ケモインフォマティクス討論会予稿集
第40回ケモインフォマティクス討論会 山口
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ポスター発表
電子状態インフォマティクスによるFatty Acid Synthase (FAS) 阻害剤の構造活性相関に関する研究
*井手尾 俊宏杉本 学
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p. P14-

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抄録

Fatty Acid Synthase (FAS) 阻害剤である33 個の分子について電子状態計算を行い、電子的類似度を算出して、各分子の活性を示す数値(半数阻害濃度)との相関を調べた。また、分子の構造的類似度についても同様に半数阻害濃度の数値との相関を確認した。電子的類似度の相関係数は0.79、構造的類似度の相関係数は0.47 となった。従って、今回検討した分子群の薬理活性に対しては、電子的類似度がより優れた記述子であると言える。

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