Aus dem Anatomischen Institut der Mediz. Fakultät Okayama
1951 年 2 巻 1 号 p. 95-101
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
宗族-と個体発生に伴ふ赤血球の超構密度の変化を染色法により観察した. 脊椎動物の赤血球では, 魚類のものが最も疎構であり, 両棲類のものが最も密構である. 両棲類以上の動物では, 宗族進化の順に赤血球の構密度が小となる. 個体発生中の〓胎の赤血球は発生の初期に構密度が大であり, 発育が進むにつれて次第に構密度を減ずる. 両棲類から哺乳類までの宗族の進化に伴ふ赤血球の超構密度の変化が〓の個体発生中に再演されることが認められた.
Archives of Histology and Cytology
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら