日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: H10
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パルス中性子源を用いた遅発中性子解析法の開発
(1)雑音解析法による核物質探知への応用
*山口 善正三澤 毅生南 貴浩高橋 佳之八木 貴宏卞 哲浩
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
パルス中性子源と放射線検出器を利用してコンテナ貨物内に隠匿された核物質を未開封で探知する手法の確立を目指している。探知手法として遅発中性子に着目した雑音解析手法を考案し、手法の有効性を検証するために、京都大学臨界集合体実験装置(KUCA)において実験を行った。その結果、従来の雑音解析法では核物質の探知が困難であった未臨界度が非常に深い体系に対して、複数の検出器を用いて本手法により測定を行うことで核物質の有無を検知できることが確認できた。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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