日本原子力学会 年会・大会予稿集
2013年春の年会
セッションID: I52
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シンチレータスタック型全方向ガンマイメージャの開発検討
*河原林 順高橋 時音富田 英生高田 英治井口 哲夫
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
原子力大規模災害時には放射性物質の漏えいを伴うことがあり、その際に放射性物質の存在位置、核種、量等の情報が、迅速に取得できることが望ましい。特に初期の対応において、作業者あるいは住民に対しどの方向からどのような放射線が入射するかは、人的防護の観点から重要であり、入射方向の測定可能なハンディタイプの検出器が望まれる。現在、様々なガンマカメラの開発がすすめられているが、検出効率やあるいは測定可能視野が制限され、迅速な測定には向いていない。そこで、全方向に感度を有し、入射方向、付与エネルギーの測定可能な高効率ガンマイメージャの開発を目標として、各種検討を実施した。
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© 2013 一般社団法人 日本原子力学会
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