日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: H16
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確率的な核セキュリティ評価に関する研究
*寺尾 憲親鈴木 美寿
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
2001年9月11日の米国同時多発テロ以来、原子力施設における核セキュリティリスク評価の必要性は高まってきている。日本の原子力施設における核セキュリティシステムの有効性評価においては、防護性能の確率は分布を持たない理想的な1点データとして取扱ってきた。実際には、検知機器の測定誤差や人為的なミスなどの不確定な点が多いため、システム有効性の確率は分布を持つとして取扱う必要がある。本研究では、仮想の原子力施設を設計し、個々の防護措置が確率分布を持つとした際のセキュリティリスク評価を試みる。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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