Enzyme Laboratory, National Food Research Institute
2002 年 14 巻 75 号 p. 35-50
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糖質を加リン酸分解する酵素はその反応の可逆性を利用して基礎、応用両面から興味が持たれる酵素であるが、加水分解酵素、合成酵素に比べてその研究例は少ない。しかしながら最近になり加リン酸分解酵素の高い立体特異性を生かした糖鎖合成への応用などから新規な加リン酸分解酵素の発見が報告されるようになった。本稿では、これら加リン酸分解酵素の研究例を示すことにより、それらの特性および応用の可能性について概説する。
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