粘土科学討論会講演要旨集
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第53回 粘土科学討論会
セッションID: A28
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粘土を主成分とした耐熱防湿フィルム
*手島 暢彦蛯名 武雄水上 富士夫
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抄録
現在、粘土を主成分とし、少量の有機化合物を添加したフィルムの開発が行われている。それらの多くは、粘土を水へ分散させ、水溶性の有機化合物を添加し製膜されている。そのため、水や水蒸気に対して弱く、加湿条件下での使用は困難であった。また、太陽光発電システムにおいて、耐熱性、防湿性に優れるバックシート材料の開発が課題となっている。そこで、太陽光発電システムの封止材料をターゲットとして、耐水性および水蒸気バリア性に優れる防湿フィルムの開発を行った。
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© 2009 日本粘土学会
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