気加熱原子吸光光度計を用いた作業環境の空気中インジウム分析．産業衛生学雑誌　2021;63:1–5.
• 2)  原田浩二．「電気加熱原子吸光光度計を用いた作業環境の空気中インジウム分析」について．産業衛生学雑誌2021; 63: 323.