抄録
むつの格納容器外底部の雰囲気線量は1~10マイクロSv/hであり、二次的な汚染が無く、計算上クリアランスレベル以下の機器であっても確認はできていない。このため、雰囲気線量を遮蔽して非破壊のin situ測定を行い、放射化レベルを知ることは今後の検討に有用である。測定対象機器として二次的な汚染が無い緊急用フィルタ廻り及び原子炉室床(二重底内底板)を選定した。 可搬型スペクトロメータを用いて遮蔽体無しで当該機器のスペクトル測定を行い、Co-60からのガンマ線ピークを確認した。次にクリアランスレベル相当の放射能であれば検出されるような遮蔽体等の条件を計算により求め機器のスペクトル測定を行った所、ピークは検出されず、クリアランスレベルよりかなり低いこと及び他の核種のピークもないことを確認した。