抄録
新潟第三系において, 続成作用にともないスメクタイトにイライト(2八面型)が増加することがすでに報告されているが、緑泥石についてはほとんど報告がない。田村(1993)は基礎試錐「東頚城」(1990)、「新潟平野」(1990)においてスメクタイト/緑泥石混合層鉱物の局所的存在を報告している。これらはいずれもX線回折線のみから判断しており、自生であるかどうかは十分でない。 薄片や走査型電子顕微鏡を用い、自生かどうか検討し、EDSにより緑泥石の分析をおこない、緑泥石の続成作用にともなう組成変化の検討をおこなった。