抄録
一昨年3月, クームス教授は日本学術振興会 (JSPS) の招聘により来日されましたが, その折に「クームス教授を歓迎する会」(発起人代表 森亘先生, 世話人代表 福岡良男先生) 主催により札幌, 東京, 京都, 福岡の4ヵ所で「Coombs Reaction」と題した来日記念講演会が開催されました. クームス反応は輸血領域において最も重要な検査の一つであり, それは医学, 医療の場に多くの益をもたらしました. 先生の御好意によりその来日記念講演の内容を掲載致しました. なおクームス教授は現在, 英国ケンブリッジ大学の病理学教室の教授で免疫学的部門を担当されております.
