粘土膜をガスバリア層とする炭素繊維強化プラスチック製水素タンクの開発

米本 浩一; 山本 雄太; 安部 孝一朗; 蛯名 武雄; 手島 暢彦; 関川 秀雄; 奥山 圭一; 中野 正雄

doi:10.11362/cssj2.53.0.81.0

第53回粘土科学討論会

セッションID: P25

DOI https://doi.org/10.11362/cssj2.53.0.81.0

会議情報

主催: 日本粘土学会

共催: 資源・環境関連材料部会, 資源・素材学会, 資源地質学会, ゼオライト学会, 地盤工学会, 日本化学会, 日本火山学会, 日本鉱物科学会, 日本セラミックス協会, 日本第四紀学会, 日本地学教育学会, 日本地球化学会, 日本地質学会, 日本土壌肥料学会, 日本熱測定学会, 日本ペドロジー学会, 農業農村工学会, 岩手大学工学部

粘土膜をガスバリア層とする炭素繊維強化プラスチック製水素タンクの開発

*米本浩一, 山本雄太, 安部孝一朗, 蛯名武雄, 手島暢彦, 関川秀雄, 奥山圭一, 中野正雄

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キーワード: 粘土, ガスバリア, 燃料電池, 水素タンク

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抄録

著者らは，軽量化と低コスト化を期待して研究されている複合材製の水素タンク用の樹脂ライナーに替わるものとして，産業技術総合研究所が開発した粘土膜「クレースト®」と炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を交互に積層複合化し，水素ガスバリア性に優れた新しいコンセプトの複合材製水素タンクの研究開発を行っている．本稿では，粘土膜複合化CFRPの優れた水素ガスバリア性を紹介し，自動車用燃料電池向けの高圧水素ガスタンク試作の現状について報告する．

責任著者(Corresponding author)

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