日本原子力学会 年会・大会予稿集
2006年春の年会
セッションID: I01
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燃料再処理
溶融塩電解析出法を用いた乾式再処理の開発 
電解槽内の電位、濃度モニターの開発
*山村 力星 政義前川 英己佐藤 譲明珍 宗孝小藤 博英
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抄録
 レア・アースやアクチニドの溶融塩浴中におけるイオン種は単純ではない。特に複数の電荷を有するイオン種の存在は電解効率を低下させる要因となる。また、電極反応により低価のイオン種を生ずる場合もある。また、電解浴中のO2-イオンは化合物形態を支配する因子である。本研究では、電解中、in-situでイオン種およびO2-イオンの種類や濃度を計測するための金属イオンモニターおよび酸化物イオンモニターの開発と測定の最適化を企図した。主としてNaCl-2CsClを溶媒とし、NdCl3を溶質と太場合についてモニターの動作原理を確認するとともに、定量性、感度を検討し、電解還元機構を検討した。
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© 2006 一般社団法人 日本原子力学会
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