医療法人茜会昭和病院は、一般病棟、特殊疾患療養型病棟、回復期リハビリテーション病棟、介護療養型病棟があり、402床のベッド数のうち240床、4単位が介護療養型病棟である。当病棟は介護療養型病棟の一つで、介護度4・5の患者様が全体の92%であり、中でも胃瘻造設患者様が全体の20%を占めている。胃瘻造設は胃チューブに比べ、不快感・合併症が少なく、管理しやすいなどの利点があり、在宅も可能となる。そこで、在宅を想定した指導を早期に取り入れ、有効かつ効果的に在宅移行出来るようアプローチを試みた結果、成果が得られたのでここに発表する。