粘土科学討論会講演要旨集
Online ISSN : 2433-0582
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第53回 粘土科学討論会
セッションID: A19
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吸着密度の変化によるポルフィリン分子間エネルギー移動効率の向上
*石田 洋平江川 剛小野寺 真吾高木 慎介増井 大嶋田 哲也立花 宏井上 晴夫
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抄録
 植物の光合成では、色素が規則正しく配列した光捕集系で効率よく光エネルギーを吸収し、そのエネルギーを反応中心へ効率よく伝達している。当研究室では、カチオン交換性を有する粘土シート上にカチオン性ポルフィリンを高密度かつ非会合状態で吸着させることに成功している。本検討では、粘土上での吸着密度を変化させたポルフィリン分子間でのエネルギー移動反応に着目し、エネルギー移動効率の向上を目的とした。分子間距離の違いにより効率が変化するという知見を得た。
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© 2009 日本粘土学会
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