文学と教育
Online ISSN : 2424-1156
Print ISSN : 0287-6205
『右大臣実朝』と取組んで
荒川 有史熊谷 孝佐藤 嗣男夏目 武子山下 明鈴木 益弘
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1975 年 1975 巻 91 号 p. 2-11

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抄録

昨年の夏の集会で、太宰文学がすぐれた抵抗の文学であることを確認しあった私たちは、『右大臣実朝』へと研究の歩を進めた。その道は平阻ではないが得るものは大きかった。鴎外・芥川・井伏・太宰と"私たちの文学史"はますますその姿を明確にしてきた。これは私たちの『右大臣実朝』研究の中間総括と展望とである。

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© 1975 文学教育研究者集団
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