日本原子力学会 年会・大会予稿集
2008年秋の大会
セッションID: A16
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原子炉設計
地震に対する機器耐力に関する研究
ゲート弁試験
*廣瀬 次郎鈴木 謙一福西 史郎
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抄録
耐震設計上重要である電動弁の動的機能維持評価については、現在一律の機能確認済加速度(6×9.8m/s2)が設定されている。耐震設計審査指針では、残余のリスクを考慮しそれを可能な限り小さくするよう求めていることから、実機の電動ゲート弁を対象に弁の機能限界(耐力)を把握するため、現行の設計地震レベルを超える領域で加振試験を実施した。加振試験の結果、地震時のリスクに影響しない加速度レベルまで機能維持が確認された弁については、その値を耐力として評価した。
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© 2008 一般社団法人 日本原子力学会
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