CHEMOTHERAPY
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産婦人科領域におけるCS-807の臨床的検討
石川 睦男川村 光弘清水 哲也芳賀 宏光斉藤 聡史溝口 久富山崎 知文牟禮 一秀長谷川 天珠石川 雅嗣柴田 繁男斉藤 豊一山口 正幸
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1988 年 36 巻 Supplement1 号 p. 890-893

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抄録

新たな経口用セファロスポリン系抗生剤で, β-lactamaseに対しても安定なCS-807の産婦人科領域における臨床効果を検討し下記の成績を得た。
1) 産婦人科の骨盤内感染症19例中, 1例の著効, 15例の有効, 3例の無効とすぐれた臨床効果を得た。
2) 外性器感染症4例は全て有効であり, その他の感染症1例も有効と全例効果をみた。
3) 副作用は全例に認められなかった。

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© 社団法人日本化学療法学会
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