CHEMOTHERAPY
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泌尿器科領域におけるCefmenoxime (SCE-1365) の使用経験
秋山 喜久夫内田 睦三品 輝男渡辺 泱海法 裕男
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1981 年 29 巻 Supplement1 号 p. 824-830

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抄録

京都府立医科大学附属病院およびその関連病院において, 複雑性尿路感染と診断された31症例にCefmenoxime (CMX, SCE-1365) を投与した。投与方法は, 1回500mg1日2回筋注投与で5日間投与したもの27例, 1回1~2g1日2回点滴投与で5日間投与したもの4例であった。UTI薬効評価基準に従えば, 著効3例, 有効22例, 無効6例で有効率は80.6%であった。また除菌率は84.8%であった。副作用に関しては, GOT, GPTの上昇を示した1例があったが, 本剤投与と時期を同じくして抗癌剤を併用しており, 本剤の影響とは断定し難い。

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