MOSRAシステムの燃焼計算モジュールの開発

抄録

モジュラー型炉心解析コードシステム(MOSRA)の開発の一環として、点燃焼計算モジュール(MOSRA-Bacon)、200群衝突確率法に基づく2次元格子燃焼計算モジュール(MOSRA-SRAC)、および両モジュールを組み合わせて使用するSuper-Baconを開発した。これらのモジュールは、JENDL-4.0等に基づく最新の核反応断面積、核分裂収率データ、半減期データ等を用いて、崩壊熱や放射能評価等に必要な核種生成量の燃焼変化を精度よく計算することができる。