經營學論集
Online ISSN : 2424-2047
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第88集 公共性と効率性のマネジメント─これからの経営学─
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院生セッション
[09]インドのインフラ整備における官民パートナーシップ(PPP)の現状と課題
*フヤル モハン
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p. G9-1-G9-9

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抄録

本稿は,インドのインフラ整備における官民パートナーシップの現状と課題について検討する。近年インドでは,公共サービスやインフラ整備の必要性が高まってきていることからインド政府は(Public Private Partnership,以下,PPP)民間部門の参加について議論されている。また,インド政府により提供されていたインフラの整備が規制緩和や民営化,官民パートナーシップ(PPP)など民間主体により提供される領域が増えてきている。つまり,公共提供と民間提供の役割関係の量的と質的な変化も見られてきている。そして公共サービス,とくに社会インフラであるHard InfrastructureではPPPの導入が増え,教育,医療,保険,環境公益事業といった曲型的な公共サービスまでも民間部門の領域になっている。そこで本研究では,インドのインフラ整備に官民パートナーシップがどのような形で,導入されそれらの種類と経緯を研究対象にすることにした。その結果,PPP導入件数領域が増加。加えて,インドのPPPを促進にPPP法制度の統一する必要があることを把握できた。

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