日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: I13
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レーザーコンプトンガンマ線を用いた二重閉殻核Ca-40の核共鳴蛍光散乱実験
*静間 俊行早川 岳人宮本 修治堀川 賢宇都野 穣
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
ニュースバル蓄積リング施設において、レーザーコンプトンガンマ線を用いて二重閉殻核Ca-40の核共鳴蛍光散乱ガンマ線の測定実験を行った。ガンマ線ビームの偏光面を垂直方向と水平方向に変えて、散乱ガンマ線の角度分布の測定を行ない、多重極度(E1またはM1)を決定した。また、殻模型計算を行い、M1遷移強度の実験値との比較を行った。その結果、Ca-40の閉殻構造に大きな破れがあることがわかった。本講演では、実験結果および殻模型計算との比較分析の結果について報告する。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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