日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年秋の大会
セッションID: H18
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規制行政上の意志決定における専門委員会の在り方に関する検討
澤田 哲生*森本 俊雄
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
我が国の原子力規制においては「学識経験者」による専門委員会が多数形成され、行政の意思決定を補佐している。これは行政の意思決定に最新の知見等を反映させる上では有効ではあるが、意思決定に要する期間の長期化や責任所在の不明瞭化等の問題を引き起こす可能性がある。米国では1972年に連邦顧問委員会法(FACA)を制定し、連邦政府が設置している各種の顧問委員会の活動や運営費用、必要性等を連邦議会で審議されている。この米国の取組み等を参考に、我が国の原子力規制行政における顧問委員会の在り方を検討した。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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