ケモインフォマティクス討論会予稿集
第37回情報化学討論会 豊橋
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ポスター発表
植物における二次代謝産物の効能と立体構造の関係に関する研究
*大棚 勇輝白井 剛金谷 重彦Md. Altaf-Ul-Amin杉浦 忠男小野 直亮佐藤 哲大中村 由紀子桂樹 哲雄
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p. P20

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抄録
オミックスに基づいた種分化に関するデータベースシステムを開発することはビッグデータバイオロジーにおいて最も重要なテーマである。この目的を達成するために、メタボロミクスに関する多くの研究に役立つKNApSAcK Family DBsは開発された。本研究では、ネットワークアルゴリズムに基づいた3次元構造と代謝物の生物活性間の関係性を分析するための手法を開発した。KNApSAcK Metabolite Activity DBで報告された2,072種の二次代謝産物と140種の生物活性から構成されたデータセットを本手法に適応すると、統計的に有意な983対の構造グループ-生物活性を得た。総じて、代謝物の3次元構造と生物活性間の関係を体系的に分析し、生物活性における化学構造の役割を検討した。
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