ケモインフォマティクス討論会予稿集
第31回情報化学討論会 東京
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口頭発表
水溶解度予測QSPRモデルの適用範囲を定めるための分類モデルに基づくアプローチ
*右田 啓哉荒川 正幹船津 公人
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p. O6

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抄録

近年、未知の化学構造に対するQSPRモデルの予測信頼性を知るために、ADという概念が注目されている。本研究では有機化合物のQSPRモデルのADをロバストに定義でき、かつ汎用的になりうる手法として分子構造記述子のレンジや1クラスSVMモデルを検討した。2種の水溶解度データについて線形・非線形回帰手法などを適用して得た計6個のQSPRモデルについて検討した結果、1クラスSVMを用いた場合に安定したADが得られることを確認した。

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© 2008 日本化学会
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