京都大学
1995 年 37 巻 11 号 p. 1017-1025
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生活環境周辺には普段,意識しないリスクが存在する。環境中におけるラドンもその一例である。他方,ベネフィットとしては最近話題にされている低線量域におけるホルミシス効果だけでなく,古くから高濃度の温(鉱)泉水が医療・療養に用いられている。本稿では,このようなリスク-ベネフィット評価の基盤およびPublic perceptionや総合的な安全評価基準設定に資することを主な目的として,諸外国を含めた環境中とくに地下水・飲用水中のラドン濃度レベルを総括した。
日本原子力学会和文論文誌
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