日本原子力学会 年会・大会予稿集
2011年春の年会
セッションID: N19
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RF空洞,レーザーコンプトン
非破壊核種分析用エネルギー回収リニアックのためのスポーク空洞の最適化計算
*沢村 勝永井 良治西森 信行羽島 良一
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抄録

レーザーコンプトン光による非破壊核種分析法に用いるエネルギー回収型リニアック(ERL)の超伝導加速器として、スポーク空洞の研究を行っている。従来の楕円型の超伝導空洞に比べ、スポーク型の超伝導空洞はHOMカップラーや入力カップラーを空洞側面に取り付けることが可能で、空洞全長を短くできるなどの利点がある。電磁波解析コードを用いてERLに適したスポーク空洞形状の最適化計算を行っている。最適化すべきパラメータとして、加速電界に対する最大電界や最大磁界の比率、R/Qなどがあり、多目的最適化をする必要がある。そこで遺伝的アルゴリズムを用いた多目的最適化計算を行っているので、その結果を発表する。

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© 2011 一般社団法人 日本原子力学会
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