抄録
鳥インフルエンザウイルスに対するポビドンヨード (PVP-I) 製剤のウイルス不活化効果をin vitroで検討した。各種PVP-I製剤 (PVP-I消毒液, PVP-I手指消毒液, 速乾性PVP-I手指消毒液, PVP-I含嗽液, PVP-I喉用液および動物用PVP-I消毒液) はH5, H7およびH9亜型の鳥インフルエンザウイルスとわずか10秒間反応させることにより, ウイルス感染価を検出限界以下に低下させた。したがって, 各種PVP-I製剤は鳥インフルエンザウイルスを効果的に不活化する作用を有すると考えられた。