ケモインフォマティクス討論会予稿集
第38回ケモインフォマティクス討論会 東京
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ポスター発表
化合物の特性をドラッグライクに成長させるwebサービスの構築
*新井 直樹吉川 舜亮安尾 信明中嶋 悠介吉野 龍之介関嶋 政和
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p. 104-105

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抄録

Structure Based Drug Discovery (SBDD)では、標的となる蛋白質の構造に対して、ヒット化合物の探索が行われる。ヒット化合物が得られた後に、活性をあげたり物性を改善するなど、化合物をよりドラッグライクな化合物へと変化させていく。本研究では、実際に合成が可能であるように化合物の成長を行うことが可能となるよう、Hydrogen Bonding Donor (HBD), Hydrogen BondingAcceptor (HBA)の数、安定性の増加に関与する合成ルールを多段階に適用することで化合物をドラッグライクに変化させることを可能にした。さらに、webサービスとして実装することで、ユーザがヒット化合物を得た後に、インタラクティブに合成ルールを確認しながらヒット化合物から合成可能なドラッグライクな化合物群を獲得することを可能にしている。

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