日本エイズ学会誌
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見おとし、手おくれ、時間ぎれ?
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2004 年 6 巻 4 号 p. 374

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抄録

HIV感染症を疑うべきなのに見落としていませんか?
対応が遅れてしまったりしていませんか?
初診にスポットをあてて、現在のHIV診療の問題、今後の不安について考えていこうと思います。
…時間切れにならないために。
過激な題となりましたが、決して冗談ではありません。
HIV抗体検査をするきっかけ、陽性告知、受診する医療機関、医師やスタッフとの関係、社会制度、そして本人をとりまく環境。今後のさらなる感染者増加を考えれば、将来のHIV診療には多くの問題があります。
「今さら考えても遅い」というような事にならないため、今回はまず初診に関連した問題から話し合っていきましょう。
なお今回は、初診時に便利な資料を作成し、当日の参加者へ配布できるように準備をすすめています。いっしょに参加して、みんなで今後の医療について考えましょう。

© 日本エイズ学会
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