流通情報
Online ISSN : 2433-9784
Print ISSN : 0389-7672
統合報告書を中心としたサステナビリティ実現への取り組み事例紹介
橋本  公尚
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

2024 年 55 巻 5 号 p. 34-43

詳細
抄録
三菱食品では、一般には伝わりにくい「食品卸売業」という業態の果たす社会的機能や役割、更には知的資産をステークホルダーに周知するため、昨年度より統合報告書を発行している。本稿では「三菱食品 統合報告書2023」を基に、当グループが設定する4つの「サステナビリティ重点課題」のうち、環境問題対応の「2030年目標」として挙げられる[1]CO2排出量削減、[2]TCFD、[3]Scope 3に焦点を当て、主に脱炭素への取り組み事例を紹介する。 具体的には、CO2排出量を削減するために環境配慮型の電力や車両を導入し、サステナビリティに取り組む業界のリーディングカンパニーとして主体的にTCFD開示を行っている。また、TCFD提言に沿った指標・目標としてのScope1、2において自社の事業活動に伴うCO2排出量削減ロードマップを策定することに加え、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル実現に向けてScope3の可視化にも着手している。
著者関連情報
2024 公益財団法人流通経済研究所

This article is licensed under a Creative Commons [Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International] license.
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
前の記事 次の記事
feedback
Top