青森市民病院医誌
Print ISSN : 0914-7500
当科におけるグレカプレビル・ピブレンタスビル配合剤の成績
和田 豊人 他
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2021 年 24 巻 p. 38-

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抄録
通称、「パン(pangenotype)」と呼ばれる、すべてのジェノタイプに効くグレカプレビル・ピブレンタスビル配合剤の当科での治療成績をまとめてみた。sustained virological response(以下SVR)で評価した。当科のSVR24は75%であった。 ガイドライン¹⁾の成績は100%と、当科の成績は見劣りするが、中断例、脱落例があったためである。副作用はガイドライン¹⁾とは異なり、かなり見受けられた。ただ、再治療例では、全例SVR24を達成した。
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