日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: F11
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再処理施設における放射性物質の移行挙動に関する研究
(6)コールド基礎試験(その3)FP濃度の影響
*田代 信介松本 哲也片岡 修天野 祐希阿部 仁山根 祐一吉田 一雄石川 淳内山 軍藏上田 吉徳藤根 幸雄野島 康夫小玉 貴司中野 正直松岡 伸吾
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抄録
高レベル濃縮廃液が設計上の想定を超えて、沸とうして乾固状態に至る過程までの放射性物質の放出挙動に係るデータをビーカー規模のコールド試験により測定している。本報告では、高レベル濃縮廃液の模擬廃液(模擬廃液)が沸とうして乾固状態に至る過程までの模擬FP元素の気相への移行割合に対する模擬廃液中のFP濃度の影響を調べた結果を報告する。模擬廃液原液ならびに酸濃度が原液と同じになるように硝酸水溶液で希釈した試料を加熱した。模擬廃液試料から気相に移行したガス状ならびに粒子状Ruを含むガスを凝縮器等に導いて捕集した。捕集した試料中の模擬FP元素量はICP-MSを用いて定量した。気相への移行割合のうち、Cs、Ndは約8×10-7~約4×10-6(-)で希釈倍率の違いによる差は認められなかった。Ruについては、約4×10-3~約4×10-2(-)であり、希釈倍率にほぼ比例した結果が得られた。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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