海洋理工学会誌
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総説・展望
バイオ・ロギング技術による新たな海洋研究の展開
内藤 靖彦
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2003 年 9 巻 2 号 p. 185-189

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抄録
バイオ・ロギング技術は、音響技術やテレメータ技術同様に水中動物の行動や環境を観測 する手法として発達した。当初はTDRと呼ばれる連続水深記録計として利用されていたが、 デジタル技術のシンポと共に多様なセンサーの組み込み、大容量メモリーの利用と高速サン プリングなどによる動物と環境の高度な情報を計測する測器として発展した。この手法によ る研究は、動物の行動、姿勢、3次元位置情報、海洋の種々の環境など多岐にわたる情報の 集積と解析を可能にし、海洋動物の行動、生態、生理の研究に新しい側面を開いたばかりで なく、海洋を3次元に移動する動物を海洋の新たな情報収集源とすることにより従来困難で あった新たな海洋研究の展開も期待できる。
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