千葉県農林総合研究センター研究報告
Online ISSN : 2185-1808
Print ISSN : 1883-5295
カンショ育種における効率的な交配組合せの探索
雨宮 昭彦
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キーワード: カンショ, 育種, 交配組合せ
ジャーナル オープンアクセス

2011 年 2011 巻 3 号 p. 61-66

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抄録
カンショ育種における第一段階である,個体選抜を効率的に行うための交配組合せを明らかにした。 これまでに実施した交配組合せの中で,現在の個体選抜基準を満たす個体を生む確率の高い,効率的な組合せは,「ベニアズマ」×「ベニまさり」,「ベニまさり」×「ベニアズマ」,「太白」×「0316-3」,「千葉2号」×「0316-3」,「0219-3」×「ベニアズマ」,「0302-2」×「ベニまさり」,「安納芋」×「ベニまさり」,「太白」×「0202-2」,「ベニコマチ」×「0319-1」の9種類である。 一方で,「クリマサリ」×「ベニアズマ」,「コガネセンガン」×「ベニアズマ」,「ベニアズマ」×「ベニコマチ」,「ベニコマチ」×「春こがね」は,供試15組合せからは全く選抜されておらず,排除すべきである。 個体選抜効率が高い交配組合せからは,千葉番号を付与した良食味の優系統も育成されており,大量採種組合せの候補になり得る可能性を示唆している。
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© 2011 千葉県農林総合研究センター
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