粘土科学討論会講演要旨集
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第48回 粘土科学討論会
セッションID: A12
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赤外線分光光度計を用いた地すべり粘土の簡易同定法について
*氏家 亨丸茂 克美中川 さや香
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抄録
地すべりは、地下水の通り道となっている箇所で、風化を受けることにより岩や堆積物が粘土化し、その部分がすべり面となって発生する。すべり面深度の迅速・正確な判定は、その後の対策に大きく役立つが、従来はコアによる目視判定などが主流であった。本研究では、現場にも搬出が容易な赤外線分光光度計を用いて、地すべりを発生させる粘土を簡易的に同定する手法の開発に望んだ。
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© 2004 日本粘土学会
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